【音楽アプリ比較】『Spotify』vs『Apple Music』。登録するならどっち!?徹底比較




日常生活においてユーザーの生活に密接に関わって使われる音楽アプリというジャンル。

その音楽アプリも大手からベンチャーまで数多くのサービスが展開されている中でやはりSpotifyという新進気鋭のサービスと時価総額世界最高となった Apple 展開する Apple Music は多くの人が音楽サービスとしての比較検討されているかと思います。

今回はその大手サービスについて実際のところどちらが本当に登録すべきサービスなのかも費用面・楽曲のラインナップ・操作性・配信アーティストという網羅的な視点で比較を行ってみましたので登録利用を迷われている方は是非参考にしてみてください!

今回比較したポイント

今回比較したポイントは以下の6つです。

  1. 無料/有料 それぞれできること
  2. 料金
  3. 通信量
  4. 配信アーティスト
  5. 楽曲数
  6. 操作性

どちらのサービスも月額金額としては少なくない費用を支払うことになりますのでどちらか一方を登録した後に後悔がないように、特に価格面と相対するサービス面で比較を行ってみました!

【音楽体験】無料/有料 それぞれできること

無料/有料 Spotify Apple Music
音楽体験
無料プランでできること 聴き放題可能
ただし、
※広告あり
※強制シャッフルプレイ
※スキップ機能の制限
なし
有料になるとできること 任意の楽曲の再生
ダウンロード・オフライン再生
任意の楽曲の再生
ダウンロード・オフライン再生

さて、まずはそれぞれのサービスで受けることができる音楽体験について、「無料or有料」という切り口で比較してみました。

Spotifyの無料プランの凄さ

まず注目すべきは「Spotify」の無料で聴き放題ができる、ということ。それにはいくつかの制約や広告表示があるものの、本当に嘘偽りなく「無料で聴き放題」を可能にしています。しかも「◯ヶ月無料!」などのキャンペーンなどではなく、です。

ここで表記している「強制シャッフルプレイ」と「スキップの制限」については、要するに「好きな曲だけを聴かせない」という制限ですが、実際は好きなアーティストで存分に聴くことができますので、特定のアーティストのファンにとってはこの上ない喜び…!

それと比較してApple Musicについては、無料プランでは特にできることはありません。また、他の音楽サービスでは無料会員でも楽曲の視聴(30秒程度の再生)は可能になっているケースがありますが、それすらもできない仕様。

有料プランはほぼ同一か

2サービスの有料プランを比較すると、ほぼ同一のサービス内容になっています。

細かい所の差異だと、

  • Apple Music→Apple Watchで聴き放題楽曲の再生が可能。
  • Spotify→PlayStationでも再生可能。

など、再生できるプラットフォームやデバイスに差異が存在していたりします。

個人的には、Apple WatchとAirPodsのみでジョギングを行ったりしますので、Apple Musicの有料版登録ではじめて利用できる「聴き放題xApple Watch」はかなり大きな恩恵があります。

音楽体験のまとめ

音楽体験で申し上げると、有料版の内容はそれほど大きな違いはないものの、Spotifyの無料版がApple Musicのみならず他サービスも含めて圧倒的に合理的な状況です。

今回の主題である「どちらに登録すべきか!?」の本質的な答えとしては、

お金がなければSpotify。

お金があれば使いやすい方。

という粗い答えになってしまいそうです。

料金

Spotify Apple Music
料金体系
通常プラン 980円/月 980円/月
ファミリープラン 1,480円/月 *最大6人 1,480円/月 *最大6人
学生プラン 480円/月 480円/月
年払い 11,760円 9,800円

次に、有料版へ登録する場合の、料金体系の違いについてまとめてみました。

なんというか、申し合わせたようにほぼ一緒。

唯一違う点が年払いをした際のオトク度としては、

  • Spotify→0円
  • Apple Music→1,960円

と、Spotifyが特段まとめ払いのメリットが無い点に対して、Apple Musicはおよそ2ヶ月分オトクな計算になります。

通信量

Spotify Apple Music
通信量
最低音質 24kbps 128kbps
最高音質 320kbps 256kbps
最低音質で60時間(1日2時間x30日)聴いた場合の通信量 0.61GB 3.29GB
最高音質で60時間(1日2時間x30日)聴いた場合の通信量 8.23GB 6.59GB

次に、それぞれ一定時間聴取した場合の通信量について、まとめてみました。

音質の設定変更について

Spotifyに関しては、My Library>右上ネジアイコン>音質からストリーミング時の音質を、

  1. 低音質
  2. 標準音質
  3. 高音質
  4. 最高音質

の4つから選択することができ、最も低い水準にある「低音質」に至っては24kbpsという数値になっています。

Apple Musicについては、最低・最高と差異はあるものの、自分で任意の調節はできず、ネットワーク接続の状態によってアプリが自動で判断して音質を変更するようです。

そのように考えると、Spotifyの方が自由度が高く、月々の通信利用状況や直近の通信量に応じてユーザーが任意で通信を節約できたりします。

また、この場合でもWiFi環境下でストリーミング再生を行った場合は、キャリアが設定するギガ数の容量を消費することはありませんので、基本的にWiFi環境でアプリを使用される方は、常に最高音質で利用していても全く問題ありません。

更に、有料登録を行い、楽曲をダウンロードしてからのオフライン再生をした際は、一切の通信量はかかりませんので、その辺りは有料課金を行う上で、直接的なメリットになるかと思います。

1ヶ月の合計通信量(想定)について

毎日2時間利用した想定で通信量を計算してみたところ、

Spotifyの場合、低音質に設定すると、なんと1ヶ月で1GBにも達しない計算になりました。

Apple Musicの場合は、低い設定でも3GBは超えている状況になっています。

未だ月々7GBの制限がある方が多い中、Apple Musicの3GBは約半分弱を音楽に占めることになり、圧迫させる原因になりそう。

Spotify「やばくなったら設定を下げる」という選択肢がありますので、そういった意味ではやはりここでもSpotifyの方が融通が効くということになりそうです。

配信アーティスト

さて、お次はやはり気になる「どのようなアーティストの楽曲を配信しているのか」というところ。いくら無料で聴き放題だからと言っても目的のアーティスト・楽曲が聴けなかったら意味はなし、ということで、「利用の判断基準になりそうなアーティスト」を独断と偏見で選ばせていただき、Spotify/Apple Musicそれぞれで配信が行われているかどうか、確認してみました!

 
  Spotify Apple Music
男性ボーカル バンド
米津玄師
Buck Number
Radwimps
amazarashi
HANDSIGN
ONE OK ROCK
三代目 J Soul Brothers
ジャニーズ
関ジャニ
King & Prince
女性ボーカル
あいみょん
西野カナ
安室奈美恵
Aimer
AKB48
宇多田ヒカル
K-POP
防弾少年団
TWICE
BIGBANG

こちらをご覧いただき、「果たして、比較表にする意味が合ったのか?」と問われそうなくらい、

両サービスが同じ!

という結果になりました…。

おそらく各音楽レーベルの中で「聴き放題サービス提供楽曲枠」というものが存在し、いずれのサービスでも一律で出ているものが一緒になっていると推測されます。

また、いくつかのアーティストに言及すると、

  • Radwimps←全曲ではなく、各アルバムから抜粋される形式で一部楽曲が配信中。
  • 安室奈美恵←他アーティストとのコラボ楽曲は配信あり。単体アーティストとしての楽曲はなし。

となっています。

はたしてどこの聴き放題が「米津玄師」を先に配信するのか?

直近の気になるところがこちら。

紅白に出る前から絶大な人気があり、ボーカロイド楽曲を制作していた「ハチ」時代の頃からファンが居る米津玄師。

聴き放題に出す・出さないは所属する音楽レーベル側の意向が強く反映されますが、彼の場合「ソニー・ミュージック・レコーズ」で自社以外の配信流通には少し渋い印象があるため、今後の動向が注目されます。

楽曲数(2019年2月現在)

こちらも重要な指標となる「配信楽曲数」。

Spotify Apple Music
楽曲数 4000万曲 5000万曲

上記の通り、配信楽曲数で言うと、Apple Musicの方が多い結果となりました。

ただし、この◯千万曲という表現方法、以前から違和感を持っています。

…というのも、たいてい何でも揃っていると感じることができるカラオケの「JOYSOUND」の配信楽曲数が、28万曲(2017年7月時点)とのこと。

あれだけ大抵の曲をカバーしていながら28万曲で事足りるということは、

数千万曲がどれだけオルゴールなどのカバー曲で曲数が水増しされているか!?

ということになります。

ですので、ホームページなどで謳われている「何千万曲!」という文言は、「探している楽曲が見つかる確率」とは直接結びついていない、と想定しています。

操作性

数値的・内容的なデータでの比較はココまで十分にやってきましたが、やはり日常的に使う音楽アプリだからこそ

  1. 目当ての曲にいち早くたどり着きたい
  2. 最小の作業で検索を行いたい
  3. 起動直後のトップ画面の使いやすさ

などいろいろな点が求められると思います。

操作性については上記の観点で両アプリがどのように実現しているか検証してまいりたいと思います!

全体的な使い勝手を左右する「フッタータブ」

アプリ画面下部分。大抵のアプリが機能を表現したアイコンを並べています。「目当ての曲へのアクセス」で言うと、この「フッタータブ」が最もその使いやすさを左右します。

そこで両アプリの「フッタータブ」を比較してみました。

▼まずこちらがSpotifyのフッタータブ。

Home / Search / My Libraryと非常にシンプルでそれぞれのアイコンやその名称を見ただけで「その先のページに一体何があるか」が容易に想像できます。

▼そしてこちらがApple Musicのフッタータブ。

ライブラリ、検索はなんとなくわかりますが、「For You」、「見つける」、「Radio」はこの画面からだとどのような機能があるかわかりにくいですね。

個人的な主観に依存する部分もありますが、私としては、Spotifyが遥かに使いやすい設計になっていると思います。

検索のしやすさ

そして、「この曲あるかな!?」と思った時に出会いがあるかを左右する「検索機能」についての比較。

▼こちらがSpotifyの検索画面で「ra」とだけ入力した画面。

入力途中で候補が出現する「インクリメンタルサーチ」という手法でできるだけ少ない入力作業で目当てのアーティスト・楽曲が表示される配慮がなされています。

▼そしてこちらがApple Music内で「ra」と入力した画面。

こちらもインクリメンタルサーチの機能が実装され、少ないタイプ数で目当てのものが表示される工夫がなされています。

この検索面については、どちらのアプリもアーティスト名だけなどではなく、「該当するアーティストの関連アルバム」も同時に表示するデザインになっていますので、挙動も含めて作り込まれていることを感じます。

起動直後のトップ画面

アプリを起動した時に一番表示されていてほしいのが、「今から聴く曲を既に出していること」と推測します。

その前提で、両アプリがどのようなトップ画面になっているのか確認してまいりたいと思います。

▼こちらがSpotifyのトップ(Home)画面。

まず表示されるのが「今月リピートで聴いた音楽」。次に「再生した曲」と続きます。

このデザインについては、とてもユーザーの日常使いに配慮した設計になっていると感じます。リピートした曲がユーザーにとって最も重要な楽曲と判断しており、よほど毎回違う曲を再生される方は別として、毎日のルーティーンに取り入れられるための設計と言えます。

▼そしてこちらがApple Musicのトップ画面。

こちらも「最近追加した項目」を上部に出しつつも、もっともベースとなる最上部の情報は、プレイリスト/アーティスト/アルバムと続きます。

こちらの意図は、「じっくり聴くものを探しやすい」ように上位の階層からアクセスさせるようにしています。これはこれで安心して使える反面、曲を聴くというところまで数タップする必要があり、Spotifyの「起動してすぐ聴きたい曲が出現!」とは乖離があるように思います。

操作性まとめ

上記の点から、あくまで個人主観になりますが、Spotifyの方がより普段遣いに配慮されているように思います。

音楽を聴くタイミングは人それぞれですが、やはり通勤通学の移動中が大半になるかと思います。その時はたいていスマホの画面を見ていないわけで、できるだけ少ないアクションで聴きたい曲を聴ける設計が「良い」と定義すると、Spotifyの方が作り込まれている、と感じます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はSpotifyとApple Music の使い勝手・機能・中身について比較して参りました。

どうしてもSpotify贔屓な見え方になってしまいましたが、そこはやはり音楽を聴くという所に特化したサービスだけあって優位性は Apple Music よりも存在すると感じております。

Spotify関しては無料でフル尺が聞けるというところがほぼチート状態になっていますが、もし狙った曲を聴きたいという理由で、有料課金を行う場合は今回比較した内容が役に立つかと思います。

配信されてるアーティストもほぼ違いがない中で、後は判断基準としては結局のところ使いやすさになります。

とはいえ、両サービス登録当初から無料期間が設定されていますのでもしよりリアルに比較したい方は両方登録し気に入らなかった方を解約する形でサービスを選んでみるのも手だと思います!