偽物!?無料音楽アプリ『Music FM: 音楽の宴』の使い方検証-音源と通信量・オフライン再生の調査




【最新追記】

今現在AppStoreの上位にランクインしている「Music FM 音楽の宴」は、いわゆる「本物のMusic FM」ではなく、アイコンの色まで似せた完全な偽物ですのでご注意を。。。

また、今現在、その「本物のMusic FM」とされるアプリは、先日まで土日の限定公開をしていたようですが、度重なる「大人の事情」により土日もAppStoreに表示されなくなりました。。

無料音楽アプリをお探しの皆様・「Music FM 連続再生」を探していた方へ、4000万曲無料で聴き放題のおすすめアプリをご紹介します!

[adrotate banner=”21″]

安心して使える無料音楽アプリ

[adrotate group=”7″]

以下、本記事でご紹介した時点でのアプリ解説になります

昨今の「偽Music FM」ブームはやや収束の気配がありますが、まだAppStoreのミュージックカテゴリにはその名のアプリが数多く存在します。

その中でも、近日急にランキング上位に上がってくるようになった見慣れないアプリアイコンがありましたので、検証名目で内容・使い方を確認してみました!

[adrotate group=”6″]

AppStoreでの表示

まずはいつも通り、AppStoreの詳細文を確認してみます。

▼こちらがその詳細文ですが、

YouTubeのAPIで開発、との記載がありますので、なーんだ、いつも通り、YouTubeの動画を読み込んで音楽アプリと称するやつかぁ~、なんて思っていたら

後々、あらぬ巨大な疑惑が勃発

することになろうとは。こちらについては後述致します。

 

『Music FM: 私の音楽』の使い方検証

色んな意味で疑惑のあるこの「YouTubeアプリ」の中身を検証してみたいと思います。

発見

まず、アプリを起動直後に表示されるのが

▼こちらの画面。

発見というタブの中に「流派」「ランキング」「シーン」という3つのカテゴリが存在します。

そして一番最初に表示されているのが上記の「流派」という渋いタイトルのカテゴリになります。

見る限り「J-POP」や「アニメ」「アルタナティブ」などジャンルごとで並んでいますが、

▼こちらがJ-Popの画面。

一番上に表示されているのが、石川さゆりさんが2014年にリリースされた『暗夜の心中立て』。

…。

いや、その曲がJ-POPではない、とは言いませんが、

随分ごった煮の表示だなぁ、、、

という印象。

▼そしてこちらが、「アニメ」を選択した画面。

感じの端々から感じるどこか「中国」の要素が既に香しい感じになってきます。

▼そして「ランキング」がこちら。

どうやらオリコンなどのランキングでソートされていることを示す内容になっています。

▼そしてこちらが「シーン」。

「勉強」や「仕事」など状況に合わせた音楽のチョイスを提案している画面かと思われます。

 

検索

▼こちらが「検索」のタブを選択した時の画面になります。

 

わりと堂々とアーティスト写真を使っている印象。

(YouTube APIにこんなのあったっけ…??)

▼画面上部の検索窓をタップすると、

このように「人気検索」として既存のアーティスト名が表示される仕組みになっています。

私の音楽

続いては隣のタブである「私の音楽」をタップしてみます。こちらは「My Music」をそのまま日本語訳しました感があって潔さすら感じます。

▼こちらがその画面。

マイダウンロードとリストが表示されます。

本人

そして最後の「本人」というわりと珍しいタブの名前の箇所が、

▼こちらの画面になっています。

それぞれ

  • 再生履歴→これまで再生した楽曲の一覧
  • おすすめ→別アプリの紹介ページへ移動
  • 連絡先→メーラー起動
  • 版権→利用規約
  • アプリについて→ヘルプページ

この中で「版権」を確認すると、基本的に全て英語の利用規約表示となっていますが、楽曲の著作権に関しては特段言及されておらず「NGなものがあったら教えてね!」となっていますが、逆にOKなものはどれなのか…。

AppStoreの詳細文に「虚偽」の可能性

ここまでご説明してみて、記事の冒頭にYouTubeアプリだと謳いながらも動画が流れる気配は一切なく、アーティストの画像が出てきたり、動画なしで音楽が流れてくる状況にて、思うことは、

YouTubeのAPIは使用していないのでは??

という点。

もちろん、アプリのプログラム内部までは見ていませんので、確証は得ていませんが…。

オフライン再生の可否

このアプリが外部サーバーから音源を取得後、端末内に保存しているのかどうなのか?の確認を行ってみました。

確認方法

確認方法としては、先程の「私の音楽」というタブ内に楽曲を入れてみて、機内モードに移行、その後、それらの音源が再生可能かどうかを検証します。

結果

その結果…

▼こちらの明らかな機内モード中の状態でも、

▼…楽曲が再生されている…。

果たして本当にYouTubeアプリなのだろうか??(いや、絶対違うし)

 

通信量の確認

さらに、このアプリが特定の時間聞き流した時にどれくらいの通信量が発生するのか確認してみました。

確認方法

確認方法は、プレイリストに適当な楽曲を何曲か登録しておき、3or4Gの回線接続状態において、10分間再生を行います。

その後、設定>モバイルデータ通信から各アプリの通信量表示を確認し、10分間でどれだけの通信が発生したかによって長時間聴取時の通信容量を推定していきます。

結果

結果は、10分間で19.6MBでした!

  • 1時間で:117.6MB
  • 24時間で:約2.75GB
  • 1ヶ月で:約82.6GB

となります。

となります。また、7GB制限が課せられている状態ですと、全て3/4G回線で再生し続けた場合、

一日あたり約2時間

の聴取が可能、という計算になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「Music FM: 音楽の宴」という無料の音楽アプリの中身について検証してまいりました。

毎度の警鐘になりますが、今回のような明らかに中国産or中国サーバーに接続しているアプリについては、利用しているユーザーに多大な摘発リスクがありますので、もしどうしても利用したい状況であっても

完全な自己責任

であることを肝に命じておく必要があるでしょう…。

また、今回のアプリについては、AppStoreで「YouTubeアプリ」を謳い、責任をYouTubeのせいにしながらも、音源は全く別の場所から取得している可能性があります。

推測に過ぎませんが、もし上記が事実であれば悪質性が高いことに加え、利用する側にも相応の摘発のリスクがありますので、

▼同等以上の機能・音質で合法的に音楽を楽しめるこちらの「Spotify」を利用した方がいいでしょう。

[adrotate group=”7″]



【期間限定】最初の3ヶ月0(ゼロ)円で聴き放題
Amazon Music Unlimited
【期間限定】最初の3ヶ月0(ゼロ)円で聴き放題
Amazon Music Unlimited