本記事は2020年8月に行われた LINE MUSIC のアップデート内容についてご紹介します。
音楽サブスクサービス各社が一部無料化など様々な手を打つ中で、LINE MUSICも大幅なアップデートが行われ、攻勢をかけています。
今回はその直近のアップデートにて追加された機能「カラオケ機能」「自動選曲」「スクショでプレイリスト作成」などをご紹介します。
▼「LINE MUSIC」のアプリダウンロードはこちら。
もくじ
LINE MUSICが大幅なアップデートを実施
LINE MUSICで大幅なアップデートが実施され、新しい機能がたくさん搭載されました。またそのような機能の他にも配信総楽曲数の更新があり6,600万曲の曲数となりAmazon Music Unlimitedを抜いて、国内1位に。
今回は、新しくなったLINE MUSICの中で、新しく実装されたそれぞれの機能を解説します。
LINE MUSICの新機能
カラオケ機能
LINE MUSIC の新機能として新しくカラオケ機能が実装されました。
▼特典は楽曲の歌詞表示画面を見ると、画面左下にマイクのアイコンが表示され、
こちらのアイコンをタップすると、ボーカルオフのモードとなり、マイクも起動します。
イヤホン越しに利用すると、端末のマイクが拾って自分の声と合わせて、楽曲の歌なしバージョンを聞くことができます。
ただしこのカラオケモードが搭載されてる曲は現時点で限られており、全ての楽曲においてカラオケモードが実施できるわけでありません。
自動選曲機能
新しい LINE MUSIC では自動選曲の機能がさらに強化されました。
▼まず「ステーション」が追加されました。
これはホーム画面の一番下までスクロールすると、ステーションという項目が現れ、
▼このように音楽のジャンル・キーワードごとにカテゴライズされたサムネイルが表示され、
それぞれのムードにあった楽曲がまとめられています。
また、一つの楽曲から関連楽曲を自動で選択・再生してくれる機能も実装され、
▼楽曲のプレイヤー画面を下にスクロールするオートプレイという表示がなされています。
このオートプレイをオンにしておくことによって、今流れている楽曲と似ている楽曲、もしくは過去の視聴履歴からユーザーが好むであろう楽曲を自動でセレクトしてくれます。
配信楽曲総数の更新
配信している楽曲数の更新がありました。それまでは LINE MUSIC が6000万曲の配信楽曲数でしたが、今回のアップデートによってそれまでの配信楽曲数を大幅に上回る、6,600万曲となり、国内では Amazon Music Unlimited を抜いて、第1位に躍り出ました。
ただし、楽曲数については、カラオケで業界最多曲数のJOYSOUNDが2019年時点で30万曲となっていますので、好きなアーティストが配信しているかどうかの指標には使えない可能性があります。
イコライザー機能
新しい LINE MUSIC ではイコライザー機能も実装されました。「イコライザー」は楽曲の高い部分を強調したり、重低音を強調したり偏らせることで楽曲の雰囲気を自分でアレンジできる機能のことです。
▼アプリの設定画面から再生環境→EQを選択すると、
▼このように予めプリセットされた項目が表示され、好みの設定に変えることができます。
Apple CarPlayへの対応
AppleのCarPlayにも対応されました。
CarPlay対応に対応したことで、CarPlay対応のカーナビであれば画面上でLINE MUSICをコントロールすることができます。
法改正により、運転中の携帯利用が厳しくなった昨今で、運転中にLINE MUSICを利用していた人には嬉しいニュースですね。
簡単プレイリスト作成機能
プレイリスト作成での新機能として、他の音楽サービスのプレイリスト画面をスクショに撮り、その画面画像をアップロードすることによって簡単にプレイリストを移行できる機能が実装されました。
▼例えばこのように Spotify で作成したプレイリストがあったとして、この画面をスクリーンショットとして撮影し、
▼プレイリスト作成画面にてこちらのアイコンをタップすることで、先ほど撮影したスクリーンショットの画像をアップロードすることができます。
▼その方向のようにスクリーンショット上に表示された楽曲を簡単に LINE MUSIC に移行することができるようになりました。
ダークモードへの対応
iOS 13から実装された「ダークモード」への対応も新しいバージョンの LINE MUSIC で実装されました。
▼設定画面のテーマ設定からダークモードに選択することによって、ダークモードへの変更が可能になります。
デフォルト設定ではデバイス設定の使用がオンになっており、iPhoneの設定に従うことになっていますが、こちらをオフにすることによって画面上に表示されているダークモードライトモードをこの場で選択することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は LINE MUSIC における大幅アップデートの機能詳細をご紹介しました。
期待していたカラオケ機能に関してはまだ楽曲が十分に対応されておらず今後の追加に期待。
また、スクショを使ってプレイリストを移行できる機能に関しては、楽曲を1曲ずつ選択していた作業から比較すると、移行作業が大幅に簡単になりましたので、複数のサブスクサービスを並行して利用されている方には朗報ですね!
アップデート後の LINE MUSIC、是非一度お使いしてみてはいかがでしょうか。