YouTube Premium/YouTube Musicでのバックグラウンド再生時の通信量を計測!




YouTube PremiumとMusic Premiumがリリースされてから広告無しのオフライン再生を快適に利用されている方も増えたのでは無いでしょうか。

YouTubeの合法的なバックグラウンド再生・オフライン再生という衝撃から一定時間経ちましたが、未だ疑問に残っているのは、

映像なしのバックグラウンド再生をした時に
どれくらいの通信量が削減されているのか?

という問題。

というのも、バックグラウンド再生時は映像が表示されていないため本来は音声のみのデータで良いはずですし、データ量が削減されていることを無意識に期待してしまうのですが、実際のところはどうなっているのか!?を実機で検証してみましたので、ご覧くださいませ!

バックグラウンド再生とは?

ここで少しバックグラウンド再生について、意味を確認するとともに詳細をお伝えしたいと思います。

動画再生後、iPhoneの場合、ホーム画面に戻りアプリが実際的には閉じている状態で再生だけ継続されている状態のことを指します。ホーム画面のみならずスリープ状態でも再生されていればバックグラウンド再生と呼ぶことができ、アプリが開いていなければ大枠にして「バックグラウンド再生」と呼ぶことができます。

一方でオフライン再生というは、機内モードでも再生できる再生方法のことを言い、電波が繋がった状況にいながらでも通信を使用せず再生を行うことも「オフライン再生」と呼ばれます。

今回の検証の計測方法

今回の計測方法は、

設定>モバイル通信>「統計情報のリセット」を行い、一度それまでのデータ通信の累計をリセットします。

その後、

  1. 通常の動画再生
  2. 再生直後にスリープ状態にし、バックグラウンド再生

の2種類の再生を同じ動画で行い、再生の都度、設定>モバイル通信>「統計情報のリセット」を実行して正確な通信量を確認します。

また、YouTube側に一時保存ファイルが残っていると正しいデータが取れませんので、YouTubeアプリ側の設定>「一時保存したコンテンツの削除」を実行して逐次そのキャッシュファイルを削除していくものとします。

また、当然のことながらWiFiには接続せず、WiFiへの接続はオフにした状態で今回の確認を行います。

YouTubeでのバックグラウンド再生をしての通信量計測

計測の結果は

▼以下の通りでした!

曲名 動画再生 バックグラウンド再生
ありあまる富(椎名林檎) 18.6 7.1
アイネクライネ(米津玄師) 14.1 7.0
Raise your flas(MAN WITH A MISSION) 25.4 6

※単位はMB(メガバイト)

結論:バックグラウンド再生は動画再生時の1/2~1/4以下の通信量

上記の表をご覧いただくとお分かりかと思いますが、圧倒的にバックグラウンド再生時の方が通信量が低い結果になることが分かりました。

過去にApp Storeの音楽カテゴリに大量に存在していた非公式のYouTubeアプリ(YouTubeの動画を音源として流して再生する音楽アプリ)の場合、バックグラウンド再生ができたとしてもYouTubeからは映像ファイルを取得していたため、過大な通信量が掛かっていましたが、さすがはGoogle先生、そのあたりは日本の現在の通信環境に合わせて、最適化をされてリリースしていただいているようです!

YouTubeミュージックでのバックグラウンド再生をしての通信量計測

同じ計測方法で今度はYouTube Musicの方も通信量を計測してみました。

その結果は▼こちら!

曲名 動画再生 バックグラウンド再生
オドループ(フレデリック) 50.3 16
多分、風。(サカナクション) 60.3 11.6
エレクトリック・パブリック(ポルカドットスティングレイ) 57.4 21.3

※単位はMB(メガバイト)

結論:バックグラウンド再生は動画再生時の1/2~1/5以下の通信量

こちらも同様にバックグラウンド再生の方が大幅に低い通信量となりました。

この2つの結果を受けて、おそらくバックグラウンド通信時は映像コンテンツを読み込んでいない、と思われます。

ただ、YouTube Musicで少し注意が必要なのが、いずれの楽曲も全般的に通信量が高めに設定されている、という点です。

サカナクションの「多分、風」の時、楽曲の長さが5分ちょうどくらいで11.6MBという計算ですので、こちらをビットレートになおして換算すると、およそ309kbpsという音質になり、Spotifyの採光音質(320kbps)に迫る高さとなっています。

ここは「音楽サービスだから音質を重視」された可能性がありますが、屋外でWiFi非接続の際の長時間聴取は、通信量について注意が必要かもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。

今回の検証結果については大枠、

バックグラウンド再生の方が圧倒的に通信量が低い

という結果が出ました。

ある意味ホッとしたというか、「Googleさんだから当然だよね」という結果ですが、一つ忘れてはならないのが、YouTubeのバックグラウンド再生を行うのにPremium登録が必須となりますが、そちらは最低でも月々1180円かかるプランですので、キャリアプランの通信量枠をその金額で引き上げるのか、という選択しもあるかと思います。

とはいえ、YouTubeプレミアムは広告無し、ダウンロードできるなどかなり大きな特典が山程ありますので、個人的にはYouTubeプレミアム登録はヘビーに使う方ほどおすすめしたいプランです!

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