本記事は、新しいMusic FM(Box)とされる「Music Song」というアプリについて解説します。
このアプリ、かつての「Music FM」を配信していた開発者が作成した最新で本物の「Music FM」だと話題になっています。
今回は、この「Music Song」の内容・違法性・リスク、オフライン再生やキャッシュなどについて詳しく解説します。
スクショ画面上のダウンロードについて
今回スクショ上で行っている楽曲のダウンロードはアプリの検証として行っています。違法アプリ/アップロードと知りながらダウンロードする行為は違法行為となりますので注意が必要です。
もくじ
違法アプリのリスクは開発者よりも利用者の方が高いってホント?
知恵袋などで『Music FMなどのアプリは違法ですか?危険ですか?』という質問をよく目にします。
その点、率直に書きますと、
- 見つかれば逮捕。
- 2年以下の懲役・200万円以下の罰金。
- 逮捕歴が就職など影響。
- 家族も風評被害。
のリスクがあります。
また、iTunesなどで有料で配信されている楽曲をMusic FMなどで聞いてしまうことは、CDショップで堂々と万引きしているようなもの。
当サイトとしては、
- Music FMを使わずとも
- フル尺で聞けて
- 機能としてオフライン再生も実装する
アプリがありますので、
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新しいMusic FM!?「Music Song」とは?
App Storeに急上昇した「Music Song」というアプリ
▼App Storeのエンターテイメントカテゴリに登場した「Music Song」というアプリ。

このアプリ、スクリーンショットからも分かるように
▼堂々と「Music FM」と記載されています。

▼アプリを取得し、起動してみると、全体の色味・カラーバランスはそれまでのMusic FMとは違いつつも、発見するタブやマイミュージックを指すであろう私の音楽はそのままの形式でデザインされています。

本記事後半で検証した詳細を掲載いたしますが、このMusic Songを使用し、「キャッシュ」という形で楽曲ファイルを端末内に保存できる機能が備わっているようです。
結論的にこれは「最新のMusic FM/Box」である可能性が高い
このタイミング配信が行われている点や、
▼こちらのプライバシーポリシーがそれまで配信されたMusic FM/Boxと酷似していることから

このアプリはかつて違法音楽アプリの大手と言われた「Music FM/Box」の後継であると思われます。
ただし、楽曲の追加更新はされていない
ただし、Music FM/Boxの楽曲追加は、2020年3月近辺のリリースから新曲の追加がなされておらず、今回の「Music Song」も同様に3月以降の楽曲が追加されていない状況となっているようです。
「Music Song」を使用することは違法?逮捕の可能性は?
違法性の決め手となる「ダウンロード」は「キャッシュ」に言い換え
違法音楽アプリを利用して、どのタイミングで「違法」が確定するかというと、そのアプリを「違法アプリ」と認識した上で、音楽ファイルを端末にダウンロードした時点で確定します。
今回取り上げる「Music Song」というアプリでは、
▼このように楽曲再生画面などで表示させることができる曲をキャッシュするというボタンにてオフラインでも再生できるようになるようです。

即ち、言い回しは「ダウンロード」か「キャッシュ」であっても、音楽ファイルを端末内にダウンロード保存している事実には変わりなく、この曲をキャッシュするというアクションが違法行為に合致する可能性が非常に高いです。
そもそも「キャッシュ」とは?なぜ「キャッシュ」と表記されている?
そもそも「キャッシュ」とは、ウェブ閲覧時にブラウザアプリが行うプロセスの一つで、表示を高速化するために、一度読み込んだものは端末内に保存しておき、2度目の表示の際は保存したものから表示する機能を指します。
なぜ「Music Song」内でわかりやすい「ダウンロード」という言い回しを避け、分かりづらい「キャッシュする」という文言を用いているかというと、違法の定義である「ダウンロード」という表現を避けるためであると考えられます。
「キャッシュ」でも充分に違法となる可能性
通常「キャッシュ」は一時保存とるため、違法には当たらないという意見や議論が見受けられますが、本記事後半で検証しているように、一度でもキャッシュした楽曲はオフライン状態でも再生することができるため、実質的に「ダウンロードをしている」状態と相違ありません。
このことから、もしこのアプリを使用したことにより摘発を受けたとして、「キャッシュだからダウンロードはしていない」という論理は通用しない可能性がある点を留意すべきでしょう。
「Music Song」の内容・使い方
Music FM/Boxの後継とされる「Music Song」ですが、一体このアプリがどのような構造・内容になっているか検証していきます。
「発見する」タブ
▼アプリを起動して最初に表示されるのがこの発見するタブ。

画面上部では各ジャンルごとのランキングへのバナーが表示され、その下では歌手のランキングとして1位から順に表示されています。
このランキングがどのデータに基づいて表記されているのかは不明ですが、おそらく、それまでのMusic FM/Boxの利用状況などを参照して聴取回数の多いアーティストを列挙しているものと思われます。
「私の音楽」タブ
▼私の音楽タブでは、キャッシュとお気に入りという項目を確認することができます。

キャッシュでは、楽曲の一覧画面などの+ボタンを押して保存してきた楽曲が一覧で確認することができます。
また、お気に入りも同様に再生画面などで♡アイコンをタップした楽曲がこちらに保存されていきます。
「検索」タブ
▼🔍検索タブでは、画面上部に表示されている検索窓からフリーワードでアーティスト・アルバム・楽曲を検索することができます。

「セット」タブ
▼セットタブは、いわゆる設定画面となっています。

画面中央にはログインボタンが用意されており、
▼アカウント名とパスワードでログインが可能になる仕組みが用意されています。

実はこちらの画面、今回の一つ前に配信された「Music Beat」と
▼全く同じ画面になっていることがわかります。

おそらく今後、このアプリの開発者が同様のアプリを配信した時に「キャッシュ」に格納した楽曲を別アプリでも呼び出せるようにするための機能だと推測されます。
楽曲の再生画面
▼こちらが楽曲再生中の画面。

その他の音楽アプリと同様に停止/再生の他、お気に入りなどが表示され、
▼画面右上の≡+アイコンをタップすることでこちらの曲をキャッシュするやリストに追加の表示を出すことができます。

バックグラウンド再生の検証
この「Music Song」にて、バックグラウンド再生ができるのかを検証しました。
▼確認したところ、楽曲を再生開始し、アプリを閉じた状態でもこのように再生を継続することができました。

よって、この「Music Song」は「バックグラウンド再生可能」ということが実証できました。
ダウンロード・オフライン再生の検証
次に、実際的な「ダウンロード」である「曲のキャッシュ」を行うことでオフライン再生が可能なのかを検証してみました。
▼いずれかの曲をこちらから曲をキャッシュするから保存。

▼その後、機内モードに切り替えて、この楽曲が再生できるかを検証。

▼結論としては、オフラインでもキャッシュに保存した楽曲であれば再生することができました。

よってこのアプリは、端末内に違法にアップロードされた「音楽ファイルをダウンロードしている」という事実が確定しました。
これにより、著作権法で規定されている違法行為「違法にアップロードされたと知りながらダウンロード保存する行為」に該当してしまいますので、このキャッシュは行わない方が懸命でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、Music FM/Boxの作者がリリースしたとされる新型アプリ「Music Song」の詳細を検証・解説いたしました。
本記事内でも何度もご紹介している通り、このアプリ内で「キャッシュ」(=ダウンロード)を行うことにより「違法行為」が確定します。
本質的には、「違法行為であるかどうか」ではなく、音楽は正規に提供されている音楽サブスクサービスを利用するようにしましょう。その方がリスクや心配もなく安心ですよね。
ちなみに、現時点スマホユーザーで最も顧客満足度が高い音楽サブスクサービスは「Apple Music」となっており、当サイトでも最もおすすめしています。
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