本記事は、iOS14から新しく追加された機能「ウィジェット」に関するアプリを特集します。
iOS14でも様々なアップデートが行われ、見た目の変化や反響が最も大きかった新機能が「ウィジェット」。
今回は、その新機能「ウィジェット」に対応したアプリ、もしくはウィジェット専用に提供されているアプリを「写真系」「音楽系」「決済系」など各用途ごとに特集しご紹介します。
もくじ
iPhoneの「ウィジェットアプリ」とは?
iOSにおける「ウィジェット」とは?
iOSにおけるウィジェットとは、
▼通常、アイコンが並ぶホーム画面にアプリアイコン以外の情報を設置できる機能です。
この情報は既にインストール済みのアプリがウィジェット仕様に対応することで実現できますが、既に写真系・カレンダー系・音楽系・ニュース系など様々なアプリがウィジェット対応していたり、ウィジェット機能ために新規のアプリがリリースされたりしています。
ウィジェットの設定方法
ウィジェットの設置はとても簡単です。
▼アプリアイコンや既存のウィジェットを長押しするとホーム画面を編集という項目が表示されますのでそちらをタップ。
その後、アプリの編集可能な状態となりますので、画面左上の+ボタンをタップ。
▼そうすると、ウィジェットとして追加できるアプリ一覧が表示されますので、この一覧の中から追加したいウィジェットを含むアプリを選択し、ホーム画面に設置します。
写真系ウィジェットで厳選おすすめアプリ
WidgetSmith
▼Widgetsmithは写真系のみならず使える万能なウィジェットアプリです。カスタマイズ性に優れ、ウィジェットの作成が簡単かつおしゃれな素材が揃っています。
写真を背景にしたウィジェットはStyle→CUSTOM→Photoなどから選択しますが、写真の手前に表示する情報に限りがあります。ただし、最も汎用性のある万能アプリなので、ウィジェットアプリとしてはダウンロードして使ってみると良いでしょう。
WidgetSmithの関連記事
WidgetSmithのダウンロード
Color Widgets
▼ColorWidgetsも写真カスタマイズが簡単で、かつおしゃれなウィジェット用素材が多数用意されています。
Color Widgetsの特徴は素材のおしゃれさもさることながら、サンプルとして表示されているウィジェットがとてもかわいく・おしゃれに仕上がっている、という点です。もちろん背景素材を変更して自分独自のものを作成することもできますが、最初から利用できるデザインで事足りるユーザーも多いハズ。
Color Widgetsの関連記事
Color Widgetsのダウンロード
My Widget
▼「My Widget」は超人気カメラアプリ「SNOW」がリリースするウィジェットアプリです。
写真系ウィジェットのシンプルさで言えば間違いなくNo.1のこのアプリ。逆にいうと、写真を表示する以外の機能がついていませんので、付加機能を求めるユーザーには物足りないかも。SNOWといえば、エフェクトやフィルターなどが期待のコンテンツとなりますが、それらはまだ実装されていません。今後「SNOW」らしい付加機能が楽しみなアプリでもあります。
My Widgetの関連記事
My Widgetのダウンロード
Photo Widget
▼こちらの「Photo Widget」もシンプルに「写真の表示」機能に突き詰めたウィジェットアプリになっています。
使い方は、アプリ内で「アルバム」を作成し、その中にランダムで表示したい写真を複数登録しておきます。実際、それで作業は完了。あとは、ホーム画面に配置するだけで、決まった時間に切り替わる写真ウィジェットを配置することができます。
Photo Widgetの関連記事
Photo Widgetのダウンロード
みてね
▼家族用写真共有アプリ「みてね」でも登録している写真のウィジェットを設置することができます。
みてねでもウィジェットの機能が実装されています。みてねの場合、こどもの成長と月日の経過が連動しているデザインになっていますが、ウィジェットに表示されるのは、日付と写真のシンプルなウィジェット。ホーム画面を開くたび我が子のウィジェットを見ることができ癒やされます。
みてねの関連記事
みてねのダウンロード
「写真」アプリ
▼iPhone純正の「写真」アプリもホーム画面へのウィジェット設置を行うことができます。
写真アプリ内の「メモリー」や「おすすめ写真」に入っている写真がランダムで選択され、表示されます。ただし、その他のウィジェットアプリのようにカレンダーや日付表示などオプション機能はありません。
音楽系ウィジェットで厳選おすすめアプリ
Apple Music
▼Appleの純正音楽アプリ/サービスの「Apple Music」でもウィジェットを設置することができます。
表示される項目は「最近再生した項目」となっており、アルバムのジャケットが表示され、ホーム画面上のそれらをタップすると、その楽曲の再生画面にジャンプすることができます。
Apple Musicの関連記事
Apple Musicのダウンロード・利用開始
Spotify
▼Spotifyもウィジェットの機能提供を行っています。
Spotifyのウィジェットはウィジェット上段が最近再生した曲、下段は直近で再生したプレイリスト・アルバム・ポッドキャストのアートワークが表示され、それらをタップすることでアプリ内の再生画面にジャンプすることができます。
Spotifyの関連記事
Spotifyのダウンロード
SoundHound
▼音楽検索アプリ「SoundHound」というアプリもウィジェットを提供しています。
このアプリはアプリを起動して、マイクに対し鼻歌や実際に流れている音楽を聴かせて検索することができます。ウィジェット内では最近検索した楽曲などが表示されます。ホーム画面の分かりやすい位置に置いておくことによっていつでも思いついたときに音楽の検索ができそうですね。
SoundHoundの関連記事
SoundHoundのダウンロード
スマホ決済系ウィジェット
PayPay
▼バーコード支払い系アプリでは唯一「PayPay」がiOS14のウィジェット機能に対応しています。
表示内容としてPayPay残高が記載されていますので、現時点でどのくらいまでの支払いが可能なのかがひと目で確認できることと、スキャン&バーコード表示アイコンがありますので、こちらから素早く支払いに必要な機能を呼び出すことができます。
PayPayの関連記事
PayPayのダウンロードはこちら
カレンダー系ウィジェット
WidgetSmith
▼既に写真ウィジェットで登場済みの「WidgetSmith」ですが、カレンダー機能も有しています。
フォントや背景色が選べて、どの設定にしてもそれなりにおしゃれに仕上がります。ただし、写真背景にしたカレンダーが作成できないのが残念。
Color Widget
▼こちらも既に写真ウィジェット系で登場済みの「Color Widgets」ですが、こちらもカレンダーのウィジェットを配置することができます。
MediumやLargeサイズで微妙に配置が変わってきますので、その辺りも選び甲斐が出てきますね。
Ermine
▼カレンダーアプリとして定評のある「Ermine」もカレンダーのウィジェットを配置することができます。
シンプルながら配色の自由度が高かったり、地味に2ヶ月表示が他のアプリではなかったりして便利です。
「Ermine」のダウンロードはこちら
純正「カレンダー」アプリ
▼iPhoneの純正「カレンダー」アプリでもウィジェット配置を行うことができます。
iPhoneの純正だけあって、このカレンダーに通常的な予定を入れている人も多いのではないでしょうか。表示できる内容は当日の予定と当月のカレンダー表示になっていますので、シンプルに使いやすい設計になっています。
天気系ウィジェット
Yahoo天気
▼Yahoo!天気が提供しているウィジェットはシンプル・コンパクトで配置しやすい内容です。
配置できるのは、雨雲レーダーや当日の天気予報、気温のアイコンなどを配置することができます。
Yahoo!天気のダウンロードはこちら
weathernews
▼Weathernewsのウィジェットも雨雲レーダーや気温の変化グラフなどを表示させておくことができます。
一日における気温の変化は季節の変わり目ではかなり重宝しますね。また、雨雲レーダーもリアルタイムの降雨量を色で判別することができますので、思いがけない豪雨もホーム画面からの情報取得で回避することができそうです。
Weathernewsのダウンロードはこちら
純正「天気」アプリ
▼iPhone純正の「天気」アプリでもウィジェットを利用することができます。
シンプルに今いる地点の週間天気や気温の変化を表示してくれます。天気アプリを利用するシーンで最もよく利用する機能ですので、それがホーム画面から情報取得ができる、嬉しい設計になっています。
メモ系ウィジェット
純正「メモ」アプリ
▼iPhone純正の「メモ」アプリもウィジェットの設置が可能です。
直近で作成したメモがウィジェット内でリスト表示されており、タイトルをタップすることでそれぞれのメモ帳にすぐに移動することができます。
純正「リマインダー」アプリ
▼純正の「リマインダー」アプリもメモ系ウィジェットとして利用することができます。
大きなウィジェットで表示することで今現在のタスクをすぐさま確認することができますので、純正のウィジェットアプリを利用しているユーザーとしてはかなり便利な機能ではないでしょうか。
Post-it
▼紙の付箋紙「Post-it」の3Mからリリースされているメモアプリ。
このアプリの特徴は自筆のPost-itメモをアプリのカメラで読み込むとアプリで付箋紙を感知し画像としてメモ帳をアプリ内に簡単に取り込むことができます。その取り込んだメモ内容をウィジェット機能によってホーム画面に設置しておくことができます。
「Post-it」のダウンロードはこちら
付箋メモ帳型ToDoリスト-メモウィジェット
▼こちらもアプリ内でメモを作成し、ウィジェットとしてホーム画面に表示させておくことができます。
アプリ内で「どのメモ帳をホーム画面に掲載するか」をメモ単位で設定することができるため、その連動が分かりやすく使いやすいメモウィジェットとして利用することができます。
付箋メモ帳型ToDoリストのダウンロードはこちら。
時刻・管理系ウィジェット
▼ナビゲーションアプリ「ナビタイム」でもウィジェットの提供を行っています。
ナビタイムが提供しているウィジェットの内容は、設定した駅の直近の時刻表を確認することができますので、ホーム画面から今時分が乗ろうとしている電車の発車時刻を確認することができます。
Navitime(ナビタイム)のダウンロードはこちら
DropBox
▼以外にもDropBoxもウィジェット機能を提供しています。
このウィジェットは普段のDropBoxの機能のショートカットボタンをホーム画面に設置するものとなります。
DropBoxのダウンロードはこちら
アナログ時計 – 時計ウィジェット,目覚まし時計
▼こちらのウィジェットはシンプルを突き詰めた「アナログ時計」のウィジェットです。
その名の通り、極力大きくアナログ時計を表示してくれるもので、それ以上もそれ以下でもありません。ホーム画面に大きなアナログ時計を配置したいユーザーにはこれ以上無いアプリとなります。
アナログ時計のダウンロードはこちら
ニュース系ウィジェット
Yahoo!ニュース
▼Yahoo!ニュースもウィジェット提供をしており、いわゆる「ヤフートップ」をホーム画面でいつでも確認することができます。
記事のタイトルと更新時間が表示され、最新のニュースであることがわかります。また、その記事タイトルをタップすると、直接その記事ページへジャンプすることができます。
Yahoo!ニュースのダウンロードはこちら
Yahoo!リアルタイム
▼Twitterのリアルタイム検索・トレンドを確認できる「Yahoo!リアルタイム」でもウィジェットの設置を行うことができます。
サイズはいわゆる「Small」サイズのみの表示すが、Twitterのトレンドをホーム画面で確認することのできる唯一のツールとなっています。
Yahoo!リアルタイムのダウンロードはこちら
Yahoo!ファイナンス
▼デイトレードを行っている人なら気になる株の値動きをホーム画面で確認することができるのが「Yahoo!ファイナンス」のアプリです。
アプリ内でポートフォリオを作成しているユーザーであれば、その登録銘柄の値動きもウィジェット上で確認することができます。
Yahoo!ファイナンスのダウンロードはこちら
純正「株価」アプリ
▼iPhone純正の「株価」アプリでもウィジェット配置を行うことができます。
こちらも「ウォッチリスト」に登録している銘柄の動きをホーム画面上で確認することができます。
不動産系ウィジェット
HOME’S
▼唯一の不動産系で利用できるウィジェットは「HOME’S(ホームズ)」から提供されています。
検索条件を保存しておけば、その条件に該当する新着物件をウィジェット内に表示させることができます。
HOME’S(ホームズ)のダウンロードはこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、iOS14向けウィジェットの専用アプリ、及びウィジェット機能を既に提供しているアプリをまとめとしてご紹介しました。
今後も多数のアプリがウィジェット対応していくことが予想され、本記事も都度、更新しお知らせして参ります。