この記事は、「TikTok」と「TikTok Lite」の違いについて解説します。
TikTokとTikTok Liteはどのような違いがあるのでしょうか。よく知られている内容としては「ポイ活機能の有無」ですが、その他にも違いがあります。
今回は「TikTok」と「TikTok Lite」の違いについて解説します。
もくじ
TikTokとTikTok Liteの違い一覧
まず、TikTokとTikTok Liteの大きな違いを見ていきましょう。
▼TikTokとTikTok Liteの違い一覧表はこちら。
TikTok | TikTok Lite | |
ポイ活機能 | なし | あり |
投稿機能 | あり | 制限あり |
アプリ容量 | 大きい | TikTokより小さい |
データ通信量 | 大きい | TikTokより小さい |
友達招待機能の有無 | あり※1 | あり |
上記の表の通り「Lite」という名前が示す通り、アプリやその通信が軽くなりより軽量化されていることが分かります。
また、「友達紹介機能」については、実は通常版のTikToKにも実装されていますが、招待が実現した時に付与されるポイントは、
- 通常版TikToK:1,000円分
- TikTok Lite:4,000円分
などTikTok Liteの方がより、ポイントアプリの要素が大きいことが印象的です。
TikTok Liteは通信量が軽いのは本当か検証
「TikTok Lite」は「TikTok」に比べデータ通信量が抑えられているとのことですが、本当でしょうか。
キャリア通信でTikTokとTikTok Liteで同じ動画を同じ時間再生し、通信量に違いがあるか検証してみました
▼TikTok Liteの通信量
▼TikTokの通信量
この結果として、たしかに「TikTok Lite」の方通信量が少なく、データ通信の場合料金も抑えられることがわかります。データ節約の割合としては約20%の削減が実現している計算になります。
月々のデータ通信量の制限があるプランを選択している場合、長時間閲覧してしまうTikTokの通信量がこれだけ下がっているのは、かなりありがたいことではないでしょうか。
TikTokとTikTok Liteのその他の違い
TikTokとTikTok Liteの違いについて、データ通信量以外の部分も見てみましょう。
アプリアイコンの違い
TikTokとTikTok Liteのアイコンはとてもよく似ていますが、区別できるように異なっています。
「TikTok Lite」のロゴには「TikTok」のロゴに雷のようなマークがついているのが目印です。
ポイント機能(ポイ活機能)がある
TikTok Liteにはポイ活機能があります。いくつかの「タスク」をこなすことでポイントがもらえ、そのポイントはPayPayなどお金に換えることができます。
▼TikTok Liteを開始して10日間はアプリを開くだけで18~216円分のポイントがもらえます。
▼動画に「いいね」を押すことで毎日10円分のポイントがもらえます。
▼動画を最大180分見ることで5.4円分のポイントがもらえます。
▽TikTok Liteでの効率的なポイント獲得方法・稼ぎ方については、以下の記事を御覧ください。
友達招待機能がある
TikTok Liteには「友達紹介」機能があり、18歳以上でこれまでにTikTok LiteもTikTokもダウンロードしたことがない人を招待することで、自分と相手にそれぞれ4,000円もらえます。
タイミングによって2,000円だったり5,000円だったりしますが、2023年12月現在は4,000円がもらえることになっています。
やはり注目すべきは、一人招待するあたりの付与されるポイント(金額)の高さです。一人紹介するに当たり4,000円分のポイント、しかも招待された側も付与される形になりますので、1ユーザーが増えるたびにTikTokは8,000円の出費をする形となります。
TikTok(通常版)も友達招待の企画がありますが、
▼その額はTikTok Liteと大幅に異なる1,000円となっています。
もし、新規でユーザーを招待できるのであれば、普段使っているのがTikTokだったとしてもあえてTikTok Liteに切り替えて招待コードを発行したほうがよい、と思えるほどの差額があります。
アプリの容量が異なる
TikTokとTikTok Liteはデータ通信量だけでなく、アプリ自体の容量も異なります。AppStoreに記載されているアプリの容量を確認すると、
▼TikTokは333MB
▼TikTok Liteは313.4MBと差があることがわかります。
投稿をしないのであればTikTok Liteだけをダウンロードすることでスマートフォンの容量を抑えることができます。
投稿ボタンの位置の違い
TikTokとTikTok Liteは投稿ボタンの位置に違いがあります。
▼TikTokはアプリ下部中央に「投稿」ボタンがあります。
▼TikTok Liteは「投稿」ボタンの位置に「ギフト」と書かれたポイ活機能のボタンがあります。
▼TikTok Liteの投稿ボタンは動画再生画面の左上のカメラのマークです。
画像・動画の編集機能が大幅に制限されている
TikTok Liteにも動画投稿機能があり、パッと見はどちらもそこまで変わらない気がしますが、TikTok Liteはエフェクトや音楽オプションの制限があり、すべての編集機能を使うことはできません。
▼TikTok
▼TikTok Lite
LIVE配信機能の違い
TikTok LiteにはLIVE配信機能がありません。
TikTokではフォローが50人以上いればリアルタイムでユーザーとのコミュニケーションがとれ、投げ銭をしてもらうことができますが、TikTok LiteにはLIVE配信機能がありません。
設定項目の内容の違い
「設定とプライバシー」にも違いがあります。TikTokにある「ポケット」、「LIVE」、「広告」はTikTok Liteにはありません。
▼TikTok
▼TikTok Lite
クリエイターツールの違い
TikTok LiteのクリエイターツールはTikTokに比べ機能がほぼありません。TikTok Liteのクリエイターツールで使えるのは「お題」「動画サウンドの著作権チェック」のみです。
▼TikTok
▼TikTok Lite
まとめ
「TikTok」と「TikTok Lite」の違いについて解説しました。
アプリ自体の容量や通信量の違い、ポイ活機能の有無や投稿機能が違いました。「TikTok」をどのように使うかによってどちらのアプリをメインで使用するか選ぶと良いと思います。