『Spotify』の無料プランで出来ることは?「3ヶ月無料」とは違う?いつまで使える?出来ないことや制限など徹底解説!




無料でもかなりの範囲で楽しめることで有名な音楽アプリSpotifyですがその無料プランがサービスとしてどこまで制限されているか完全に把握されてることは少ないかと思います。

そこで今回はSpotifyの無料プランで制限されていること、さらにその上で無料の機能を使い倒してお得に使いこなす方法を紹介したいと思います。

Spotifyの「無料プラン」とは?

Spotifyがその他の音楽サービスと最も似て非なるところは、まさにこの「無料プラン」が存在するところと言って良いでしょう。

Apple MusicやAmazon Musicなどが行っているのは「初月無料」「3ヶ月無料」など、「通常有料のプランが一定期間無料で利用できる」というものですが、Spotifyの「無料プラン」は本質的に違います。

Spotifyの「無料プラン」とは「制限付きでフル尺聴ける」サービス

Spotifyの「無料プラン」とは、一定の制限がありながらも楽曲の最初から最後まで聞けるフル尺再生が1円の支払いもなく実現するという点です。

いくつか存在する制限については本記事の後半にご紹介いたしますが、現在、合法でサービス展開をしている音楽ストリーミングサービスでフル再生を無料で提供しているサービスはSpotifyのみとなっています。

有料プランの「無料期間」とはまた別物

また、よく混同されがちなのが、

▼このような広告で記載されている「3ヶ月無料」の文言です。

こちらもある意味「無料プラン」であることは変わりないのですが、あくまで「有料プランの初回無料」というキャンペーンとなっており、登録時に予めクレジットカードの課金情報を入力しなくてはならない点などが違う点となります。

また、3ヶ月間の無料期間中に適切に解約作業を行わない場合、そのまま980円/月の課金がスタートしますので、注意が必要です。

無料プランは「永遠」に無料で利用できる

制限付きとはいえ、無料プランも「いつかは終りが来るんでしょ?」と思われがちですが、そんな事はありません。

極端な話、Spotifyが倒産しない限り、もしくは途中で「やーめた!」とならない限り、ずーっと無料でフル尺の音源を楽しむことができます。

競合音楽アプリとして国産の「AWA」というアプリがありますが、こちらは無料プランでも長くて1分30秒の長さしか聴くことができず、さらに曲数や累計再生時間の制限が存在します。

その点、Spotifyの無料プランは、曲数や再生時間の制限もありませんので、通信量が許す限り聞き続けることができます。

Spotifyの「無料プラン」で出来ること・出来ないこと

そんなSpotifyの「無料プラン」。ここまでの説明ですと、

  • 無料で利用できて
  • フル尺で再生できて
  • 曲数・再生時間の制限もない!

と最強のサービスでは?と思いますが、利用するにあたっていくつかの制限が存在します。

その制限とは「有料のプレミアムプランと比較して」という前提になりますので、まずは以下の比較表を御覧くださいませ。

「無料プラン」と「プレミアムプラン(有料)」の機能差一覧

無料プラン プレミアムプラン(有料)
フル尺再生
プレイリストの作成
好きな曲を再生
曲のスキップ △(1時間に6回まで)
リピート再生
ダウンロード再生
音質調整 △(最高音質以外)
広告非表示

これらの◯/✕が無料プランを実際に使用するとなった場合に、どのようなユーザー体験になるのか、以下にて詳しくご紹介いたします。

Spotifyの「無料プラン」で出来ること

楽曲のフル尺再生ができる

シャッフルプレイでランダムにされる一番小さい単位はアルバムです。

よって自分が一番お気に入りのアルバムを選択しシャッフルプレイすることで、再生される全ての曲がお気に入りの曲という体験をすることができます。

しかもフル尺です。

もはや、無料プランではないですよね…。

プレイリスト作成ができる

無料プランのユーザーでもプレイリストを作成することができます。

ここで考え着くのが、もし強制シャッフルプレイが起こるのであれば1曲だけプレイリストに登録しそれを再生すれば良いのではないか、と思うかもしれません。

Spotifyさん、さすがにそれは把握しており、数曲だけで構成されたプレイリストを無料プランの状態で再生しようとすると、

▼このようにSpotifyが追加として、自動で似たような属性の楽曲が追加されます。

もしここで10代のJ-POP好きが作ったプレイリストに対して軒並み演歌を入れてくるようなセレクトであれば、ある意味嫌がらせに近いような制限ではありますが、なかなかどうして自分が気に入る楽曲をセレクトして来てくれるSpotifyさんには感動すら覚えてしまうほどです。

Spotifyの「無料プラン」で出来ないこと

好きな曲の再生ができない

まずこちらの制限一番有名で、かつ他の音楽サービスアプリで比較すると実は最もゆるい制限と言うこともできます。

強制シャッフルプレイというのは強制的にランダム再生になることで、特定のアーティストやアルバムの中で自分の選択した曲を聴くことができないという制限ですが、逆に言うと同一のアーティストやアルバム単位では全ての曲をフルで聞くことができます。

世の中に存在する他の音楽アプリサービスでは大抵聞けたとしても30秒から1分半が限度で、1分半聞くことができるサービスを提供するAWAでも再生時間は月で20時間という制限があります。

そういったことを考えるとその点に関して言えば制限という表現よりも緩和された無料の音楽体験、言い換えた方が正しいかもしれません。

曲のスキップができない

スキップの回数も制限対象の一つです。

なぜならスキップが回数制限なく自由に出来てしまうと、スキップを連打することによって目的の曲を簡単に聞くことができてしまうからです。
ただし、全くスキップができないわけではなく、1時間で6回まで可能になっています。

リピート再生が出来ない

リピート再生も制限の一つです。

無料プランでもできる?音楽アプリ『Spotify』で楽曲をリピート再生をする方法を徹底確認!

2019年2月24日

一曲の繰り返し再生やアルバム全体・プレイリスト全体をリピートすることも制限されています。
ですので、聞きたかった曲にたどり着いたとしてその曲を何度も聞こうとしても無料プランの場合はそれができません。

ダウンロード(オフライン再生)ができない

無料プランは楽曲のダウンロードができません。

一見ダウンロードできなくても差し支えないように思いますが、1ヶ月の通信量制限が7 GB に制限されている場合、Wi-Fiに繋がれていないところでストリーミング再生をし続けるとかなりの通信量を消費することになります。

通勤や通学、主に電車の中で聴くことを想定している場合、当然のごとくWi-Fiに繋がれている環境ではありませんので、利用した時間に比例して通信量を消費する形になります。

もしダウンロード後のオフライン楽曲再生ができた場合は、通信を全く行うことがありません。7GB の通信量制限を気にする必要がなくなります。

とはいえこの頃は、ドコモなどの各キャリアが、50GB程の大容量プランを軒並み用意している状況ですので、通信量が心配な方は、キャリアとの契約プランを検討することも一つの選択肢かと思います。

最高音質の選択ができない

個人的にはこれが一番微妙な制限に感じますが、無料プランの場合320kbpsの 最高音質で音楽を聴取することができません。

▼画面上は最高音質が表示されますが、タップしても反応しない状況。

とはいえ最高音質の一つ下の高音質でも160 k bps いう音質になっていますので、 よほど耳が良い人で無い限り、気になることはないと思います。

広告の非表示ができない

アプリを起動してから最初の再生にかけて30秒ほどの動画広告が再生されます。

▼こちらが広告再生前のアナウンス画面。

この音声案内を含めると50秒ほどの長さになりますが、この動画広告を見ることによって一定時間広告が全く入らない状況での音楽聴取が可能になります。

アプリを立ち上げてからどのくらいの時間音楽を聴くかにもよりますが、この一回だけ広告が経過してしまえば、 当面の間、阻害するものが無くなりますので、個人的にはこの広告表示が邪魔だと思ったり気になったことはありません。

▼Spotifyの動画・音声広告を非表示に出来る?という疑問を検証した記事がこちら!

Spotifyの無料プランで出現する広告。ブロックする方法や頻度を下げる方法はある?について徹底検証!

2019年12月10日

Spotifyの「無料」はなぜ実現している?違法なの?

過去、App Storeには数多くの違法音楽アプリが溢れている状況でした。

特に有名所としては「Music FM」や「MusicBox」など挙げれば枚挙にいとまがありませんが、いずれのアプリにも共通しているのが、「完全無料で聴き放題」という点。

その点で言えば Spotify の無料プランも完全無料で聴き放題ではあります。ですがなぜ Spotify は合法と言われているんでしょうか。

それは、無料プランで再生されている途中に挿入される動画や音声広告の売上がその月に再生されたアーティストに売上として還元されているためです。

Spotifyの無料プランで挿入される広告の単価は公にはなっていませんし、いったいどのくらいの割合でアーティストに還元されるかも公表はされていませんが、シャッフルプレイによって幅広いアーティストの楽曲に聴く機会があり、それが分配されることは、アーティスト側としてはプロモーションとして見ることの出来るものかもしれません。

そういった理由からSpotifyの無料プランは文字通りに無料で提供されており、違法ではなく完全な合法で運営されています。

Spotifyの「無料プラン」で気をつけるべき注意点

これまでの音楽サービスからすると、いい事ずくめなSpotifyの無料プランですが1点だけ気をつけておくべき点があります。

WiFi圏外で利用した時の通信量

それは、音楽聴取に使用されるファイルを再生の都度、サーバーから取得してくる「ストリーミング配信」となるため通信量が過大になる可能性があります。

無料プランで設定できる最高の音質は「160kbit」となっていますが、 これは1時間聴取し続けた場合、約70MB相当、月々の通信容量を7GBに設定していた場合、単純計算で100時間しか聴取出来ない形になります。

もちろん、インスタやTwitterなどSNSや他サービスを一切使用せず、且つ全ての通信を4G(WiFi以外)で行った場合ですが、シャッフルプレイ=再生のたびに楽曲データ取得、ということを考えるとかなりの容量を使用する形になります。

ついつい、その他の動画サービスなどで月々の制限にいつも近づいてしまう人は、この「通信量」という点に注意が必要です。

できるだけWiFiでの利用をする

上記の理由から、Spotify のストリーミングで聴き流しを行う際は、できるだけWiFiに接続された状態が好ましいでしょう。

なぜならWiFiでつながっている場合は、ソフトバンクなどのキャリアが設定している通信制限の容量を消費しないため。

とはいえ、通勤通学など絶対にWiFiが捕まえられないところでの聴取もあるため、全ての利用にWiFi接続は難しいですが、データ通信はできるだけ「オフロード」するようにしましょう。

Spotifyの「無料プラン」をできるだけおトクに使う方法

ここまでご説明をした中で、おおよそどのくらい無料プランで音楽を楽しむことができるのか、おわかりいただけたと思いますが、さらにSpotifyにある機能を駆使してできるだけ有料プランに近いレベルで音楽を楽しむ方法を紹介したいと思います。

アーティスト・アルバム単位で聴き流し

これについてもこの記事の中で何度か説明済みですが、シャッフルプレイはアーティストもしくはアルバム単位で流して再生をすることができますのでシンプルにアーティスト・アルバムシャッフル・プレイで楽しむことをお勧めします

プレイリストを作成して、納得いくまでランダム編集

無料プランでもプレイリストを作成ができることは先ほどお伝えしました。選択した楽曲の中でもどうしてもSpotifyがセレクトした楽曲が入ってしまいますが、Spotifyセレクトの楽曲を納得がいく中身になるまで編集することができます。

無料プランのユーザーでもプレイリスト画面を開き

▼こちらのリンクからプレイリストの編集を行うことができます。

▼自分で作成したプレイリストの中身で、Spotifyが追加した楽曲にもマークがついています。

このアイコンをタップすると、上記のように「OK!この曲は今後再生しません。」と表示され、他の楽曲と入れ替えることができます。

これを続けていると、完全な自分ベストのプレイリストが完成することはありませんが、自分で設定したテーマに沿うリストを作ることは可能です。

友達にプレイリストを作成してシェアしてもらう

これはかなりせこい裏技(のようなもの)ですが、

自分の周りでSpotifyを利用してる友達に自分の希望する楽曲のプレイリストを作成してもらい、

▼それをシェアする形でURLを送ってもらいます。

その後、無料プランである自分のSpotify画面で開くと、プレイリスト自体にはSpotifyが自動的に組み入れた楽曲も含まれていますが、楽曲の再生し始めは自分の希望した楽曲が先に再生されますので、目的の曲をどうしても聴きたい場合はこのような手段でも再生を行うことができます。

かなり回りくどいですけどね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は Spotify の無料プランに関してできることできないことなど詳細をご紹介いたしました。

プレミアムプランも無料期間が存在しており、若干ややこしいですが、 無料プランの場合、クレジットカードなどの情報も入力する必要がありませんので、本当に気楽に始めることができますね。

個人的には、無料プランで再生される広告の量を増やしたり、その広告が高く売れたりすることによって、無料プランの制限緩和につながると嬉しいなぁと思います。