この記事は、インスタグラムの「ストーリー」を非表示にする方法を解説します。
インスタグラムのストーリーは24時間限定で公開できるコンテンツですが、そのリアルタイム性のため、誰か特定の人に見せたくない、というパターンもあります。
今回は、インスタストーリーの「非表示」機能について、非表示の方法・解除・非表示がバレるかどうか・非表示時のハイライトについて解説します。
自分のストーリーを特定の人に表示させない方法
自分がストーリーを配信する側で、特定の人には見せたくない、という場合、ユーザーを指定して非表示設定にすることができます。
非表示に設定されたユーザーは、今後自分がストーリーを更新しても自分のストーリーを見ることは無くなります。
非表示にする方法は以下の方法があります。
- 非表示をそのユーザーのプロフィール画面から設定する
- 自分の設定画面から非表示ユーザーをまとめて設定する
- 「親しい友達」グループを作成し公開範囲を設定する
- 非公開アカウントに設定しフォロワーのみ閲覧可能に設定する
- コメント拒否やシェアボタンの非表示のみを行う方法
⑤については、実際非表示にはなっていませんが、見ているユーザーのストーリーへのリアクションを制限するものとなりますので併せて紹介します。
それぞれの方法は以下より解説します。
ストーリーを見せたくない人を選んでプロフィールから設定する方法
非表示にしたいユーザーは、そのユーザーのプロフィールページから非表示の設定を行うことができます。
自分のストーリーを見せたくないユーザーのプロフィールページにアクセス後、
▼画面右上の…をタップ、
▼表示される選択肢の中からこの人にストーリーズを表示しないをタップします。
▼そうすると、「(ユーザー名)にあなたのストーリーズが表示されなくなります。」というメッセージが表示され、以後、このユーザーからストーリーを見られることはなくなります。
この設定を行った後は、自分がストーリーを更新しても、相手の🏠ホーム画面上で自分のストーリーが表示されず、また、このユーザーが自分のプロフィールページに訪れたとしてもストーリーを表す丸型のアイコンが表示されなくなります。この状態は、自分がハイライト設定しているストーリーも同様です。
複数ユーザーをまとめてストーリー非表示に設定する方法
インスタグラムの設定画面からも自分のストーリーの閲覧者をコントロールすることができます。
▼自分のプロフィール画面を開き、右上の≡をタップ。
▼設定とプライバシー→ストーリーズと動画を非表示
▼ストーリーズとライブ動画を表示しない人をタップ。
▼次にユーザー一覧が表示されますので、✓をつけて、自分のストーリーを表示しないユーザーを指定します。
最後は、画面右上に表示されている完了をタップして、終了です。
ここで指定したユーザーは以後、自分のストーリーを見ること(自分が見られること)はありません。
「親しい友達」機能を使って非表示ユーザーを設定する方法
インスタには、特に親密度の高いユーザーを定義する「親しい友達」という機能があります。
その「親しい友達」を作ってユーザーのグループを作成しておくことでそのユーザーにのみ表示するストーリーを作成することができます。
以下に、「親しい友達」グループを作成し、そのグループのみに作成したストーリーを公開する方法を解説します。
▼まずプロフィールページ左上の≡から親しい友達をタップ。
▼今現在自分がフォローしているユーザーのリストが表示されますので、自身がストーリーを公開しても良いと思うユーザーをタップして✓を付け完了をタップします。
▼そして、ストーリー作成完了時に親しい友達が表示され、このボタンをタップすることで、先程選択したユーザーのみの公開、とすることができます。
非公開アカウントに設定しフォロワーのみ閲覧可能に設定する
アカウント全体の設定自体が変わってしまいますが、「ストーリーズはフォロワーだけに見せたい」という方には、アカウント自体を非公開アカウントにしてしまうのも一つの手段です。
ただし、フィード投稿も併せて閲覧がフォロワーだけになってしまう点に注意が必要です。
▽非公開アカウントに設定する方法は、以下の記事を御覧ください。
コメント拒否やシェアボタンの非表示のみを行う方法
ストーリーズ自体は非表示になりませんが、コメント拒否の設定を行うことができます。
▼コメント拒否の設定は、設定とプライバシー→メッセージとストーリーズへの返信から、ストーリーズへの返信を選択。
▼表示されたページでフォロー中の人にのみ返信を許可するかストーリーズへの返信を許可しないの2択からコメント拒否の設定を選択できます。
さらに、ストーリーズを閲覧している最中に表示されるシェアボタンを非表示にする設定もあり、
▼設定とプライバシー→シェア・リミックスからストーリーズへの投稿とリール動画のシェアを許可するとメッセージでのストーリーズのシェアを許可をオフにしておきます。
こうすることで、ストーリーズのシェアができないようになります。
閲覧自体は可能なまま、このような設定でストーリーズへのリアクションを大幅に制限させることができます。
ストーリー非表示設定を解除する方法
非表示設定にしたユーザーを解除し、再度表示させる・見れるようにするには、
▼設定→プライバシー設定→ストーリーズ→ストーリーズを表示しない人をタップして表示される非表示ユーザーリストの✓を外すことで、
以後、そのユーザーは自分のストーリーを見ることができるようになります。
ストーリーの非表示設定は相手にバレる?
ここまでご紹介したようなストーリーの非表示設定のアクションを行ったときに、指定されたユーザー(非表示にされたユーザー)に気づかれる・バレることはあるのでしょうか?
基本的にストーリーの非表示設定がバレることはない
基本的に非表示を行ったユーザーに非表示への対処がバレることはありません。
その理由として、
- 非表示設定したタイミングで通知などが送信されない
- プロフィールページでストーリーが見えなくても「削除された」ことと判別がつかない
の2点の理由が挙げられます。
このことから、自分がストーリーを非表示にしたことに対して相手方にバレることはありませんが、以下の事柄をきっかけに非表示されたユーザーが「自分が非表示設定の扱いにされた!」と気づくケースがあります。
「ハイライトが見れなくなった」という変化から気づかれる可能性
以下の状況の場合、「自分が非表示設定された」と疑われる・気づかれるケースがあります。
プロフィールのハイライトがなくなっていることが気づかれる
▼非表示設定がなされたユーザーは、プロフィールページにアクセスしても、このように表示されているストーリーの「ハイライト」が非表示になります。
この「突如としてプロフィールのハイライトがなくなった」という変化は、自分が相手を非表示にしたと気づかれるきっかけとなります。
別のアカウントはハイライトが引き続き表示されている場合は確実に「非表示」
もし、その非表示にした相手ユーザーが複数アカウントを持っており、「別アカウントはハイライトが表示される」ということに気づいた場合、非表示にしたことが確定的となりますので、そこで初めて非表示扱いにしたことが「バレる」ことになります。
ストーリーを非表示にする際の注意点
ハイライトの非表示化で非表示設定した相手にバレる可能性
上述している通り、非表示設定を行ったユーザーが自分のページに来訪した際にそれまでプロフィールページ上で見えていた丸型アイコンのストーリー(ハイライト)が見えなくなっていることに気づく可能性があります。
もちろん、自身で削除を行い非表示になった場合と見た目の違いがありませんので、閲覧したユーザーが「非表示にされた!」と必ず考えるわけではありません。しかし、複数のアカウントを所持している場合、Aのアカウントではハイライトが見れて、Bのアカウントではハイライトが見えない、となった場合、自分が非表示にされたことが明らかになりますので、そのあたりが注意点となるでしょう。
非表示にしても外部ツールなどで閲覧できる
さらに注意したい点が、インスタのストーリーは、ログインせずとも閲覧できる非公式の外部ツールが存在する、という点です。
▼こちらの記事で紹介している「iStory for Instagaram」を使用すると、ログイン無しで、特定のアカウントのストーリーを閲覧することができます。
このことから、
- 非表示にしても完全な閲覧のシャットアウトは難しい
- 「突如ストーリーが見れなくなった→外部ツールでは引き続きストーリーをアップしている」ということが行われると、非表示設定がバレる
ということが起こりえますので、注意が必要です。
▽ストーリーを足跡つけずに閲覧する方法の詳細は以下の記事を御覧ください。
インスタストーリーの非表示化に関するよくある質問
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、インスタのストーリーを非表示にすることについて解説しました。
SNSでは誹謗中傷等様々なストレス要因があり、それらはできるだけ真っ向から対峙せずうまく躱すべきだと思います。そんな中、インスタグラムではこのように「非表示」によってうまく遠ざける機能が用意されていますので、便利に活用しましょう。