この記事は、d払いの「本人確認」について解説します。
基本的にはチャージして利用する「d払い」のキャッシュレス支払いですが、チャージを行うのに「本人確認」が必須となりました。
今回は、d払いにおける本人確認の具体的なやり方やメリット、 かかる日数やできない場合の原因と対処法について解説します。
もくじ
d払いでは銀行口座チャージに本人確認が必須に!
d払いでは銀行口座の登録やチャージを行うために、本人確認が必須となりました。
オンラインの本人確認に必要な書類となるのは、
にて行うことができますが、最も簡単な方法で進めることができるのは「マイナンバーカード」での申請です。
d払いアプリから本人確認を行う方法
d払いアプリから本人確認を行う具体的な方法です。
d払いで本人確認が完了していない状況であれば、
▼ d払いアプリを開いてチャージをタップすると、このようなウィンドウが表示されます。
進めるには、本人確認に進むをタップ。
▼本人確認のメリットや注意事項が表示されますので内容を確認し、画面下に表示されているオンラインで本人確認をタップします。
▼次の画面では本人確認のために使用する書類の選択ができます。最も時短で完了するのが、マイナンバーカードで行う本人確認です。
運転免許証でもオンラインで手続きが完了しますが、 カメラを起動し、顔写真・免許証を撮影したりする手間がありますので、マイナンバーカードがある方はそちらのほうがはるかに手軽に本人確認ができます。
▼次に職業と利用目的を選択し内容を確認して進むをタップ。
ここからのページは、選択した本人確認書類の種類によって画面が異なります。
マイナンバーカードを選択した場合は、
- 署名用電子証明書の暗証番号の入力
- マイナンバーカードと連携
- dアカウントとの連携
で申し込み完了となります。
運転免許証を選択した場合は、
- 自分の顔の撮影(その他、横向き・表情などに指示があります)
- 免許証を撮影
- 免許証の厚み確認
で申し込み完了となります。
▼無事審査が完了し通過した場合はこのように「本人確認完了のお知らせ」が届きます。
何かしら申請内容に不具合があり、審査が完了しなかった場合は d払いアプリから通知で審査が不合格になった旨が通知されます。
d払いで本人確認を行うメリットとは?
d払いで本人確認を行うことのメリットは一体どのようなことがあるでしょうか。
銀行口座からチャージができるようになる
キャッシュレス決済アプリとしては当然の機能ですが、登録した銀行口座から現金のチャージが出来るようになります。
逆に言うと本人確認をしないと銀行口座の登録やチャージができないため、まず始めに行うべき作業として本人確認を行う必要がありそうです。
d払い残高から送金・受け取り・出金ができるようになる
本人確認を行うことで d払いにチャージした残高から、送金・受け取り、及び出金ができるようになります。通常一度チャージした金額は d払いでのみしか利用することができませんが、そこから家族や友人に送金したり、自分が d払い同士で金額を受け取ったり、 指定の銀行口座に出金ができるようになったりします。
dポイントの送金・受け取りが可能になる
d払い残高は自分や他人がチャージしたほぼほぼ現金ですが、 d払いを使用して貯めることができるdポイントも本人確認が完了後は送金受け取りが可能になります。
ポイントだけ溜まって使い道がない場合は、家族や友人にdポイントの送金ができるようになったりしますが、dポイントの受け取りを行うユーザー側も本人確認が完了している必要があります。
クレカ払いの利用可能額引き上げが可能になる
本人確認が完了していることによってクレカ払いを利用している時の利用可能額を引き上げることができます。
本人確認が完了していないユーザーの場合、月に5万円が限度額ですが、本人確認完了後は月に50万円が限度額となります。
d払いで本人確認が完了しない原因と対処法
マイナンバーカードや運転免許証でできる本人確認ですが、いくつかのパターンで審査が完了しないケースがあります。
dポイント(dアカウント)に登録している情報との不一致
本人確認を申請している時点でdアカウントに登録している情報と相違がある場合、 本人確認が否認されます。
住所や会員情報として登録している氏名や生年月日が違っている場合は、否認になりますので注意が必要です。
現在自分の D アカウントに登録している内容を確認・変更するには、👤アカウントタブの会員情報の確認・変更→ dアカウントへのログインのためWebページ表示→「基本情報」に表示された内容から確認可能で、変更から情報の修正を行うことができます。
本人確認書類に不備がある
写真で撮影した本人確認書類に不備がある場合も、否認となる場合があります。
例えば、必要な情報が欠けている、自分以外の本人確認書類がアップロードされている、本人確認書類の有効期限が切れている、 などです。
これらの不備については、書類の撮影時にアプリ側から修正指示があることはなく、画面上の指示通りに撮影して手続きを進めてしまうことができるため、審査結果の否認を持って初めて気づくことになります。
一度このような否認があった場合は、上記に気をつけて再申請するようにしてみましょう。
書類送付時のカメラ撮影に不備がある
カメラ撮影時は問題なく手続きが進められたとしてもあとから写真・画像に不備があったことがわかり、否認になる場合もあります。
撮影直後に文字が認識できるかどうかの確認が表示されますが、このとき、免許証の文字がぼやけて見づらいようであれば、再度撮影したほうがよいでしょう。
d払いで本人確認をしなくても使える機能とは
d払いのチャージで必須となった本人確認ですが、本人確認をせずとも利用できる機能としては、チャージされている金額があれば、通常通り支払い時に利用することができます。
d払いの本人確認でよくある質問
まとめ
いかがでしたでしょう。
今回はd払いにおける本人確認の具体的な方法について解説しました。
基本的にほぼ全てのユーザーが必要になるこの本人確認ですが、 平日の日中に行うことで数時間で完了させることができます。
お手好きに完了させて、d払いを便利に使いましょう!