この記事ではPayPayポイント運用でポイントが増えない・マイナスになってしまう場合の対処法についてご紹介します。
PayPayポイント運用ではポイントが増えることを期待して行うものですが、なぜかなかなか増えない・マイナスになってしまったというお悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、PayPayポイント運用でポイントが増えない・マイナスになってしまう場合の対処法についてご紹介致します。
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もくじ
PayPayの運用ポイントが増えない!マイナスになる!その原因とは?
各コースの元となっている指標がマイナス傾向になっている
PayPayのポイント運用では、下記の指標を元にポイントが運用されています。
- SPDR Gold Trust(GLD)
- INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1(QQQ)
- SPDR S&P500 ETF
- DIREXION S&P 500 3X(SPXL)
- Direxion Daily S&P 500 Bear 3X (SPXS)
これらはアメリカの主要な企業の株価の動きにもとづいた指標です。アメリカ全体の株価は基本的には右肩上がりと言われていますが、指標によってはマイナスになっているものもあります。
▼PayPayのポイント運用では「NASDAQ100」などの株価指数をベンチマークするETFに疑似投資していますが、近年の「NASDAQ100」を見てみると下がり傾向であることがわかります。
また、直近でいうとシリコンバレー銀行の経営破綻により金融不安が広がるなど、1つの出来事に派生してドミノ倒し的に金融機関の株価が下がってしまうこともあります。
市場全体・アメリカの市況がマイナス傾向になっている
局所的に見ても下がっているところがあります。たとえばテクノロジー株全体はダウントレンドです。一時期は「ITバブル」と呼ばれ、株価も右肩上がりで人気だったGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)ですが、2022年以降ではGoogleやAmazonの株価が20%以上下がったともいわれています。
▼Google、Meta、Amazonはそれぞれ株価が下がってきています。
ドル高の影響や、インターネット広告の広告費が減少してしまっていること、さらにTikTokなどGAFAM以外の新しいプラットフォームの台頭も要因とされています。
このように、「GAFAMは人気だから大丈夫」「アメリカはずっと安泰」など考えずに、ニュースなどで現状をきちんと把握し見極めることが大切です。
ポイントの追加直後は手数料分マイナスになっている
ポイントを運用を開始し運用残高に追加した直後は、手数料分がマイナスになっていますので、スタート・追加直後は必ずマイナススタートとなります。
手数料は1%となっており、1回につき100円未満の追加であれば手数料はかからないものの、100円以上追加する場合は手数料がかかってしまいます。
▼追加時に「手数料相当額1%」の表示欄に初回・ポイント追加時に差し引かれる手数料が表示されます。
この手数料が初回のマイナス分になりますので、開始時はこのことを加味してチャートを見る必要があります。
PayPayポイント運用が増えない・マイナスになった時の対処法とは
そもそもPayPayポイント運用をしている方の多くは、「投資は難しくてよくわからない」「だけどポイントならリスクなく運用できるか」と考えて行っている方が多いと思います。
それなのにPayPayポイント運用が増えない・マイナスになってしまっては本末転倒、がっかりしてしまいますよね。そこで運用が増えない・マイナスになってしまった場合の対処法をお伝えします。
一度全額を引き出す
マイナスになりそうなとき・運用益が増えない場合には一旦全額を引き出してしまうのも手です。
下げトレンドの時はポイントを運用していても増えるどころか減っていくばかりで、見ているだけでメンタルがやられてしまうということもあると思います。一旦全額を引き出し、米国株式の状況を見つつ上げトレンドになった際に再度預け直すというのも作戦の一つではないでしょうか。
▽PayPayの運用ポイントを引き出す具体的な方法については、こちらの記事を御覧ください。
別コースを検討する
もしリスクが高めの「チャレンジコース 」を選択している場合には、預けているポイントをその他のコースに移すことを検討しても良いかもしれません。
リスクが高いコースの場合には、株価の変動に応じてかなりの上げ下げが生じます。それだけ利益が増える時には増えますが、減る時には減ってしまうということです。状況に応じてコースを変えることで利益の減少を防ぐことができるかもしれません。
複数コースに振り分ける(分散投資する)
複数コースに振り分けるのも作戦の一つです。一つのコースにすべてのポイントを入れてしまっていると、リスクが高いところであれば損失がふくらむ恐れもあります。いくつかのコースにふりわけておくことでリスク分散にもなります。
たとえば、株価が下がってしまっている時でも金は下がらないこともあります。分散投資をしておけば、どんな状況でも最悪の事態を防ぐことが出来る可能性が高いというわけです。
ポイント運用への自動追加設定をオフにする
どんどん損失が膨らんでいるときには、ポイント運用への自動追加設定をオフにすることをおすすめします。
ポイント運用への自動追加設定がオンになっている時は、どんどん獲得したポイントが運用にまわされてしまいます。下げトレンドなのにポイントが運用にまわってしまっては損失が膨らむだけです。一旦ポイント運用への自動追加設定をオフにし、状況がよくなってからオンにするようにしましょう。
手数料分のマイナスを抑える
ポイントの追加を行う場合には手数料に注意が必要です。
1回につき100円未満の追加であれば手数料はかかりませんが、100円以上追加する場合は、選択したコースの参照資産の価格に1.0%の手数料がかかってしまいます。
しかし、裏技があります。ポイントの追加について1日あたりの上限回数の制限はないため、1回99円のポイント追加を何度も繰り返せばポイント追加を手数料をかけずに行うことが可能です。少し面倒ではありますが、せっかく増やしたポイントを手数料で減らしてしまうのは悔しいですよね。99円ずつ追加するようにしましょう。
▽PayPayポイント運用の手数料を節約する方法の詳細はこちら。
グラフは上昇しているのに運用益はマイナスになっているのはなぜ?
ポイント運用のグラフを見ると、微増しているようなグラフになっているにもかかわらず「運用損益」の欄では、マイナスになっているケースがあります。
このグラフを見て「運用で増えているにも関わらず、なぜ損が出ているの?」と思う方もいるかもしれません。
実は、このグラフ、ポイント運用の合計額のグラフになっているため、自動追加の設定にしておくことでポイントが発生する度にグラフとしては右肩上がりになります。
グラフとしては右肩上がりでも、元となっている指数が下降している場合は、運用損益がマイナスになりますので、「右肩上がりでも損益はマイナス」という画面表示になります。
意図せずこの状況になっているときは、「ポイントの自動追加設定」をオフにする(貯めるに設定する)ことをおすすめします。
ポイントの自動追加をオフにして、貯めるに設定する方法は、
▼PayPayアプリのウォレットタブを開き「PayPayポイント」欄の設定を変更するをタップ。
▼そうすると、PayPayポイントの取扱に関する設定画面が表示されますので貯めるに変更しておきます。
まとめ
今回は、PayPayポイント運用でポイントが増えない・マイナスになってしまう場合の対処法についてご紹介致しました。投資という性質上、なかなか「こうすれば絶対に増える」という解決策はありません。しかし、コツをつかめば少しずつでも増やすことは可能です。アメリカの状況などを学びつつ、どのコースが良いか見極めるようにしましょう!