本記事は、Apple Musicの「学割プラン」について解説します。
音楽サブスクサービスの「Apple Music」では、学生を対象とした約半額のプラン「学割プラン」が提供されています。
今回は、その「学割プラン」の登録方法・条件・手順、また、「高校生は利用できる?」や「卒業した人」や「社会人」が利用できるか?についても解説します。
2022/06/25 追記
Apple Musicの学生プラン(Student)の月額料金が変更され、480円→580円となりました。
もくじ
Apple Musicの学割こと「学生プラン」とは?
Apple Musicの「学割」こと学生プランとは、学生への割引が適用されたプランです。
▽通常の個人プランとどのように違うのか?については、こちらをご覧ください。
学生プラン | 個人プラン | |
---|---|---|
月額 | 580円 | 1,080円 |
利用条件 | Apple Musicの定める「学生」であること | 特になし |
登録可能期間 | 最大48ヶ月 | 特になし |
割安な価格の代わりに「学生である」という証明が必要なこと、また登録・利用できる期間に限りがあることなどの違いがあります。
以下より、それぞれについて詳しく解説していきます。
Apple Musicの「学割」料金
Apple Musicが提供する「学割」プランとは、サブスクリプション料金が通常から約半額の580円に減額することができるプランです。
2022年6月に100円の値上げを行ったものの、個人プランの約半額となる価格設定はできるだけ節約したい学生には嬉しい設計になるでしょう。
ただし、Amazon MusicやSpotifyなども同様に学生プランを提供していますが、Apple Musicの値上げ前価格である「480円」に留まっていますので、この100円の差額をどうみるかが検討ポイント。
Apple Musicの学割に登録できる「学生」の定義
Apple Musicの「学生プラン」における「学生の定義」は、以下のいずれかとなっています。
- 大学生(短期大学・大学院含む)
- 高等専門学校(高専生)
- 専門学校
のみとなっており、いわゆる「高校生」となる高等学校と義務教育ある中学生以下は今回ご紹介する「学生プラン」を利用することができません。
また、社会人の場合でも今までApple Musicでの学生プラン利用がなく、後述する学割統合サービスの「UNiDAYS」に認証可能な場合、学割価格を適用することができます。
Apple Musicで学割が適用できる期間
学割が適用できる最大期間は48ヶ月となっています。
丸4年という期間は大学在学中の期間全てをカバーできるように、という設定になっています。
ただし、6年制大学や留年などの理由によって「学生」である期間が48ヶ月以上になったとしても、その期間を超えて利用することはできません。
卒業後、学生プランの契約はどうなる?
登録していた学校を卒業後、もしくは最大期間の48か月を使い切った場合は、学生プランが利用できなくなります。学生プランが継続できず終了となるパターンは以下のようなケースがあります。
在学証明が完了できず、卒業とみなされ終了するパターン
まず、1年ごとに学生であるかの確認のために「在学証明」を行う必要があります。
▼更新確認の時期が来た場合、Apple Musicアプリを起動すると、このように「学生登録情報を確認してください」と表示されます。
この時に利用資格を確認をタップし、移動した画面先(UNiDAYS)画面にて学生である証明ができなかった場合、自動的に卒業とみなされ、学生プランの終了、同時に個人プランへの移行が行われます。
「もう学生ではありません」を選択し終了するパターン
▼こちらの画面でもう学生ではありませんを選択した場合も、自己申告で学生プランの終了・卒業したとみなされ、学生プランの終了・個人プランへの移行が行われます。
48か月が経過したパターン
学生証明ができたとしても、学生プランの最大期間は48ヶ月となっていますので、6年制の大学や留年して4年以上の在学期間があり学生証明が行えたとしても、Apple Musicの学生プランは継続できない形となります。
Apple Musicの『学割』である「学生プラン」に登録する方法
Apple Musicを初めて登録する場合
▼まずはこちらのリンクにアクセスし、Apple Music 上で提供されている料金プランが3つ表示されますので、学生を選択し、利用資格を確認をタップします。
▼そうすると次の画面ではブラウザに切り替わりメールアドレスと学校名を入力する画面が表示されますので自身の持つアドレス・学校名を入力します。
2つのフォームへの入力完了したら、続けるボタンをタップします。
▼次に学校名の確認画面が表示されますのでWEBサイトへ移動をタップします。
▼次の画面に映ると学校ごとの ID 確認画面が表示されますので学校から提供されているIDとPASSワードを入力して認証を進めることができます。
認証が完了することで学生プランの開始をスタートさせることができます。
既に個人プランを利用中で学生プランに変更する場合
次に、それに個人プランを利用していながら、学生プランに変更する方法をご紹介します。既に登録が完了している場合は非常に簡単にプランの変更することができます。
▼今すぐ聴くタブの画面右上に表示されているアカウントアイコンをタップ。
▼そうするとアカウント管理の画面が表示されますのでサブスクリプションの管理をタップします。
▼次の画面では今現在の登録状況が表示されますのですべてのプランを表示をタップ。
▼学生プランはStudentに該当しますのでこちらをタップ。
▼次に学生プランに関する簡単な説明が表示されます。この画面でも利用資格を確認をタップして手続きを進めていきます。
▼ここからは初回登録時と同じようにメールアドレスと所属している学校名を入力して認証を進めていくことができます。
認証画面で表示される『UNiDAYS』とは?
学校機関の認証画面で表示される「UNiDAYS」とは一体何かというと、 イギリスやアメリカなど世界19カ国の教育機関が登録する認証連携サービスで、 所属している教育機関側のサーバーが持っているIDなどの情報をUNiDAYS側のサーバーに送ることにより、その機関に所属していることをApple側に証明してくれるというサービスです。
このサービスにより、「自身が学生である」という証明・認証を行うことができます。
Apple Musicの『学割』を解約し個人プランに戻す方法
卒業などのタイミングで所属が教育機関ではなくなるタイミングで個人プランに移行する必要があります。
学生プランから通常の個人プランに戻す方法は、
▼今すぐ聴くタブ→アカウントアイコンで表示される「アカウント」画面にてサブスクリプションの管理をタップします。
▼次に表示される画面にてIndividualを選択することでプランの切り替えを行うことができます。
『学割』『学生プラン』を持つその他の音楽サービスと比較
今回ご紹介した「学生プラン」はApple Music以外の音楽サービスでも提供されています。
▽音楽サブスクのおすすめ比較はこちら。
LINE MUSIC
LINE MUSICも学生プランの提供を行っており、480円/月という価格設定になっています。
LINE MUSICでは無料プランでも楽曲をフルで聴くことの出来るサービスを行っていますので、そちらもチェックしてみましょう。
Amazon Music Unlimited
Amazonの月額音楽サービスでも学生プランの提供を行っています。
料金は480円/月で利用することができます。
Spotify
Spotifyの場合、学生プランに絡めたキャンペーンも展開されており、初月無料の特典も付きます。
料金は480円/月で利用可能。
Youtube Music
YouTube Musicでも学生プランの提供を行っています。
また、Youtube Musicの場合、基本月額料金が480円/月になるのに加え、初回3ヶ月無料という特典が付きます。
Youtube Musicは米津玄師がダウンロードできる唯一の音楽サービスになっています。
Apple Musicの『学生プラン』以外のプランは?
Apple Musicにおけるプランは「学生プラン」以外にも
が用意されています。
個人プランが最もスタンダードな有料プランとなっており、ファミリープランは月額1,680円で合計6人までアクセス可能にすることができる権利を有します。
それぞれで個人プランに加入してしまっているご家族の場合は、ファミリープランを利用するほうが圧倒的にお得になりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はApple Musicの学生プランについて詳細をご紹介させていただきました。
学生期間という限られた時間ではありますが、 Apple Music のこのようなサービスをうまく活用しお金に余裕がない時期も頑張って乗り越えて行きましょう!
Apple Music以外の音楽サブスクサービスで学割プランが提供されているのは、Spotify/ YouTube Music/Amazon Music Unlimited/LINE MUSIC となり、いずれも料金は480円です。