もくじ
インスタグラムからリリースされたチャットアプリ「Threads」とは?
親しい友達限定のインスタチャットアプリ
インスタグラムからひっそりとリリースされた「Threads」とは、インスタグラム の中でも「本当に親しい友だち」のみとチャットができるアプリ。
インスタグラムは基本的にはオープンなSNSですが、今回のThreadsの投票によってクローズドな SNS の側面を見せてくるようになりました。
写真や画像は相手側の表示回数を指定できる
通常のチャットであればインスタ本家アプリのDMで十分ですが、このアプリではスナップチャットで実装されているような、「見ると消える画像」を送信することもできます。
▼写真撮影後の編集画面で閲覧回数をこのように設定することもできます。
ステータス設定で自分の状況をリアルタイム共有
Threadsアプリには「ステータス」という機能があります。これは、今の自分の状況、感情、行動をステータスに反映することで、
▼Threads上の「親しい友達」に今の環境をダイレクトに伝えることができます。
▼また、学校・職場・自宅などにこのように地図上にステータスを設定することで、
その場所に行ったら自動でそのステータスに切り替わる「自動ステータス」の機能も利用することができます。
「テーマ」を変更することでアプリアイコンの色も変更可
▼「テーマ」を変更することでアプリアイコンやアプリ内部のデザインをその都度変更することができます。
また、アプリとしては珍しくホーム画面上に表示されるアイコンのデザインも変更することができます。
インスタグラム「Threads(スレッド)」のインストールと初期設定
「Threads」のインストール
▼「Threads」はこちらのリンクからインストールすることができます。
「Threads」の初期設定
▼「Threads」を開くと、まずこのアプリ上での「連絡先」となる「親しい友達」を選択します。
ここで選択したユーザーがこのアプリを使ってやり取りできるユーザーとなります。
また「親しい友達」というのは、自分がフォローしている、もしくは自分をフォローしているユーザーの中から、自分が任意で自由に設定することができます。
▼インスタグラムの「親しい友達」の仕組みについてはこちらの記事をご覧ください。
▼次に通知の許可のあと、カメラショートカットの設定をします。
このアプリはカメラで写真を撮影→送付の流れが基本になりますので、ここで特定のユーザーを設定しておくことで、そのユーザーへの写真共有がとても簡単になります。
▼次に「自動ステータス」のオン・オフを設定します。
自動ステータスは、現在の自分の状況をアイコンとして示しておくことで、いちいち「今何してる?」という質問に答えることなく、自分の状況をThreads上の友達に通知することができます。
▼最後に「テーマ」を決めます。
テーマはThreadsアプリの通常の白ベースのデザインからダークモードへの切り替えができるほか、ホーム画面に表示されるアイコンのデザインも変更することができます。
インスタグラム「Threads」の基本的な使い方
カメラ起動から撮影・送信
まず最も簡単に使う手段が、アプリ起動→カメラ→撮影→送信、という手順です。
▼アプリを起動すると、このようにカメラが同時に起動しますので、画面下のボタンを押して、写真を撮ります。
▼次に、画面下の∧マークをタップ。
▼アプリ冒頭で設定した「親しい友達」一覧が表示されますので、今しがた撮影した写真をどのユーザーに送信するかを選択します。
選択が完了したら画面下に表示されているシェアをタップし、その画像を選択した「親しい友達」に送信することができます。
親しい友達の選択・連絡先のカスタマイズ
送信できる先はインスタグラム上の「親しい友達」となりますので、その送信先を編集・カスタマイズしてみましょう。
▼カメラ画面を下方向にスワイプするか、画面右上の紙飛行機アイコンをタップすると、
▼こちらの「親しい友達」のリストが表示されますので、画面左上の≡をタップし、
▼設定画面を呼び出すと親しい友達を選択と表示されますので、こちらをタップします。
▼次に表示されるこちらの画面でユーザー一覧が表示されますので、「親しい友達」として登録する人にはチェック✓を入れて、外す人は✓を外しましょう。
ステータスを変更する
ステータスは、今時分が置かれている状況をアイコン1つ+コメントでThreadsを利用する「親しい友達」に伝えるものです。
▼ステータスを変更するには、「親しい友達」一覧画面で自分のアイコンが表示されている場所に「ステータスアイコン」が表示されていますので、こちらをタップするか、
▼設定画面でステータスを選択します。
▼そうすると、現在選択することができるステータス一覧が表示されますので、こちらから選択する形でステータス変更ができます。
ステータスを新しく作成する
ステータスを新しく作成することもできます。
▼ステータスを新しく作成するには、アイコン部分をタップし、キーボードから任意の絵文字を入力、その後、右に位置するフォームでステータスの名称を入力します。
▼この時に自動設定をオンにすると、このように画面上に地図が表示され、このエリア内にいる時に現在作成しているステータスに自動で設定されます。
▼また、親しい友達にお知らせを送信をオンにすると、現在作成したステータスがThreadsを利用しているインスタ上の親しい友達に通知します。
「自動ステータス」とは?
「自動ステータス」とは、
▼こちらの「場所を選択」で指定したエリアに入ると、自動的にその場に設定したステータスに変更される、という仕組みです。
また、この仕組みを利用するには、端末側の設定で「位置情報を常に許可」の状態にしておく必要があります。
この設定を有効にする方法は、
▼もし、Threadsが「常に許可」になっていない場合、このように!マークが表示されていますので、設定に移動をタップします。
▼そうすると、端末の設定アプリ内の画面に移動しますので、位置情報をタップ。
▼表示される設定メニューより常にを選択することで、Threadsの「自動ステータス」機能を有効にすることができます。
カメラ画面のカスタマイズ
次に、Threadsのメイン画面であるカメラ画面のカスタマイズを行うことができます。
▼設定よりカメラをカスタマイズをタップし、
▼次の画面では「親しい友達」の一覧が表示されます。
ここで任意のユーザーを選択することで、カメラ画面においてこのユーザーのアイコンを常時表示させることができ、通常の送信よりも少ない手順で写真の送付が可能になります。
▼このように設定したユーザーはシャッターボタンと並ぶ形でアイコンが表示され、このアイコンをタップすると、「そのユーザーへ送信する写真のシャッター」を切ることができます。
通常のダイレクトメッセージでやり取りを行う
インスタグラムで可能なDMのやり取りもThreadsで可能です。
▼親しい友達一覧でそのユーザー名部分をタップすると、
▼このようにインスタ本家アプリのようなDM画面が開きます。
ここで従来的なDMのやり取りも行うことができます。
アプリ「Threads」の画面解説
さてここから「Threads」の各画面を解説しつつ細かい機能をご紹介していきます。
カメラ画面
▼ アプリを起動して一番最初に表示されるのがこちらの画面です。
- ステータスアイコン
- 親しい友達一覧へ
- 端末内のデータ呼び出し
- フラッシュ
- 前後のカメラ入れ替え
が並んでいます。
▼またこの画面にて画面を長押しするとこのように顔にかかるフィルターエフェクトを表示・選択することができるようになります。
写真編集画面
▼こちらが撮影後に表示される画像編集の画面。
- 文字入れ
- スタンプ
- 手書きペン
- 表示回数設定
- ダウンロード
が並んでいます。
▼表示回数設定のアイコンをタップすると、このように相手方での表示回数を設定することができます。
設定画面
▼設定画面はホーム画面の中のこちらのアイコンをタップすることで表示させることができます。
▼設定可能なメニューはこの通り。
以下に特徴的な機能をいくつか解説いたします。
グループの作成
▼グループを作成をタップすると、このようにユーザーグループを作成できる画面を開くことができます。
ユーザーグループを作成する場合、グループに入れることができるユーザーは「親しい友達」入っている事が条件になりますので、グループに追加したいユーザーがいる場合は、まず最初に親しい友達への設定変更が必要になります。
テーマの変更
アプリの起動直後に設定した「テーマ」はその後も変更することが可能です。
▼設定からテーマを選択し、
▼表示される中から、いつでも別のテーマに変更することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はインスタグラムからひっそりと発表されたメッセージングアプリ「Threads」のご紹介をさせていただきました。
まとめると、
- 基本的にはインスタグラムのDM機能を切り出したもの。
- SnapChat的な使い方である「消える画像」の写真のやり取りが可能。
- 現状を表す「ステータス」という新機能が実装されている。
というものでした。
今は LINE の他に Facebook メッセンジャーや各SNSが個別でメッセージのアプリを提供している状況ですが、今現在まで生き残っている Message のアプリの良いとこ取りをした「Threads」を一度お試し頂くのも良いかもしれません。