本記事はLINEの「未読スルー」の原因について解説します。
LINEには便利な「既読」の仕組みがありますが、その仕組によって送信(受信)したメッセージが確認済みなのかどうかはっきりしてしまいます。
そこで今回はLINEで「未読スルー」が起こる原因と、「未読スルーという無視」なのか「本当に気付いていないのか」を推測する手段をご紹介いたします。
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LINEの「未読スルー」とは?
LINEの「未読スルー」とは、トーク上でメッセージを受信し、その後「既読」を付けない状態で放置することです。
未読=既読が付かない=トーク画面を開いていないということ
通常、LINEのトークでは、自分がメッセージを送信後、トーク画面上ではそのメッセージが吹き出し状で表示されますが、そのメッセージに「既読」が付くには、相手がそのトークルームをスマホ(PC)上で開く必要があります。
つまり、未読=既読が付かない状態、というのは相手が「トーク画面を開いていない」ことによって起こりえますので、別の手段で中身が確認できた場合、「内容を確認しているけど、あえて「既読」を付けず、返信もしない」という状況で「未読スルー」が発生します。
そんな「未読」の状態ですが、以下の場合によって未読・未読スルーが起こります。
LINEトークにおける「未読スルー」の原因
未読スルー状態にはどのようなパターンがあるのかをみていきましょう。
単純に通知が多すぎて見逃している
未読スルーとして最も多いケースとして考えられるのが、非常にシンプルな「通知が多すぎて埋もれる」です。
LINEでは企業や店舗などによる「公式アカウント」が多数存在し、アカウント登録と同時に特典を受けられる、というサービスがあります。
その場その場で公式アカウントを多数登録していくうちに、トーク一覧画面上は常に広告通知ばかりになり、友人からの連絡が広告により埋もれてしまう、というケースが多々あります。
対策としては「非表示削除」がありますが、通知が新規で発生する度に再表示されるため、根本的な解決にはなりません。すでにアカウント登録による特典を受取、今後その広告アカウントからの情報が重要でないならば「ブロック削除」を行い、トークルームでの重要な会話を逃さないように整理することが大事です。
既読が付かない方法で内容を確認している
実は、既読マークをつけずに内容を確認することができます。
▼短い文章であれば、あるいは文章の冒頭であればトーク一覧画面で確認することが出来ます。
▼また、通知をONにしていればホーム画面に表示されますので、そのタイミングでも既読を付けずに短い文章であれば、あるいは文章の冒頭を確認することができます。
この「トーク一覧画面で内容確認」「通知で内容確認」という時点では、メッセージ内容は把握できているものの、トーク画面を開いていないため、「既読」が付かない状態となっています。
また、「既読」をつけてしまうと返事をしないといけないプレッシャーから、このようにして未読スルーをする方は一定数います。
▽その他にもある「既読を付けずに読む方法」のそれぞれのやり方については以下の記事を御覧ください。
自分が相手からブロックされている
▼相手が自分のことをブロックしている場合、ブロックされた以降に送信したメッセージは相手側では表示されません。
相手側が自分に対して行う「ブロック」は特段通知などはされないため、「ブロックされた側」のユーザーは自分がブロックされているかどうか知ることができません。
ブロック以後に送り続けたメッセージは相手側のトーク画面に表示すらされませんので、それらは全て「既読」の付かないメッセージ=未読となり、それら全てが「未読スルー」となります。
「自分がブロックされているかどうかの確認方法」はこちらをご確認ください。
相手がメッセージの受信拒否状態の場合
初めてメッセージを送る相手の場合で相手が「メッセージ受信拒否」設定にしていた場合はメッセージが届かないことがあります。
▼プライバシー管理から「メッセージ受信拒否」設定をONにしていると友だち以外からのメッセージの受信をしません。
つまり、友だちになっていたと思っていても相手のLINE上では「友だち」でなかった場合、且つこの「メッセージ受信拒否」がオンになっていた場合は、送信するメッセージの全てが、自分だけに表示されているものになるため、実質的に「未読スルー」となります。
相手がトークルーム削除している場合
相手が未読状態のままトークルームを削除している場合、メッセージを送信した側のトーク画面上では未読のままとなり、実質的に「未読スルー」の状態となります。
▼トーク一覧画面から左にスワイプして削除にするとこれまでのトーク履歴が削除されてしまします。
未読のまま削除されると、削除した側のアプリでは履歴がなくなりますが、送信した側のLINEではトーク・メッセージともに存在している形になるため、未読のままの状態、未読スルーの状態となります。
トークルーム自体の復活は、再度メッセージの送信を行えば可能ですが、先に送信したメッセージが既読になることはありません。この場合、ブロックがされておらずトークの復活が可能なのであれば、トーク削除前のメッセージを再送することをおすすめします。
相手側がトーク復元を失敗している場合
相手が未読状態のまま、スマホを機種変更するなどして、LINEのアカウント引き継ぎ・トークの復元に失敗している場合、未読のまま読まれずに消えてしまいます。
LINEのアンインストールをしている場合
トーク復元失敗と同様、相手が未読状態のまま、相手がLINEのアンインストールをしてしまうと未読のまま読まれずに消えてしまいます。
「未読スルー」か「気づいていない」かを判別する方法
それでは、相手から返事が返ってこないのが「ただ気づいていないのか」あるいは「未読スルーをされているのか」を判別する方法はあるのでしょうか?
別のグループチャットでは返信しているか確認
たとえば、個人のチャットでは返事がないのに、別のグループチャットでは返事をしている場合、LINE自体は開いていることが予想できますので、あなたのメッセージだけ「未読スルー」をしている可能性があります。そんなときはグループトークで話しかけて相手の反応を伺ってみるのも良いかもしれません。
LINEを起動しているか確認してみる
相手がLINEを今まさに起動している場合、
▼このように🏠ホーム→友だち一覧でアイコンの右上に緑のドットが付けられます。
もし、未読スルーが発生している友だちにこのドットが付いている状態であれば、LINEは生きている状態になりますので、端末やアプリの問題で「メッセージが見れない」という可能性は低く、意識的に未読スルーしている可能性が高いと言えます。
LINEで自分がブロックされているかの確認
未読スルーのパターンで最も多いと考えられる「いつの間にかブロックされている」というケース。
以下の手段で「自分がブロックされているかどうか」を確認することができます。
複数人トークを作成してメッセージを送信する
協力をしてくれる友だちがいる場合、一番わかりやすいのが複数人トークを作成してメッセージを送信する方法です。
グループトーク作成画面で、ブロックされているか確認したい相手ともう一人以上の協力をしてくれる友だちを選択しましょう。
ここでは「やまださん」にブロックされていないか確認します。
▼協力をしてくれる友だちの画面には招待した「やまださん」が表示されているのに、
▼自分のグループトークのメンバー一覧ではこのように「やまださん」が表示されていない場合、
「やまださん」からはブロックされている可能性が高いと言えます。
スタンプをプレゼントしてみる
友だちに協力をしてもらうのが難しい場合、もうひとつ方法があります。
▼スタンプショップでブロックされているか確認したい相手が絶対に持っていなさそうなスタンプを選択しましょう。そして、プレゼントするをタップします。
▼友達を選択の画面でブロックされているか確認したい友だちを選択し、右上のOKをタップします。
相手が「このスタンプを持っているためプレゼントできません」と出たら相手からブロックされている可能性が高いと言えます。
確認するだけであれば課金をしなくても可能です。しかし、相手が本当にこのスタンプを持っているかもしれませんので、このように出ても100%ブロックされているとは言い切れません。
▼LINEの「ブロック」に関して詳しい仕組みは、こちらの記事をご覧くださいませ!
まとめ
今回はLINEで「未読スルー」か「気づかない」かを判別する方法を解説しました!
はっきりと「絶対に未読スルーだ」などと判別する方法はありませんが、確率として高い方法はありました。
もしや……?と思ったら試してみてくださいね。