TwitterやInstagramなどのSNSにおけるプロフィールページに、自分への投書箱となるページのURLを貼り付けて、他ユーザーから匿名での質問を受け付ける「質問箱」が流行しています。
その中でもいくつかの「質問箱サービス」が人気を博しています。
今回はその質問箱サービスの中から主要なサービスをいくつかご紹介いたします!
そもそも「質問箱」サービスって何?
そもそも今はやっている「質問箱」とは、どのようなサービスなのでしょうか?
SNSのプロフィールページに掲載する私書箱
簡単に言うと「SNS のプロフィールに掲載するための私書箱」と言えます。
Twitterで質問を受け付ける場合は、それまでは毎回質問募集のツイートをしなくては行けなかったり、Instagramで質問を受け付ける場合、ストーリーズでアンケート用のスタンプなどもありますが、一定時間が経過すると消えてしまうため常設できる、というものはありませんでした。
「質問箱」の登場と流行により、「いつでも質問を受け付けます」というスタンスの表明と、タイムラインのオープンな場ではなく、閉じられた・クローズドな中でコミュニケーションをとる、という文化が発生しました。
匿名での質問受付が基本
今回ご紹介するいくつかの質問箱のサービスに共通するのが、全て「匿名で質問を受け付ける」という点です。
「質問箱」を使って特定のユーザーに質問を投稿する人は、自分のアカウントや「誰であるか」を完全に隠して質問することができます。
質問箱を設置する側のユーザーとしては、当然、質問の中に誹謗中傷が混ざる可能性がありますが、そのあたりは質問箱を提供するサービス側がネガティブなワードを検知したりするようなフィルターの開発・提供を行っています。
また、いくつかの質問箱サービスでは、あまりにも酷い誹謗中傷が何度も行われた場合、所持している個人情報を捜査機関・裁判所に引き渡す、という利用規約を明示しているところもあります。
インタビューされている状況を作り出せる
「質問箱」として機能する他に、「自分が質問をされたふりを装い、 自分が答える」という文化もあります。
TwitterやInstagramのタイムライン上に「いつも大量の質問を受け取っている」ような見せ方を作り出し、自分が「他のユーザーから沢山の興味を浴びている」という演出をするユーザーも確認されています。
どのユーザーが自作自演をしているかは判別できませんので、たくさんの質問に答える演出をすることで、「人気者」っぽく見せることが可能になるわけです。
という形で、興味深い面が沢山の「質問箱」サービスですが、既に一定の人気を獲得しているサービスがありますので、それらがどのような特徴があるかも踏まえてそれぞれご紹介していきます!
BoxFresh
今人気急上昇の「質問箱」サービス「BoxFresh」です。
一時は、特定の時間(夜9時移行)から配信を初めて一定数のダウンロードに到達し次第掲載を取りやめていましたので、特定ユーザーしかダウンロードができない状況でしたが、
▼直近ではこのように終日配信されており、App Store でも上位でも上位を獲得しています。
▼BoxFreshのダウンロードはこちら。
BoxFreshの特徴
BoxFreshの特徴として、アプリの使いやすさもさることながら、Botで飛んでくる質問が多いことが
▼<フィード>というページによって、BoxFreshを使用しているその他ユーザーが返答した内容がタイムライン的に流れてくることで、

BoxFresh独自のコミュニティを生み出しています。
ただし、Botからの質問が多いという指摘も
使いやすい、且つ人気の高い「BoxFresh」ですが、質問箱を作成して、すぐさま気づくことが「Botから飛んでくる質問がかなり多い」という点です。
▼ボックスフレッシュのサービス利用開始直後から短い質問が矢継ぎ早に飛んできますが、

これらは実際に存在する一般のユーザーから寄せられた質問ではなく、Botが機械的に送信してくる質問だと考えられています。
一定時間経過するとそれほど連続して質問は来なくなりますが、一般ユーザーからの質問が最初から多いユーザーにとってはどれが「人間から来た質問」かはわからないため、実際に寄せられた質問に返答するタイミングが遅くなってしまう、などの状況が発生します。
しかし、ある程度、判別してブロックする機能などもありますので、設定をうまく活用しましょう。
『BoxFresh』の更に詳しい使い方
BoxFreshのさらに詳しい使い方は、
▼こちらの記事にまとめておりますので、ご覧くださいませ。
Peing(ペイング)-質問箱-
質問箱サービスとしては老舗にあたる「Peing(ペイング)」です。
ユーザー数としては最も多くのユーザーを獲得していると見られ、また、アプリ・サービスの使い方も入門者としても使いやすい仕様になっていることが特徴です。
▼Peing(ペイング)のダウンロードはこちら。
Peing(ペイング)-質問箱-の特徴
▼他の質問箱系サービスがテキスト形式で質問を受け取るのに対してPeingの場合は一貫して、この画像に手書きフォントというスタイルで質問を受け取ります。

この演出によって手書きの質問が送られてきたような感覚を得ることができます。
Instagramのストーリー投稿に対応
また、質問の回答時に
▼こちらにチェックを入れておくことで、Instagramのストーリーズへの投稿を行うことが出来ます。

▼Instagramの画面へ切り替わった後は、質問/返答画像に対して、文字入れ、スタンプなどを行い、編集を行うことが出来ます。
『Peing(ペイング)-質問箱-』の更に詳しい使い方
▼「Peing」の更に詳しい使い方・Instagramのプロフィールへの掲載方法などはこちらの記事をご覧くださいませ。
マシュマロ
最後にご紹介するのは、「マシュマロ」という質問箱サービス。

こちらのサービスは本記事でご紹介する中で唯一アプリでのサービス提供を行っておらず、Webからアカウント認証することで使用可能になります。
マシュマロへはこちらのリンクからアクセスして、アカウント認証・作成を行いましょう。
『 マシュマロ』の特徴
マシュマロが「BoxFresh」や「Peing」と一線を画しているところは、
- 唯一のWebサービス
- AIがネガティブなコメント検知・シャットアウトしてくれる
- 有料会員プランが存在する
という点です。
『マシュマロ』の特徴
マシュマロの特徴は、質問投稿ユーザーは匿名での質問を行うことができつつ、質問を受け取る側はネガティブなコメントや誹謗中傷などを受け取る心配が無いことです。
▼もしそのようなコメントや質問を受け付けた場合、自動で削除されますので、精神衛生的に健全なまま質問箱として設置を続けることが可能です。

唯一「有料プラン」が用意されている
今回ご紹介するサービスの中で唯一、有料プランが用意されています。
その有料プランの中身の一部は、広告の非表示や回答文字数制限の解除のほか、AIで削除されるワードを削除しない、AIが干渉しないという機能も提供されます。
『マシュマロ』の更に詳しい使い方
「マシュマロ」の更に詳しい使い方や、有料プランのさらなる機能・投げ銭システムである「チョコ入りマシュマロ」の詳細については、
▼こちらの記事を御覧くださいませ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はいま流行中の質問箱サービスについて、いくつかのサービスをご紹介いたしました。
使い心地的なところはいずれのサービスも同様ですが、それぞれ特徴的な機能がありますので、好みに合わせて使ってみてはいかがでしょうか?