この記事は、LINE Payでクレジットカードを登録する方法・新しく登場したVISA LINE Payクレジットカードを発行する方法について解説します。
キャッシュレス・コード決済アプリも各社が独自のクレジットカードを提供し囲い込みが進む中、LINE PayもVISAと提携し独自の還元率(5%)を実現しています。その反面、既存のクレジットカードは連携こそできるもののほぼ使えない、という事態に。
今回は、LINE Payにおいて「そもそも他社のクレジットカードを登録する意味あるの?」という疑問から自社の「VISA LINE Payクレジットカード」の作成方法・メリットについて解説します。
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もくじ
LINE Payでクレジットカードを登録するメリットとは?
既存の他社クレジットカードを登録するメリットはほぼなし
結論からお伝えすると、現時点(2023年3月)時点でLINE Payに他社クレジットカードを登録することは、メリットがありません。
LINE Payにクレジットカード登録を行うことは可能ですが、現時点ではクレジットカードからLINE Payに対してチャージを行うことが出来ないため、クレカからLINE Payに残高をもたせることができず。
また、クレジットカードを接続したLINE Payにて「LINE Payが使えるお店」で決済することは可能なのですが、いかんせん、その「LINE Payが使えるお店」というのが、「LINE STORE」のみに限定されています。
つまり、コンビニなどの一般の店舗もLINE Payのクレカ払いは使用不可ですので、
- チャージも出来ない
- リアル店舗でのクレカ払いもできない
という状況ですので、使う機会がそれほど多くないのが現状です。
アプリ内で作成可能な「VISA LINE Payクレジットカード(P+ )」はおすすめ
ただし、アプリ内で発行できる「VISA LINE Payクレジットカード」は、事実上LINE Payを「あと払い」方式で利用するためのカードで、還元率が驚愕の5%が付きます。
あと払い形式ですので、チャージの必要がなく、使った分だけ登録した銀行口座から引き落とされます。
そのため、「LINE Payにおけるクレジットカード」という観点でいうと、
- 他社カードの登録は意味無し
- アプリ内で発行可能な「VISA LINE Payクレジットカード」のみ利用価値あり
となります。
「VISA LINE Payクレジットカード(P+ )」の申込み方法
「VISA LINE Payクレジットカード」はLINEアプリ内から発行の手続きを行うことができます。
▼LINEアプリのウォレットタブから+チャージを選択。
▼画面をスクロールするとVisa LINE Payクレジットカード(P+)のイラストがありますので、カードを申し込むをタップ。
▼次に、即時発行か通常発行かを選択することができます。
即時発行・通常発行とは
即時発行は、申込み内容が審査条件を大きく上回ってクリアしていた場合、最短5分で審査完了、クレジットカード番号が発行されます。
通常発行は、通常の審査を行い約2週間の審査期間を経て、カード番号が発行されるというもの。
▼その後、Visa LINE Payクレジットカードの会員規約を確認し同意のうえ、入力画面へ進むをタップし、個人情報の入力に進みます。
その後、入力する情報は、申込者本人の生年月日や家族構成・勤務先・年収等を自己申告で入力していきます。
すべての項目の入力が完了すると、登録したメールアドレス宛に審査開始の連絡が届きます。
早ければ数分で審査が完了し、クレジットカード番号が発行・通知されます。この場合、「即時発行の審査に合格」となりますが、即時発行を希望し「即時発行に不合格」というケースもあります。
その場合、通常審査に移行し約2週間の審査期間を経て結果が通知されます。
LINE Payにクレジットカードからはチャージできない?
通常、既存クレカからのチャージは不可
LINE Payは、既存のクレジットカードの登録は可能ですが、登録したカードからのチャージを行うことができません。
Visa LINE Payクレジットカードは事実上あと払いサービス
Visa LINE Payクレジットカードは使用した分だけ登録した口座より引き落としがかかるため、事実上「あと払い」サービスとなります。そのため、クレジットカードとしての登録は可能になるものの、あと払いの性質上チャージが必要なくなります。
FamiポートからファミマTカードを使ってチャージ
「えっ、それ結局クレカじゃなくてFamiポートじゃん」
というお声が聞こえてきそうですが、まさにそうです。
とはいえ、この方法最大でポイント還元が3%も付くというワザで、その方法は、
▼LINE Payを開いてチャージ→Famiポートを選択します。
▼Famiポート専用の金額入力画面が表示されますので、チャージする金額を選択。
チャージを押すと、
▼次の画面で受付番号が払い出されますので、この情報を手に、ファミリーマートへ行きます。
その後、Famiポートにて先程払い出された番号を入力し「申込み券」を出力。
その申込み券での支払いをファミマTカードで行うことにより、実質的な「クレジットカードからのチャージ」を行う、という形です。まさに力技ですね…。
ちなみに、ファミマTカードでの支払いは「カードの日」とされている毎週火曜・土曜が還元率2倍(0.5%→1%)になりますのでおすすめです。
LINE Payに登録したクレジットカードの還元率
既存のクレカはほぼ支払いに利用できないため、還元率は無いに等しいものになります。
一方、「VISA LINE Payクレジットカード」の還元率は、5%とかなり高額になります。
ただし、注意点としては5%の還元の上限が500円/月、ということであること。つまり、1万円までの買い物しか5%の還元が付かない、ということになります。
そのため、かなり細かくポイ活を意識している利用者であれば、まず月の初めからLINE Payで1万円分の買い物で利用し、その後は、他の支払い方法を利用する、というのが得策となるでしょう。
Visa LINE Payクレジットカードの審査に落ちる原因とは
即時発行の基準はかなり高め
VISA LINE Payへの申込みは「即時発行」と「通常発行」がありますが、即時発行の条件クリアはかなり高いハードルが設定されており、年収などの入力内容が平均的なものであっても即時発行がなされないケースがあります。
即時発行ができないケースの要因としては、口座振替設定が完了していない、審査に時間がかかっているなどの理由が考えられます。
ただし、即時発行されなかったとしても発行手続きが停止・却下されるわけではなく、通常発行に移行する形になります。
通常発行で審査に落ちる場合、過去の履歴などが影響するケースも
通常発行で審査に落ちるケースとしては、過去の利用履歴にネガティブな情報がある、もしくはブラックリストに載っているなどさまざまなケースが考えられます。
その他にも、すでにLINE系でカード発行を行っている場合は、登録済みの情報とのズレや審査上の不備などが考えられます。
LINE Pay(ラインペイ)にクレジットカードを登録する方法
…とまぁ、上述ではクレジットカードを登録する意味合い自体がそれほど無いことを前提に置きつつも、とりいそぎ、LINE Payにクレジットカードを登録する手順についてご説明をさせていただきたいと思います。
LINE Payの手続きは基本的にメッセージアプリ「LINE」から
LINE Payでクレジットカードを登録する作業ですが、これらの手続き・作業は基本的にメッセージアプリであるLINEから行います。
▼ウォレットタブの+チャージを開き、カードを登録するをタップします。
▼その後、カード登録用画面が表示されますので、こちらからクレジットカードの情報を入力します。
LINE STOREでLINE Payを使ってクレカ決済を行う方法
上記の流れでLINE Payにクレジットカードを登録させることで、(ごく一部のLINE関連ストアに限定されますが)LINE Pay(クレジットカードでの)支払いを行うことができます。
▼こちらがLINE STOREでのスタンプ購入画面ですが、
チェックマークが付いている所がLINE Pay・クレジットカードとなっている通り、こちらを選択すると、LINE Payを使用した決済を行うことができます。
上記で画面下部の確認をタップすると、
▼LINE Payに移動するための確認画面が表示されます。
▼次にLINE Payにて先程のスタンプを購入するための確認画面が表示され、
支払い方法がしっかりとクレジットカード Kyashになっていることを確認し、画面下の支払うボタンをタップします。
▼次の画面が最終確認の画面になっており、決済ボタンをタップすることで先程LINE Payに登録したクレジットカードを使って「LINE Payで支払う」ということを実現できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はLINE Payでクレジットカード・デビットカードを使用する方法や活用法をご紹介させていただきました。
新しいカードが「VISA LINE Payクレジットカード」とありますが、5%という還元率は魅力的なものの、月の限度額が500円まで、というのが少し物足りないところ。
このあたりが拡張されると最強のキャッシュレスクレジットカードに近づき気がしますね!