お気に入りのアーティストたちの曲が無料かつ聞き放題な人気音楽サービス「Spotify」。インターネットとスマホがあるだけで、いつでもどこでも5,000万曲もの音楽を楽しむことができます。
でも皆さまの中にはパソコン上で聴きたいと思う方はいるのでは?そんな方には「ソフトのインストールができないパソコンでもバッチリOK」なSpotify Web Playerがおすすめです。
本記事ではSpotifyのウェブプレーヤーの使い方やアクセス方法、デスクトップアプリとの違いなどについてご紹介したいと思います。
もくじ
「Spotify」とはどんなサービス?
音楽ストリーミングサービスといえばApple Music、最近ではLINE MUSICなどがありますが、その中でもほぼトップに君臨してると言っても過言ではないのが『Spotify』。
どちらも音楽配信にいたっては似た者同士ですが、Spotifyに関しては:
- 曲をフル尺で再生できる!
- 曲数・再生時間の制限が無し!
- 収録曲数が5000万曲以上!
- しかも無料で利用できるから懐も痛くならない!
など、一定の制限(シャッフル再生のみ等)がありながらも、楽曲の最初から最後まで聞けるフル尺再生が1円の支払いもなく実現するのです。
特に競合音楽アプリとしては国産の「AWA」がありますが、こちらは無料プランでも長くて1分30秒程度の長さしか聴けない他、曲数や累計再生時間の制限もあるため、無課金で楽しむには限界があります。
▼Spotify(アプリ)の基本的な使い方はこちら。
「Spotify」のウェブプレーヤーってなに?
Spotifyのウェブプレーヤーとは、お使いのパソコンにアプリをインストールしていなくても、Spotifyアカウントにログインするだけで、ブラウザ上で楽曲やプレイリストを満喫することができるサービスです。
さらにウェブプレーヤーはGoogle ChromeやFirefoxをはじめとする各ブラウザ(ただしSafariはサポート終了)に対応しているため、いちいち特定のブラウザを起動する必要もありません。
「Spotify」のウェブプレーヤーは無料プランユーザーでも使える?
Spotifyのウェブプレーヤーは無料プランユーザーでも利用することができ、アプリでの利用時と同じように広告表示が行われますが、無料でフルの楽曲を聴取することができます。
また、プレイリストの作成も行うことができますので、スマホでの操作を面倒に感じる方であれば、パソコンで簡単に素早くプレイリストを作成することができますので、便利に感じる点は多いでしょう。
Spotify ウェブプレーヤーへのアクセス方法
Spotifyのウェブプレーヤーにアクセスする方法は以下の通りとなっています:
まず初めにブラウザを起動してSpotifyのサイトを開き、
▼サイトの右上にあるログインをクリックしてください
▼するとSpotifyへのログイン画面が開くので、ログイン情報を入力してLOG INをクリックしてください
▼ログイン後、自身のプロフィール画面が開いたら、
▼下にスクロールして、「その他」内のウェブプレーヤーをクリックしてください
▼クリック後、Spotifyのウェブプレーヤーが開きます☆
Spotify ウェブプレーヤーの基本的な使い方
楽曲などの検索
ウェブプレーヤーの左側にある🔍Searchをクリックすると、歌手や楽曲などが検索できる画面に移動できます。
同画面ではSpotify内の曲を各ジャンルごとにまとめたフォルダなどもあります。
ライブラリー内のプレイリストやアルバムを開く
検索などで見つけた楽曲はプレイリストやアルバムとしてライブラリー内に保存することができます。
▼それぞれのサムネイルをクリックすると、
▼プレイリストやアルバム内の楽曲の詳細が表示されます
プレイリストやアルバムを再生する
ライブラリー内のプレイリスト/アルバムにカーソルを合わせると、
▼右下に緑色の再生ボタンが表示され、それをクリックすれば再生が開始されます
▼画面下には再生/一時停止やシャッフル・リピートなどのボタンもあります
Spotifyのデスクトップアプリとの違いについて
さて、パソコン向けのSpotifyにはウェブプレーヤーに加えてインストール型のデスクトップアプリもありますが、いずれにおいても音楽を楽しむことが可能で、操作の感覚もほとんど同じです。
ただ、大きな違いとして「再生される曲の音質」がそれぞれ異なります。
ウェブプレーヤー使用時の音質
無料プランの場合ですと、楽曲の音質はAAC 128kbit/秒となります。一方でプレミアプランの場合はAAC 256kbit/秒と、とても高音質になります。
デスクトップアプリ使用時の音質
デスクトップアプリを使い且つ無料プランの場合だと、音質は下記のようになります:
- 自動 – ネットワークの接続状況に合わせて自動で音質調整
- 低音質 – 約24kbit/秒
- 標準音質 – 約96kbit/秒
- 高音質 – 約160kbit/秒
プレミアプランに関しては、低~高音質は上記と同じで変化がありませんが、本プランでのみ、さらに最高音質である「約320kbit/秒」を選ぶことが可能となっています。
Spotifyウェブプレーヤーのメリットおよびデメリットとは?
パソコンの機種やOSに関係なくSpotifyが利用できる
Spotifyのウェブプレーヤーは基本的にブラウザとネット接続さえあれば、WindowsやMacを問わず、どのパソコンでも利用することが可能です。
インストール不要だからすぐに使える
さらにウェブプレーヤーはブラウザベースのプログラムなので、パソコンにプレーヤーをインストールする必要が無いのも強みです。
社用やネット喫茶など、パソコン自体にプロテクトがかかっていてソフトウェアがインストールできないものもあるため、インストール不要なウェブプレーヤーはとても使い勝手が良いです。
※ただし、公共の場で提供されているパソコンにて個人アカウントにログインすることは、アカウント情報がデバイスに残る危険性がありますので、
大型のモニター画面なのでとても見やすい
Spotifyのモバイルアプリはどこでも音楽が聞けて使いやすい反面、楽曲などを検索して探す時は、画面が小さいゆえ、何度もスワイプして探しにくいところがあります。
しかしパソコンで使う大画面のモニターでなら検索しやすく、何よりも画面が見やすいです。
ただしパソコンのスペックによって使い心地が変わる
ただ、お使いのパソコンのスペックによっては、Spotifyやブラウザなどの動作が重くなったり、サウンドカード次第では音の聞こえ方もかなり変わってきます。
なので古めのパソコンを使っている場合は使い心地が悪くなるおそれがあるのでご注意ください。
曲をダウンロードすることができない(※プレミアユーザーの場合)
プレミアプランをご利用の方なら、Spotifyからいくつかの楽曲をダウンロードしたことがあるのではないでしょうか?
しかし残念なことに、Spotify Web Playerでは楽曲をダウンロードする機能が付いていません。そのため、ウェブプレーヤーを通して他の人のパソコンに曲を落とすことはできません。
曲をダウンロードしたい場合は、Spotifyのデスクトップアプリをインストールして、そちらで改めてお試し頂く必要があります。
Spotifyのウェブプレーヤーが使えない!その対処法とは?
Spotify Web Playerを使っている際、突然「保護されたコンテンツを再生することができません」とのエラーメッセージが表示されて、音楽が再生できなかったことはありませんか?
このようなメッセージが表示された場合、お使いのブラウザの設定に問題がある可能性が高いです。
対処法に関しては、お使いのブラウザによって操作方法が異なります:
Chromeをお使いの場合
- 次のURLをブラウザのアドレス欄に入力:chrome://settings/content
- 保護されたコンテンツから、保護されたコンテンツの再生をサイトに許可するを有効
Firefoxをご利用の場合
- 画面上部に表示されている黄色いメッセージ欄のDRMを有効にするをクリック
- もし黄色いメッセージ欄が表示されない場合は、下記手順でDRMを有効にする
- 次のURLをブラウザのアドレス欄に入力:about:preferences#content
- DRMコンテンツから、DRMコンテンツを再生を有効にする
Spotifyのウェブプレイヤーをスマホで使用する方法は?
今現在では、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンでSpotifyのウェブプレイヤーを使用することは不可能となっています。
iOSのSafariやAndroidのGoogle Chrome上でSpotifyにログインした後、ウェブプレーヤーの画面を開こうとしても、アプリストアへの誘導リンクが表示されるか、既にSpotifyのアプリがインストールされている場合は自動的にSpotifyのアプリが起動します。
そのため、スマホでは基本的に使用できるのはSpotifyのアプリのみとなっております。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Spotify Web Playerには、曲のダウンロードができない、聴き心地はパソコンのスペックに依存するなどの欠点がありますが、それでもインストール不要かつブラウザベースなプレーヤーなので、どのパソコンでも問題なくSpotifyにアクセスして音楽を楽しむことができます!