この記事は、PayPayポイント運用が参照している指標のリアルタイムチャートを確認する方法を解説します。
PayPayポイント運用の各コースは実際に存在するETFを参照して値動きしています。ただし、PayPayアプリ内ではリアルタイムのチャートを閲覧することはできません。
今回は、金ゴールドコースやテクノロジーコースなどの元となっている指標のリアルタイムチャートを確認する方法・PayPayポイント運用のコツなどについて解説します。
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PayPay ポイント運用のリアルタイムチャートを見る方法
PayPayポイント運用は、元となるETFなどと連動しているため、基本的には連動元のリアルタイムチャートを見る形となります。
金ゴールドコースのリアルタイムチャート
金ゴールドコースは「SPDR ゴールドシェアーズ」の値動きを参照しています。
▼「SPDR ゴールドシェアーズ」のリアルタイムチャートはこちらから確認することができます。
金ゴールドコースは、PayPayポイント運用のコースの中でも低リスクコースとして利用されており、市況による株価の上下動の影響を受けづらく、安定しており長期運用に向いているコースと言えます。
テクノロジーコースのリアルタイムチャート
テクノロジーコースは「インベスコQQQ」の値動きを参照しています。
▼「インベスコQQQ」のリアルタイムチャートはこちらから確認することができます。
インベスコQQQとは、ベンチャー企業向け株式市場である「ナスダック」の中から代表的な100社に分散して投資・連動するコースとなっています。
このコースの中には、GAFAMと呼ばれるグーグル・アマゾン・Appleなど世界規模で成長を遂げている企業の値動きも実質含まれています。
リスク度合いとしては「高め」と設定されており、上下動が比較的起こりやすいコースと言えます。
スタンダードコースのリアルタイムチャート
スタンダードコースは「SPDR S&P500」の値動きを参照しています。
▼「SPDR S&P500」のリアルタイムチャートはこちらから確認することができます。
この指標はアメリカを代表するような大手企業の株価指数に連動するコースです。大きな変動は少ないですが、リスク度合いとしては可もなく不可もなしの「ふつう」に分類されています。
こちらも長期運用に適していて、一度ポイント追加を行ったら出し入れはせず基本放置の姿勢が良いでしょう。
アメリカ超長期国債チャレンジコースのリアルタイムチャート
アメリカ超長期国債チャレンジコースは、「Direxion 20年超米国債ブル3倍」の値動きを参照しています。
▼アメリカ超長期国債チャレンジコースのリアルタイムチャートはこちらから確認することができます。
アメリカの長期金利が下がれば長期債の価格が上がるため、連動するETFの価格も上がります。20年超の米国債価格が10%上がれば、ポイントは30%プラスになります。
テクノロジーチャレンジコース(テクノロジー逆チャレンジコース)のリアルタイムチャート
テクノロジーチャレンジコース(テクノロジー逆チャレンジコース)はProShares UltraPro QQQを参照しています。
▼テクノロジーチャレンジコースはこちらから参照することができ、逆チャレンジコースはこの逆の値動きをする、と見て問題ありません。
こちらも通常の3倍の値動きをするため短期運用に向いています。
チャレンジコース(逆チャレンジコース)のリアルタイムチャート
チャレンジ(逆チャレンジ)コースは「Direxion S&P500 3✕」の値動きを参照しています。
▼「Direxion S&P500 3✕」のリアルタイムチャートはこちらから確認することができます。
このコースは、アメリカを代表する複数の企業の指標から更に3倍の値動きをするコースとなっているため、当然のことながらリスク度合いは「高め」に設定されています。
上がった時のリターンは大きくなるものの下がった時のマイナスも大きくなりますので、全体のチャートを見極めて短期で運用するように心がけましょう。
また、「逆チャレンジコース」はこの指標と全く逆の動きをするもので、実際のチャートが上がっているときに下がり、下がったときに上がる性質があります。
こちらも3倍の逆の値動きとなりますので、土日にマイナス要因が出たときなど仕込んでおき、短期で回収するような考え方が良いでしょう。
PayPayのポイント運用のコツ
各コースにそれぞれの特性があるPayPayポイント運用の機能ですが、運用のコツはあるのか?というと、「できるだけプラスにする・マイナスにしない」という程度のコツは存在します。
PayPayポイント運用のコツを以下に解説します。
基本として長期保有が勝率を上げるコツ
どのコースを選んだ場合でも基本的には「長期保有」することがポイントを増やすコツです。なぜならほとんどの銘柄が長期視点でプラスに転じているからです。
▼たとえば、連動する指標のひとつになっているS&P500は長期的にみると右肩あがりになっています。
もちろん例外的に「逆チャレンジコース」はチャレンジコースと逆の動きとなるため、より短期間で狙うコースとなりますが、それ以外のコースは数ヶ月~年単位の長期保有が良い結果をもたらすケースが多い、といえます。
PayPayポイント運用の長期保有について詳細はこちら
上げ下げ止まったと思ったら売る・買う
投資の基本として上げ止まりを頂点と見極め売る、下げ止まりを底として買う、という基本原則がありますが、「そもそもどこが頂点・底かわからない」という方もいるかも知れません。
移動平均線など様々な指標がありますが、わかりやすいポイントとしては、今見ているグラフの最高値に到達しそう/最低値に到達しそう、というポイントが売り買いの機会につながることも多いです。
▼下記のように直近のタイミングが最高値に近づいている場合、一旦下がる可能性がありますので、一旦ここは手を引いてもよいタイミングであることが言えます。
値動きの発生しない土日に引き出し・追加を行う
通常の取引において、土日は値が動きませんが、PayPayのポイント運用では、土日でも追加・引き出しが可能です。それをうまく利用し、金曜日から日曜日にかけて、プラス、もしくはマイナスに値動きするだろうニュースなどを観察し、開場する月曜日の朝に起こるインパクトに備える、という手段です。
99円分のポイント追加で手数料を節約する
PayPayポイント運用のシステムで、100円分以上のポイントを追加する場合は、1.0%の手数料がかかります。
その仕組を利用し、毎回99円分のポイントを細かく追加することで手数料をかからず、運用にポイントを回すことができます。
一度で大きな利益には繋がりにくいこの裏技ですが、長期で見ると極めて大きな額になっている可能性があります。また、何も知らずに大きい額のポイントを追加することで、多くの手数料を取られてしまう可能性がありますので、こちらの裏技をうまく使ってみてください。
▽PayPayポイント運用の詳細なコツは以下にまとめてあります。
PayPayポイント運用が増えない!マイナスになった時の対処法
PayPayのポイント運用は投資となるため、増えるだけでなくもちろんのこと減ることもあります。
PayPayポイント運用は上記の通り、海外の指標を参照しているため、それらの指標が下がれば当然各コースの指標も下がり、投入したポイントがマイナスになることもあります。
増えない・マイナスになる理由は、
- 各コースの元指標がいずれもマイナスになっている
- 市場・市況が全体的にマイナスになっている
- 手数料分が当初のマイナス分となる
です。
もし、当初の追加したポイントから大幅にマイナスになってしまった場合に取るべき対応は、一度全額引き出す・分散投資する、など各種の選択肢があります。
▽増えない・マイナスになっているというときに確認確認したい対処法は、以下の記事の「PayPayポイント運用が増えない・マイナスになった時の対処法とは」を確認してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、PayPayポイント運用の元になっている指標のリアルタイムチャート確認する方法をご紹介しました。
チャートは動きつつも、PayPayポイント運用内の値動きは基本的にPayPay任せになります。ただし、土日に市場は動かない中、PayPayアプリ内ではポイントの引き出し・追加ができますので、これらのチャートを参照して、冷静にポイントを振り分けるようにしましょう。