本記事は、X(旧Twitter)にログインできないときの原因と対処法を解説します。
Xのログイン画面では、パスワードリセットの機能が設置されていますので、そこから簡単にリセット・復帰が可能です。もしくは、ユーザー名(ID)とパスワードだけでもログインすることができます。
今回は、Xで「ログインできない!」という事態に確認したい原因と対処法、アカウントを消したくてもログインできないときに行う対処法を解説します。
もくじ
Xにログインできない状態はとりあえず「パスワードのリセット」
Xに「ログインできない」という状態で最も多いパターンが、「パスワードを忘れた」という事態。
▼この場合、ログイン画面に表示される以下の画面から簡単にパスワードリセットの手続きを行うことができます。こちらの画面のパスワードをお忘れですかをタップすると、
▼ログインしたいアカウントに登録したメールアドレスと電話番号、もしくはユーザーIDを入力するフォームが表示されますので、そのいずれかを入力し検索を行います。
▼メールアドレスを入力すると、そのアドレスへのリセットメール送付の確認、電話番号を入力すると、その番号へのSMSの送信確認が行われます。ユーザーIDを入力した場合は、メールアドレス・番号のどちらか登録してある方の連絡確認画面となります。
そこで次へをタップし、到着したURLに記載されているURLからパスワードのリセット作業を行うことができます。
また、再設定したパスワードは別のファイルに転記しておくことや、パスワード管理系アプリに別途メモ・保存しておくことをおすすめします。
Xにログインできない時の原因と対処法
パスワードを忘れた以外にもXにログインできない状態は多々あります。
以下にXにログインできないケースごとにその原因と対処法を解説します。
登録したメールアドレス・電話番号を忘れた
パスワードではなく、「どのメールアドレス/電話番号で登録したか忘れた」という事態もあります。
その場合は、まず「@」から始まるユーザー名(ユーザーID)で確認を行います。
▼ログイン画面に表示されているパスワードをお忘れですかのリンクをタップし、
▼「Xアカウントを探す」の画面でユーザー名を入力します。
▼入力したユーザーのアカウント情報にメールアドレスか電話番号の登録がある場合、このように送信可能な宛先が提示され、そこにパスワードリセットメールを送信させることができます。
この時点で、自身のメールアドレスでどれを使用していたかは目星がつくはずですので、ここからメールアドレス(もしくは電話番号)からのログインに切り替えることができます。
または、ここからパスワードリセットメール送信を行い、パスワードを作り直してログインすることもできます。
アカウントが乗っ取られた
パスワードを変更した記憶がないのにいつのまにかログインができなくなっている、外部から自分のアカウントを閲覧した時に自分が作成していないツイートがたくさん投稿されている、などの状態のときは、アカウントが乗っ取られた可能性があります。
このような事態の時のためにXでは、問い合わせのフォーム窓口が設けられています。
▼こちらのリンクにアクセス後、 まず、「自分のXアカウントを復活させたい」を選択し、次に「私のアカウントがハッキングされた」を選択します。
▼その選択後、「このような経験をされたことを~~」という画面が表示されますので、画面を下方向にスクロールし、
▼ X のユーザー名、メールアドレスと、今現在発生している問題点に関する説明を入力するフォームが表示されますので、こちらに詳細を記入します。
入力が完了したら画面下に表示されている送信を押して、運営側に連絡します。
ここからは、その内容を確認し、メールアドレス欄に入力したアドレスに対して確認の返信が来る流れになります。
メールアドレスを手放してしまってアクセスできない
ドコモなどのキャリアから提供されているメールアドレスをプラン変更などによって手放してしまいログインできない、という事態もあります。
そのような場合、まず試すべきは「電話番号/ユーザーIDによるログイン」です。
▼パスワードが判明している状態であれば、下記のログイン画面にて電話番号かユーザー名を入力し、ログインできるか確認してみましょう。
パスワードも登録アドレスも不明、ユーザーIDしか思い出せない、という場合は、
▼「Xアカウントを探す」から、ユーザーIDを入力し、
次の画面で表示される自身の連絡先からパスワードリセットを行うことでログインができるようになります。
パスワードのリセットメールが指定のアドレスに届かない
パスワードリセットのメールが指定のアドレスに届かない場合で、事前に自分の電話番号が登録済みの場合、
▼こちらの画面に電話番号を入力して、SMSでパスワードリセットへの連絡先を受け取りましょう。
また、メールアドレスで復帰を試みている場合でリセット用のメールを自身のメールアドレスに送信させた場合で、そのメールが確認できない場合は、迷惑メールに振り分けられている可能性があります。
そんなときは、迷惑メールのBox内を「X」などの文字列で検索して、リセット用のメールが埋もれていないかを確認しましょう。
「ログイン禁止中」の表示が出てログインできない
「ログイン禁止中」の表示が出る原因は、パスワード等アカウントに対して何かしら更新を行った際に表示されます。
この表示は一定時間(1時間ほど)解除されますので、その時間経過後、再度ログインを確認して見るようにしましょう。
その他Xサーバー・アプリ等に問題がある場合
上記の他にも、Xが使用するサーバー側、アプリ側で問題があり、ログインできないケースがあります。そんなときは、「X 障害情報」にて検索して、同様の症状が多数のユーザーで起こっていないかを確認してみましょう。
他ユーザーにも同様の障害が起こっていた場合は、Xサーバー上で発生している障害に起因している場合があります。
ユーザー側の環境でログインに問題がある場合
ユーザー側の環境・端末・ソフトウェアなどに問題がある場合でも、正常にログインができない場合があります。
環境では、通信環境を今一度確認し、良好な電波状態であるか、極度に遅い公共のWi-Fiに接続されていないか、などを確認する必要があります。
また、端末のOS、アプリのバージョンもログイン不備に関連します。
アカウントを消したいけどログインできない場合はどうしたら良い?
アカウントを消去したいけど、パスワード/アドレスなどの問題でログインできない場合は、どのようにしたらよいでしょうか?
▼その場合もこちらのお問合せフォームにアクセスし、「アカウントを削除または解約したい」を選択します。
▼その後、以下の選択肢から該当するものを選択。
- アカウントに登録されているメールアドレスや携帯電話番号にアクセスできない
- 操作をしていないのに自分のアカウントが復活した
- 削除したアカウントが、検索結果に表示されてしまう
- 亡くなられた利用者や自身での対応が難しい利用者のアカウント削除に関する問い合わせ
その後、表示されるそれぞれの選択肢ごとの質問フォームに記入し、送信をタップすることでX運営側に問い合わせ、対処を依頼することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、Xにログインできない場合の原因と対処法を解説しました。
Xアカウントの復帰は、メールアドレスのみならず、電話番号・ユーザー名でも行うことができますので、パスワードさえ忘れなければ、比較的復帰は簡単な仕組みといえます。
ただし、パスワードを失念している場合、メールアドレス・電話番号の登録がアカウントがアクティブなときに行っていないと後から復元することが難しくなりますので、問題なくログインできているタイミングで、できるだけメールアドレス・電話番号は登録をしておくほうが無難でしょう。