Spotifyの「無料プラン」とは?有料プランとの違い・制限を徹底解説

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本記事は、Spotifyの「無料プラン」について解説します。

「無料なのにフルで聴ける」音楽サービスのさきがけとして日本に上陸した「Spotify」。とはいえ、無料ならではのいくつかの制限が存在します。

そこで今回はSpotifyの無料プランで制限されていること、有料プランとの違い、できること/できないことなど、無料プランのメリットを最大限に引き出して利用する方法をご紹介します。

Spotifyの「無料プラン」とは?

Spotifyの『無料プラン』とは、一定の制限(ランダム再生のみ、広告再生)を行いながらも、フルで楽曲を聴くことができるサービスです。

Spotifyがその他の音楽サービスと最も似て非なるところは、まさにこの「無料プラン」が存在するところと言って良いでしょう。

Spotifyの「無料プラン」とは「制限付きでフル尺聴ける」サービス

Spotifyの「無料プラン」とは、一定の制限がありながらも楽曲の最初から最後まで聞けるフル尺再生が1円の支払いもなく実現するという点です。

無料でフルで聴ける音楽サービスは「Amazon Music Free」や「LINE MUSIC」などがありますが、どれもSpotifyを追随したもので、Spotifyが無料フル再生の始祖となります。

有料プランの「無料期間」とはまた別物

また、よく混同されがちなのが、

▼このような広告で記載されている「3ヶ月無料」の文言です。

こちらもある意味「無料プラン」であることは変わりないのですが、あくまで「有料プランの初回無料」というキャンペーンとなっており、登録時に予めクレジットカードの課金情報を入力しなくてはならない点などが違う点となります。

また、3ヶ月間の無料期間中に適切に解約作業を行わない場合、そのまま980円/月の課金がスタートしますので、注意が必要です。

無料プランは「永遠」に無料で利用できる

制限付きとはいえ、無料プランも「いつかは終りが来るんでしょ?」と思われがちですが、そんな事はありません。

極端な話、Spotifyが倒産しない限り、もしくは途中で「やーめた!」とならない限り、ずーっと無料でフル尺の音源を楽しむことができます。

競合音楽アプリとして国産の「AWA」というアプリがありますが、こちらは無料プランでも長くて1分30秒の長さしか聴くことができず、さらに曲数や累計再生時間の制限が存在します。

その点、Spotifyの無料プランは、曲数や再生時間の制限もありませんので、通信量が許す限り聞き続けることができます。

Spotifyの「無料プラン」で出来ること・出来ないこと

そんなSpotifyの「無料プラン」。ここまでの説明ですと、

  • 無料で利用できて
  • フル尺で再生できて
  • 曲数・再生時間の制限もない!

と最強のサービスでは?と思いますが、利用するにあたっていくつかの制限が存在します。

その制限とは「有料のプレミアムプランと比較して」という前提になりますので、まずは以下の比較表を御覧くださいませ。

「無料プラン」と「プレミアムプラン(有料)」の機能差一覧

無料プラン プレミアムプラン(有料)
フル尺再生
プレイリストの作成
好きな曲を再生
曲のスキップ △(1時間に6回まで)
リピート再生
ダウンロード再生
音質調整 △(最高音質以外)
広告非表示

これらの◯/✕が無料プランを実際に使用するとなった場合に、どのようなユーザー体験になるのか、以下にて詳しくご紹介いたします。

Spotifyの「無料プラン」で出来ること

楽曲のフル尺再生ができる

無料のプランでも楽曲を最初から最後まで聴き通すことができます。イントロやサビだけの再生ではなく、3分の曲でも5分の曲でも最後まで聴くことができます。

プレイリスト作成ができる

無料プランのユーザーでもプレイリストを作成することができます。

ただし、プレイリストに入れた曲を限定して再生することはできず、

▼必ず、Spotifyが独自で判断したターゲットが近い楽曲が間に割り込んで再生されます。

もしここで10代のJ-POP好きが作ったプレイリストに対して軒並み演歌を入れてくるようなセレクトであれば、ある意味嫌がらせに近いような制限ではありますが、なかなかどうして自分が気に入る楽曲をセレクトして来てくれるSpotifyさんには感動すら覚えてしまうほどです。

Spotifyの「無料プラン」で出来ないこと

好きな曲の再生ができない

無料プランでは、自分が選んだ特定の曲の再生を行うことはできません。画面上では曲名を選択して再生を開始しても、別の曲(選んだ楽曲と時代・ジャンルが近い楽曲)が再生されます。

実質的な「強制シャッフルプレイ」になりますが、ランダム再生になることで、特定のアーティストやアルバムの中で自分の選択した曲を聴くことができないという制限ですが、逆に言うと同一のアーティストやアルバム単位では全ての曲をフルで聞くことができます。

曲のスキップができない

スキップの回数も制限対象の一つです。

なぜならスキップが回数制限なく自由に出来てしまうと、スキップを連打することによって目的の曲を簡単に聞くことができてしまうからです。
ただし、全くスキップができないわけではなく、1時間で6回まで可能になっています。

リピート再生が出来ない

リピート再生も制限の一つです。

無料プランでもできる?音楽アプリ『Spotify』で楽曲をリピート再生をする方法を徹底確認!

2019年2月24日

一曲の繰り返し再生やアルバム全体・プレイリスト全体をリピートすることも制限されています。
ですので、聞きたかった曲にたどり着いたとしてその曲を何度も聞こうとしても無料プランの場合はそれができません。

ダウンロード(オフライン再生)ができない

無料プランは楽曲のダウンロードができません。

ダウンロードからのオフライン再生を行うことによって、通信量を軽減できたり、再生開始からスムーズに聴取を行うことができますが、無料プランの場合それができません。

ただし、昨今の料金プランの場合、50GB/月の大容量が主流になってきているため、そのようなプランを利用されている方の場合、それほど気にする通信量になることはありませんが、月額料金を安く・通信量を低めに設定しているプランを利用されている方は、「聞き流しをしている間に制限に到達する」ということが発生するため、注意が必要です。

最高音質の選択ができない

個人的にはこれが一番微妙な制限に感じますが、無料プランの場合320kbpsの 最高音質で音楽を聴取することができません。

▼画面上は最高音質が表示されますが、タップしても反応しない状況。

とはいえ最高音質の一つ下の高音質でも160 k bps いう音質になっていますので、 よほど耳が良い人で無い限り、気になることはないと思います。

広告の非表示ができない(広告が表示される)

アプリを起動してから最初の再生にかけて30秒ほどの動画広告が再生されます。

▼こちらが広告再生前のアナウンス画面。

この音声案内を含めると50秒ほどの長さになりますが、この動画広告を見ることによって一定時間広告が全く入らない状況での音楽聴取が可能になります。

アプリを立ち上げてからどのくらいの時間音楽を聴くかにもよりますが、この一回だけ広告が経過してしまえば、 当面の間、阻害するものが無くなりますので、個人的にはこの広告表示が邪魔だと思ったり気になったことはありません。

▼Spotifyの動画・音声広告を非表示に出来る?という疑問を検証した記事がこちら!

Spotifyの無料プランで出現する広告。ブロックする方法や頻度を下げる方法はある?について徹底検証!

2019年12月10日

Spotifyの「無料」はなぜ実現している?違法なの?

昨今、「違法音楽アプリ」が問題視され、社会問題となっています。

過去、App Storeには数多くの違法音楽アプリが溢れている状況でした。特に有名所としては「Music FM」や「MusicBox」など挙げれば枚挙にいとまがありませんが、いずれのアプリにも共通しているのが、「完全無料で聴き放題」という点。

その点で言えば Spotify の無料プランも完全無料で聴き放題ではあります。ですがなぜ Spotify は合法と言われているんでしょうか。

無料プランでも広告収益がアーティストに還元されるため

それは、無料プランで再生されている途中に挿入される動画や音声広告の売上がその月に再生されたアーティストに売上として還元されているためです。

Spotifyの無料プランで挿入される広告の単価は公にはなっていませんし、いったいどのくらいの割合でアーティストに還元されるかも公表はされていませんが、シャッフルプレイによって幅広いアーティストの楽曲に聴く機会があり、それが分配されることは、アーティスト側としてはプロモーションとして見ることの出来るものかもしれません。

そういった理由からSpotifyの無料プランは文字通りに無料で提供されており、違法ではなく完全な合法で運営されています。

Spotifyの「無料プラン」で気をつけるべき注意点

これまでの音楽サービスからすると、いい事ずくめなSpotifyの無料プランですが1点だけ気をつけておくべき点があります。

WiFi圏外で利用した時の通信量

それは、音楽聴取に使用されるファイルを再生の都度、サーバーから取得してくる「ストリーミング配信」となるため通信量が過大になる可能性があります。

無料プランで設定できる最高の音質は「160kbit」となっていますが、 これは1時間聴取し続けた場合、約70MB相当、月々の通信容量を7GBに設定していた場合、単純計算で100時間しか聴取出来ない形になります。

もちろん、インスタやTwitterなどSNSや他サービスを一切使用せず、且つ全ての通信を4G(WiFi以外)で行った場合ですが、シャッフルプレイ=再生のたびに楽曲データ取得、ということを考えるとかなりの容量を使用する形になります。

ついつい、その他の動画サービスなどで月々の制限にいつも近づいてしまう人は、この「通信量」という点に注意が必要です。

できるだけWiFiでの利用をする

上記の理由から、Spotifyのストリーミングで聴き流しを行う際は、できるだけWiFiに接続された状態が好ましいでしょう。

なぜならWiFiでつながっている場合は、ソフトバンクなどのキャリアが設定している通信制限の容量を消費しないため。

とはいえ、通勤通学など絶対にWiFiが捕まえられないところでの聴取もあるため、全ての利用にWiFi接続は難しいですが、データ通信はできるだけ「オフロード」するようにしましょう。

Spotifyの「無料プラン」をできるだけおトクに使う方法

ここまでご説明をした中で、おおよそどのくらい無料プランで音楽を楽しむことができるのか、おわかりいただけたと思いますが、さらにSpotifyにある機能を駆使してできるだけ有料プランに近いレベルで音楽を楽しむ方法を紹介したいと思います。

アーティスト・アルバム単位で聴き流し

これについてもこの記事の中で何度か説明済みですが、シャッフルプレイはアーティストもしくはアルバム単位で流して再生をすることができますのでシンプルにアーティスト・アルバムシャッフル・プレイで楽しむことをお勧めします

プレイリストを作成して、納得いくまでランダム編集

無料プランでもプレイリストを作成ができることは先ほどお伝えしました。選択した楽曲の中でもどうしてもSpotifyがセレクトした楽曲が入ってしまいますが、Spotifyセレクトの楽曲を納得がいく中身になるまで編集することができます。

無料プランのユーザーでもプレイリスト画面を開き

▼こちらのリンクからプレイリストの編集を行うことができます。

▼自分で作成したプレイリストの中身で、Spotifyが追加した楽曲にもマークがついています。

このアイコンをタップすると、上記のように「OK!この曲は今後再生しません。」と表示され、他の楽曲と入れ替えることができます。

これを続けていると、完全な自分ベストのプレイリストが完成することはありませんが、自分で設定したテーマに沿うリストを作ることは可能です。

友達にプレイリストを作成してシェアしてもらう

これはかなりせこい裏技(のようなもの)ですが、自分の周りでSpotifyを利用してる友達に自分の希望する楽曲のプレイリストを作成してもらい、

▼それをシェアする形でURLを送ってもらいます。

その後、無料プランである自分のSpotify画面で開くと、プレイリスト自体にはSpotifyが自動的に組み入れた楽曲も含まれていますが、楽曲の再生し始めは自分の希望した楽曲が先に再生されますので、目的の曲をどうしても聴きたい場合はこのような手段でも再生を行うことができます。

かなり回りくどいですけどね。

Spotify無料プランを解約する方法

Spotifyに登録した実績・アカウントを削除し、個人情報を消去することもできます。

実際的には「アカウント閉鎖」の作業が必要になります。

▼Spotifyの「アカウント閉鎖」作業については、こちらの記事を参照してみてください。

音楽アプリ『Spotify』のアカウントを完全に削除して「アカウント閉鎖」の状態にする方法-復元方法も合わせて紹介

2020年1月13日

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は Spotify の無料プランに関してできることできないことなど詳細をご紹介いたしました。

プレミアムプランも無料期間が存在しており、若干ややこしいですが、 無料プランの場合、クレジットカードなどの情報も入力する必要がありませんので、本当に気楽に始めることができますね。

個人的には、無料プランで再生される広告の量を増やしたり、その広告が高く売れたりすることによって、無料プランの制限緩和につながると嬉しいなぁと思います。