Apple Music「ファミリープラン」のデメリットは?親に課金がバレる・学割の方が安い?を徹底解説




本記事は、Apple Musicにおける「ファミリープランのデメリット」を解説します。

最大6人がまとめて聴き放題を利用できるApple Musicのファミリープランですが、設定方法によっては課金内容まで共有されてしまう・学割プランの方が安い、などのケースが発生することがあります。

今回はそのApple Musicの「ファミリープラン」において状況によって「デメリット」になりうる点をまとめました。

Apple Musicのファミリープランとは?

Apple Musicのファミリープランとは、自分を含めた家族最大6人でApple Musicの「有料機能」を共有することができるというものです。自分ひとりの加入と月額1,680円の支払いで、追加で最大5人分が実質「無料」で聴き放題やダウンロード機能を利用できる、というもの。

2022年10月に個人プランとファミリープランが値上げ

2022年10月に個人プランとファミリープランの月額料金に値上げが行われました。
個人プラン:980円→1,080円 (+100円)
ファミリープラン:1,480円→1,680円(+200円)

学生プランとVoiceプランの値上げはありません。

▼Apple Musicの料金プラン(個人プラン・学生プラン)の詳細はコチラをご覧くださいませ。
▼Apple Musicファミリープランの具体的な登録方法はこちらをご覧ください。

ただし、オトクの多い「ファミリープラン」にも落とし穴となるものが。

それは、一人の契約に複数の家族が利用する際、iCloudの「ファミリー共有」を使ってサービスの共有を行いますが、その「ファミリー共有」の設定状況によっては、なんと自分の課金や購入コンテンツが親にバレてしまう、もしくは、子供の課金が自分に請求が来てしまう、という事態も。

以下より、その原因やファミリープランが金額的にデメリットになるケースも挙げていきます。

Apple Music ファミリープランの「デメリット」とは?

では、料金プランとして追求すると最安値を狙える「ファミリープラン」ですが、自分の課金が親にバレてしまうケースや登録するメンバーの状態によっては、最安値とならない落とし穴があります。

アプリ課金やコンテンツ購入が親にバレる可能性

ファミリー共有が設定されていて、なおかつ「購入アイテムの共有」が設定されている場合は、自身がどのようなアプリをダウンロードしたのかが簡単に分かってしまいます。

▼その原因となる設定が、設定アプリ→Apple ID名タップ→ファミリー共有をタップするとこちらの画面が表示され、購入アイテムの共有がありますのでこちらをタップしてみると、

▼確認画面が表示され、続けるをタップすると、

▼問題の画面が表示されます。こちらの画面には、「あなたのお支払い方法がファミリーメンバーと共有されます」と表示され、これに続けるとタップすることで

登録されているファミリーメンバーが行う購入が親のクレジットカードの請求に乗ってくることになります。実際、この画面は親側のアカウントに表示されることとなり、親が子供の確認なくこの設定をしていることにより、子供が行ったコンテンツ課金などが自動的に親端末に通知されることとなります。

これによりアプリ課金を行ったことなどが親にバレる原因となります。

また、有料のアプリを購入したあとは、App Storeの特定のページ内で簡単に家族の購入アプリを確認することができます。

▼App Storeアプリを開き、画面右上の自身のアイコンをタップ。

▼アカウント画面が表示されますので購入済みをタップすると、

「購入したものすべて」というページにてファミリーメンバーが表示。こちらをタップすると、

▼そのユーザーがダウンロードしたアプリを確認することができてしまいます。

このように、Apple Musicのファミリー共有をした際に、同時に「購入アイテムの共有」なども設定していることにより、上記のように自分の購入物や内容が簡単に把握されてしまうケースがあります。

これらを防止するためには、

▼ファミリー共有の確認画面にて「ファミリーと共有済み」という項目がありますので、そこにApple Musicのみが項目として表示されている状態であれば、課金や請求がまとめられることはなくなります。

子供のコンテンツ購入の請求が自分に飛んでくる可能性

子供が親にバレる、とは対象的に子供のむやみな課金やコンテンツ購入が自分の請求に乗ってくることもあります。

▼この点については、子供用アカウント作成時、及びファミリー共有設定時に承認と購入のリクエストを設定しておくことによって、子供の購入を承認制にすることができます。

ただし、上記でご紹介したとおり、ファミリー共有で支払いの一本化をしている場合で、承認制を設定していない場合は、アプリ課金がそのまま親側の請求に乗ってくることもありますので、注意が必要です。

家族内に学割可能なユーザーがいる場合、逆に割高になる可能性

Apple Musicではファミリープランとは別に「学生プラン」が用意されており、Apple Musicとしての「学生」の要件を満たすと、一人月額580円で利用することができます。

ファミリープランに登録することを検討している時、「登録予定のメンバーに学生プランに登録できるメンバーがいるかどうか」を確認しましょう。メンバーの構成によっては、ファミリープランに登録せず、個人プラン・学生プランを組み合わせたほうが実はおトクというケースがあります。

その実例を以下に挙げていきます。

▼契約者が学生でファミリーメンバー登録者も学生の場合、こちらも双方個別に学生プランに登録する方がおトクになる、という結果に。

子(学生)子(学生)合計
ファミリープラン1,680円/月0円/月1,680円/月
個別に加入580円/月580円/月1,160円/月
▼Apple Musicの「学生プラン」に関する詳細・登録方法・「学生」の定義についてはこちらをご覧ください。

無料トライアル期間がなくなってしまう

こちらもお金・使用料に関する注意事項です。

今現在、Apple Musicでは、初回利用するユーザーに対し、1ヶ月の無料トライアルが付いてきます。要は、通常1,080円のところ、1ヶ月の無料トライアルを利用すると、その期間は利用料がかからない、というもの。

プライバシーの問題

ファミリープランに招待する時は、iCloudの「ファミリー共有」機能を使い、ファミリーメンバーとして迎え入れることになります。ファミリー共有を行った際、そのメンバーにどこまで情報を共有するかを確認しておく必要があります。

ファミリー共有を行うと、位置情報の共有デバイスをどのように利用しているか、インストールアプリまで共有することができるようになります。もちろん設定で全てを共有することを防ぐことも可能ですが、その設定をし忘れてしまっている場合、招待したメンバーに情報が漏れているという状況も起こりえます。

Apple Music ファミリープランその他の注意点

ファミリープランを友だちと利用する時の注意

ファミリープランでメンバーを招待する際、特段家族であることの証明・認証は必要ありません。そのため、実際的には友人をメンバーに招待することも可能ですが、それを行うには、上記のプライバシーに関する懸念があります。

ファミリー共有しているメンバーにどの程度まで情報が共有されるかをしっかりと確認するほうが良いでしょう。

料金はメンバーの一人が支払うこと

ファミリープランは主契約となっているユーザーが月額1,680円を代表して支払う形となります。分散や割り勘を行うことはできませんので、注意が必要です。

また、ギフトカードで入金しながらファミリープランを利用する場合、チャージがなくなってしまった時点で継続ができなくなり、ファミリープランのメンバーもそれまでのサービスを利用できなくなる点も注意が必要です。

ダウンロードデータやライブラリは共有されない

「共有」というとアプリ内で行ったアクションが招待したメンバーにも影響するイメージがありますが、楽曲のダウンロードやライブラリへの保存は、ファミリーメンバー同士で個別に行うことができるため、共有は行われません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、メリットが多く見える「Apple Musicのファミリープラン」に留意すべき点をまとめました。

月額の差額については、登録期間が長くなればなるほど合計は大きくなりますので、登録時、もしくは登録直後にも確認を行ったほうが良いでしょう。

▼Apple Musicのサブスクリプションをキャンセル・変更する方法はこちら。

長く使用されるのであれば、ベストな支払い条件でご利用してみて下さいませ!



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