本記事は、LINEの「送信取消」について解説します。
LINEでやり取り中、誤って間違ったメッセージを送ってしまって焦ってしまうことは誰にもあるはず。この機能はそんな「誤送信」を解決する有り難い機能です。
本記事では他にも、送信取り消しのやり方・使う際の注意点、メッセージの「復元はできる?」や相手に消したことがバレるかなどについても解説して参ります。
もくじ
LINE上で誤送信を取り消すことは可能なの?
LINEの送信取消は超カンタン
LINEは数年前までは送信取り消し機能が実装されていませんでしたが、現在は相手に送ったメッセージなどをすぐに取り消して削除することができるようになっています。
ただし24時間以内に送信したものしか取り消すことができない
LINE上で送ったメッセージや画像は24時間以内であれば相手のトークより消去することが可能です。
ですが24時間を過ぎたものは当然取り消すことができないので、送信ミスに気づいたら直ちに取り消しを行うことをお勧めします。
LINEで送信したメッセージの『送信取消』の方法
それでは実際にメッセージの送信を取り消してみましょう。
▼初めに送信したメッセージを長押しして、メニューより送信取消をタップしてください
▼注意書きが表示されるので、問題なければ送信取消を再度タップ
▼タップ後、画面に「メッセージの送信を取り消しました」と表示されていればOKです
LINE上の「削除」と「送信取り消し」はどう違うの?
トーク上から該当メッセージ・画像等を消すことができる点においては同様ですが、この「削除」と「送信取消」は以下のような違いがあります。
「削除」は相手宛の送信内容を消すことができない
メッセージを削除した場合、こちら側のトーク画面からは消えますが、相手側のLINEに届いているメッセージはそのまま残り続ける形になります。
「送信取り消し」はお互いのトークから送信内容を消せる
一方の「送信取り消し」に関しては、取り消しを行った時点で自身・相手のトーク画面から該当メッセージがリアルタイムで消えて、画面上に残る心配もありません。
ただし、以下の通り、自分や相手のトーク画面に「メッセージの送信を取り消しました」という文言が残るため、「何かしらの文章を削除した」ということは相手方に分かってしまいます。
送信取り消しした内容が相手に見られる・バレることってある?
相手が確認するよりも先に送信取り消しを行うことで、トーク画面から消して、その内容を見られるのを防ぐことが可能ですが、場合によっては相手に内容や行為がバレてしまう可能性もゼロではありません。
その大きな理由が主に下記となります:
トーク画面上に「メッセージの取り消し行為」が表示される
LINEではメッセージの送信をキャンセルした場合、「〇〇がメッセージの送信を取り消しました」などの通知がトーク画面上に表示されます。
問題は上記テキストが自身・相手の画面に等しく出てくるため、たとえ相手に内容を読まれなかったとしても、「自分宛に送ったメッセージをなぜか消した=とても怪しい」と解釈されかねないのでご注意ください。
そもそもスマホに受信したLINEメッセージが通知される
相手がLINEからの通知をONしていた場合、送信したメッセージの内容とともに通知が相手の携帯に届いてしまうため、ほぼ確実に内容がバレてしまいます。
また、送ったメッセージを取り消すと▼のようにその旨が通知されて、削除したこともバレてしまいます。
メッセージを受け取る相手側が端末設定などでLINEの通知をOFFにしていたら内容がバレることは起きませんが、余程のことが無い限りはオフにされることがないので気を付けましょう。
相手のアプリバージョンによってはメッセージが消えないことも
iPhone版で送信取り消し機能が実装されたのは2017年12月13日リリースの「バージョン 7.18.0」とされています。
送信を取り消す際の注意書きでも言及されてますが、もしトーク相手が上記バージョン未満のアプリを使っていた場合、こちら側で送信を取り消しても、相手のトーク画面からメッセージが消えない恐れが高いのでご注意くださいませ。
「送信取り消し」ではなく「削除」を間違って選択していた
対象メッセージを画面から消す点においては「送信取り消し」も「削除」も同じであるため、どちらか片方を選んでも問題ないと誤解する人もいたりします。
▼例えば下記のようにトーク画面上で送信したメッセージを削除して、
送ったメッセージを画面から消したと思っていても、
相手のトーク画面には消したはずのメッセージがバッチリ残っています・・・
さらに厄介な事に、一度削除してしまったメッセージに関しては送信の取り消しが不可能になるため、こうなってしまったら事実上「お手上げ状態」になるのでお気を付けください。
LINEで「送信取り消し」されたメッセージを「見る方法」はある?
さて、画面上に相手が送信を取り消したことを示すメッセージがあると、「どんな内容だったのか?」と気になって、中身が見たくなることがあるはず。
現時点では「送信取り消し」されたメッセージは見れない
一度取り消されたメッセージはトーク画面上で見ることができませんので、自分が「送信取り消し」をされた受信側だった場合、
- 通知取得時に画面のスクリーンショットをしていた
- 送信取り消し前にそのメッセージを確認していた
ということでない限り、「送信取り消し」されたメッセージを確認することは出来ません。
ただしLINEからの通知で一部を見ることが可能
もしLINEからの通知をONにしていた場合、メッセージの受信と同時にその通知がロック画面などに届くので、その際に内容をある程度見ることができます。
ただしiOSの仕様として、通知を行ったアプリを開くと、届いた通知が消えて見れなくなるのでご注意ください。
自分が「送信取り消し」したメッセージを復元する方法はある?
では送信を取り消したメッセージを復元したい場合はどうなのでしょう?結論をお伝えすると
基本的に一度取り消した・削除したメッセージは復元が不可能
LINEでは一度でも送信を取り消す、または削除したメッセージは原則として復元ができません。
トーク履歴を送信しておけば残すことは可能
ただ、送信取り消しの前に該当メッセージを含むトーク履歴を、LINEのKeepやスマホ内に保存しておけばメッセージを残すことはできます。
▼LINEのトーク保存機能の詳細についてはこちらの記事を御覧くださいませ!
「送信取り消し」を行った場合、受信側ではどのように見える?
さてLINE上でのやり取り中に相手がトークの送信を取り消した場合、こちら側、つまり受信側ではどんなふうに見えるのでしょうか?
下記の画像は受信側のトーク画面となっており
▼相手がメッセージ(画像内の「?!?」)を取り消すと、、
▼相手の名前と共に「〇〇がメッセージの送信を取り消しました」という通知がリアルタイムに表示されます
「送信取り消し」ができない!?その理由と対処法
メッセージ送信から24時間以上が経過している
メッセージは送ってから24時間以内であれば送信を取り消すことができます。しかしそれを超えているものは仕様上送信取り消しができないので、送信取り消しを行いたい場合はお早めに行うことをお勧めします。
LINEアプリのバージョンが古いため
冒頭でも説明している通り、本機能はバージョンが7.18.0以降のLINEアプリにて実装されているので、それより前のバージョンでは送信取り消しができないので注意。
そもそもメッセージが「取り消せないもの」である可能性が高い
LINEにおける一部のメッセージは取り消しができないものがいくつか存在しており、
このようなものも取り消し不可なメッセージの内に含まれています。
「既読」になったメッセージを「送信取り消し」するとどうなる?
LINEではトーク相手がこちらのメッセージを読むよりも先に、送信を取り消してトーク画面から消すことは可能ですが、すでに読まれているもの、つまり「既読状態」のメッセージも消すことができます。
ただ、こちらに関しては冒頭でも言及しているように、送信取り消しが可能なメッセージは「24時間以内」の内容のみが対象となっており、送信から1日以上が経過した既存トークは消せませんので注意!
まとめ
いかがだったでしょうか?
LINE上で友達や同僚とやり取りしているととても楽しい気分になりますが、タイプミスによる失言や誤送信をしてしまうと非常に恥ずかしくなります(汗)
今までは大抵相手に弁解するパターンになりがちでしたが、現在はそれらのメッセージを瞬時に取り消せるので、安心してトークのやり取りができますね♪