もくじ
それ以前の「Music Box FM」についてはこちらから
アプリが常にAppStoreの上位に位置し、ツッコミどころの多い機能だったにもかかわらずしぶとくランキングに居座るこのアプリ。
確認してみると、
いつの間にか『YouTubeアプリ』になっていました。
結論的にはYouTubeからの音源取得アプリも広告が貼ってある場合、(開発者側に)リスクがありますが、一定の規約はクリアしているのか、引き続き、AppStoreに鎮座している形になります。
ただし、音楽再生のために動画を取得しているので膨大な通信料が発生していますので、Wifi以外の回線で利用する場合、7GBなどの月間の制限に気をつけていただく必要があります。
また、YouTubeアプリによくある「検索精度の甘さ」も存在します。具体的には、原曲が聞けると思いきや「ファンのアコギカバー曲」が唐突に流れ出す、みたいなこともしばしば。
通信料測定
YouTubeアプリに身替りしていたことをきっかけに現在の仕様にて通信料がどのくらいになっているのか、10分間の再生にて確認してみました。
その結果は、35.5MB でした!
こちらを長時間の聴取をした際に置換えていくと、
- 1時間で:約213MB
- 24時間で:約5GB
- 1ヶ月で:約153GB
になります!
またキャリアとの契約にて1ヶ月の通信制限が7GBだった場合でこのアプリのみ使用した場合、
1日あたりおよそ67分の聴取ができる計算になります。
この数値はあくまでこのアプリだけを3/4Gで使用する前提ですが、LINE、Twitter、Facebookなどを利用しながらだと、さらに利用できる時間は短くなります。
【追記ここまで】
▼以下より、アプリ配信開始当初に作成した「Music Box FM」の紹介記事をご覧いただけます!
この記事をご覧いただく皆様には既に「Music FM」がAppStore上でどのようになっているかご存知の皆様も多いかと思われますが、
そんな中、当該Music FMが当初AppStoreに登場した時は実は
「Music Box」というアプリ名
だったことを覚えている人も多いと思います。
ですので、今回このアプリ名を見つけた時の第一声が、
過去と未来のコラボしてきた!
と思ってしまったわけですね。
上記がMusic Box・FMに代わるアプリとなっているわけですが、この「Music Box FM」という攻めたアプリ名の内容をご紹介していきたいと思います!
AppStoreでの表示
まずはAppStoreでどのような表示がなされているか確認してみたいと思います。
▼その表示がこちら。
非常に、非常にシンプルにアプリに関する機能が箇条書されてありますね。ここで毎回確認しているのが、いわゆる
『Youtubeアプリ』かどうか。
ですが、今回のアプリに関しては、特段Youtubeや動画サイトからの記述がありませんので、この時点では
「Youtube系音楽アプリではない」
と判断できますね。
ダウンロードはこちら
『Music Box FM』(ミュージックボックス)の使い方
それではこちらのアプリ、起動して中身のご説明をしていきたいと思います!
検索
アプリを起動して表示されるのがまず、この「検索」の画面になります。
▼検索窓が画面上部にあり、「今日のプレイリスト」から「おすすめのプレイリスト」として、インスタの「タグ」のようなワードが並んでいます。
この中に「top100」や「top100日本」という表記があります。
▼「top100」をタップした時の画面がこちら。
見渡す限り、洋楽で埋め尽くされており、画面下の方にスクロールしていってもとことん洋楽、という内容になっています。
▼そしてこちらが「top100日本」をタップした時の画面です。
ワードとしては日本のJ-POPランキングが表示されそうな雰囲気ですが、こちらも上から下まで洋楽でぎっしり、特段日本の楽曲を見つけることはできませんでした。
また、それら以外のタグをタップしてみてもこちらのタグ一覧から表示される内容にて日本の楽曲が表示されることはありませんでした。
検索窓から歌手名を入力してみる
ココまでの検証で日本の楽曲は表示されなかったわけですが、せっかく検索窓がありますので、こちらで日本のアーティスト名を検索するとどのような表示になるか試してみました。
▼こちらが「KANA-BOON」と検索してみた画面です。
楽曲ズラリ。
トップ100も洋楽がほとんどだったわけですが、検索窓からピンポイントでアーティスト名を検索するとこのようにヒットするようでした。
▼こちらが「radwimps」と検索した時の画面。
うーん、明らかにRadwimpsの楽曲とされる曲名がズラリと並んでいますね。
再生は注意!
これらの楽曲、このサイトでも度々指摘はしておりますが、著作権を含む楽曲の再生を行ってしまった時点で、楽曲をアップロードした人物のみならず、その楽曲をダウンロードもしくは聴取しているユーザーにも色んなリスクが及びますので、くれぐれも安易に聴取しないようにしましょうね!
ちなみに、
今一番人気のYoutube動画無しでMusic FM(本物)の代わりとなりうるアプリとして
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お気に入り
さて、次の画面は隣のタブで存在している『お気に入り』の画面になります。
▼こちらが最初に「お気に入り」を開いた時の画面になりますが、当然何もお気に入りに登録していない状態になりますので、特段楽曲は表示されません。
こちらのお気に入りの機能、他の音楽アプリなどでは「プレイリスト」として表記され、基本的には自分の気に入った楽曲をブックマーク的に一時保存するための機能になります。
このお気に入りに楽曲を登録するには、
▼先ほどの検索画面で表示される楽曲のリスト表示にて星マークが表示されますので、
こちらの星マークをタップすることでお気に入り画面へ登録することができます。
また、
後述する「再生」画面でも同じように星マークが表示されていますので、そちらからもお気に入りへの登録ができるようになります。
再生
その言葉通り、「検索」や「お気に入り」などで楽曲を再生した場合、直接画面は切り替わりませんが、こちらの「再生」画面にて楽曲が再生されている形になります。
▼こちらがその再生中の画面。
一般的な音楽プレイヤーのように再生/停止、シークバーなどがありお気に入りにするための星マークも表示されています。
Super Status
こちら、見慣れないタブの名前がありますが、こちらは広告を一時的に表示させなくするための広告表示画面。
一見矛盾している一行のように思いますが、
▼こちらをタップするとこのような表示に切り替わります。
この「入手して開く」というのをタップすると、
▼このような唐突なゲームアプリの広告が全画面で表示されます。
ここから動画広告を閲覧することによって一時的に広告表示が緩和される機能を提供しているようです。
無料アプリで運用されているのでこういった所で収益を期待しているものと予測します。
オフライン再生は可能なのか?
ココまでアプリをご紹介してきまして、
ちょっとグレーじゃね?感
は否応なく高まってきている状態ではございますが、
アプリの裏側でどのようなことが行われているかは知るよしもありませんので、ひとまず機能として「オフライン再生」が可能なのかどうかの確認をしてみたいと思います。
確認方法
まずいくつかの楽曲をお気に入りに登録してみます。
その後、再生直前に機内モードに移行し、その楽曲の再生ができるかどうかの確認を行うというもの。
結果
▼機内モードに移行し、楽曲名を押した直後の画面がこちら。
結論としてこのアプリは「オフライン再生は不可」という結論のようです。
通信量はどのくらいかかるか?
毎度当サイトでも確認している音楽アプリの「通信量」ですが、このアプリでも検証して参りたいと思います。
検証方法
まずは設定>モバイルデータ通信>統計情報のリセットからそれまでの通信の累積量をリセットします。
そこからWifiをオフにした状態、4Gに接続した状態で、10分間再生を行い、再度モバイルデータ通信の欄を確認。
そこで一体どれほどの通信が行われていたかを検証していきます。
結果
気になる10分間の通信量は、なんと!
20.1MB
でした!
こちらを長時間の聴取をした際に置換えていくと、
- 1時間で:約120MB
- 24時間で:約2.89GB
- 1ヶ月で:約86.8GB
になります!
またキャリアとの契約にて1ヶ月の通信制限が7GBだった場合でこのアプリのみ使用した場合、
1日あたりおよそ2時間弱
の聴取ができる計算。
通勤通学片道1時間程度であれば、通信量的には十分に耐えうるレベルですが、
そもそもこの音源はどこからですか?
を認識して使用しなくちゃいけませんねw
【おすすめ音楽アプリ】
逮捕されるかもしれないのに
まだ違法音楽アプリを使います?
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は更に名前が複雑化&原点回帰したアプリ「Music Box FM」のご紹介をしてまいりました!
このサイトでも色々な音楽アプリのご紹介をしてきましたが、やはり
「赤信号皆で渡れば怖くない」的な考え方はよくない
と思いますし、このアプリを使うことがもしかしたら
赤信号を渡ることになっている
かもしれないことを認識しながら楽しい音楽ライフを送ってくださいませ!