本記事では、X(旧Twitter)の「トレンド」について解説します。
最もリアルタイムに情報が更新される「X」。そのXにおいて、日や時間ごとに変わるトレンドはかなり目まぐるしく更新されますが、正しく利用することでいち早く情報をキャッチする手段にもなります。
今回は、そのX(ツイッター)の「トレンド」について、トレンドを見やすくまとめられている外部のツールや、過去のトレンド・世界のトレンドなど様々な分野・切り口の「トレンド」を確認する方法をご紹介します。
もくじ
X(旧Twitter)における「トレンド」とは?
Xにおける「トレンド」とは、「リアルタイム・今起こっていること」の情報が集まるXにおいて、多くの人がツイートし、且つ反響を呼んでいるものです。
日本国内の傾向では、テレビでの放送や災害・事故によるトレンド化、有名人の発言や行動・ニュースによる炎上もかなり頻繁にトレンド化します。
トレンド入りする基準・仕組みは?
トレンドにワードが入るにはどのような基準があるのでしょうか?Xヘルプセンターによると、
「トレンドはアルゴリズムによって決定され、(中略)ここ数日や今日1日で話題になったトピックではなく、今まさに注目されているトピックが選び出されるため、Xで盛り上がっている最新の話題をリアルタイムで見つけることができます。」
(※Xヘルプセンターより)
と書いてあります。あまりその仕組みや条件には明確な回答を出していないのが現状ですが、
- 一定時間内に特定のワードが一定数以上ツイートされたとき
- 特定ワードを含むツイート数が複数アカウントで急速に増えたとき
- 特定ワードを含むツイートが一定期間、続けてツイートされたとき
にトレンド入りするのではないかと言われています。
最も簡単にXの「トレンド」を確認する方法
Xが公式で発表している「トレンド」を確認する方法は2つあります。
X公式アプリで見る方法
まずはアプリで見る方法です。
▼Xアプリの最下部左から2番目の🔍虫眼鏡マークをタップすると現時点でのトレンドを表示させることができます。
このページは従来的には「検索」の機能が利用できるページですが、検索ボックスが表示されている画面上部より下の部分は「おすすめ」などその時話題になっているトピックが表示されます。
「おすすめ」の表示内容はユーザーの位置情報やフォロー・フォロワーの状況、これまでのアクティビティによって最も適切と判断された内容が表示されます。
パソコン版で見る方法
▼パソコン版のXで見る方法ですが、Xを開くと画面の右側に表示されています。
X「トレンド」をまとめているアプリ/ツール
トレンドはX上でなければ確認できないわけではありません。トレンドのまとめをしている外部ツールがいくつかありますのでご紹介します。
Yahooリアルタイム検索アプリ
▼まずは「Yahooリアルタイム検索アプリ」です。 ▼このアプリでは、人気ツイートや人気ワードをランキング形式でチェックすることができます。
▼アプリのダウンロードはこちら。
ついっぷるトレンド
次に、WEB上で見ることができる「ついっぷるトレンド」(https://tr.twipple.jp/)です。
▼HOTワードに対して、つぶやかれた数を盛り上がり度のグラフにして推移が見れるようになっています。
トレンドカレンダー
3つ目は、上記でもご紹介したWEB上で見ることができる「トレンドカレンダー」です。
▼3年前までのトレンドをカレンダーでさかのぼって検索することができます。
Twittrend
最後も、上記でご紹介したWEB上で見ることができる「Twittrend」です。
▼各エリアごとに、最大3日前までさかのぼってトレンドをチェックすることができます。
Xの「過去のトレンド」を確認する方法
Xの「過去のトレンド」を確認する方法もあります。ウェブやアプリでいくつか「過去のトレンド」を確認する方法が提供されていますので、ご紹介致します。
ウェブの「Trend Calendar」を使う
ウェブで提供されている「Trend Calendar」を使用することで過去のトレンドを確認することが出来ます。このTrend Calendarでは最もさかのぼった過去のトレンドデータは2016年1月1日のトレンドまで日別で確認することができます。
▼まず、こちらのページにアクセスすると当日のトレンドが表示されます。
こちらの画面を下方向にスクロールしていくと、
▼月のカレンダーが表示されますので、当月内の過去のトレンドはこちらから確認することが可能です。
過去の任意の日付を確認する方法は、
▼こちらのURL部分をタップすると、そのページのURLを直接確認・編集することが出来ますが、
▼URLの末尾の部分を見てみると、こちらが日付を表現している形式になりますので、
▼この部分を「確認したい過去の日付」に変更することで
▼特定の過去の日の「トレンド」を確認することができます。
ちなみに「2015年12月31日」以前のトレンドデータはこのサイトでも閲覧することができません。URLをそれ以前の日付に変更しても404のエラー表示がなされます。
アプリの「twittrend」を使う
もっと手軽に見やすく、かつ細かく位置情報などを補正した過去のトレンドデータを確認したい時は、「twittrend」というアプリを使用すると便利です。
▼アプリを起動すると、現在から遡って24時間前のトレンドまでしか確認することはできませんが、
こちらのいずれかのトレンドワードをタップすると、そのままXの検索結果画面に移動できる利便性がある他、
▼画面左上の≡ボタンをタップすることでこのようにトレンドの地域設定を選択することができます。
地域設定は大きく「国内」と「国外」に分かれており、国内は県別・国外は国別でそれぞれの地域のXトレンドを確認することができます。
ウェブの「twittrend」を使う
「twittrend」はウェブでも提供されており、アプリ版とは若干違った設定を利用することができます。ウェブ版の「twittrend」も基本機能は一緒ですが、
▼最大3日前までのトレンドデータを遡ることができます。
Xで世界中の「トレンド」を確認する方法
世界中で利用されているX。そのトレンドは日本のデータのみならず各国ごとに存在します。
以下に、各国のトレンドを確認する方法をご紹介します。
Xのトレンドを特定に国に設定する方法
▼まず、通常設定でトレンド画面を確認すると、日本国内のトレンドをこのように確認することができますが、画面右上の⚙アイコンをタップすると、
▼こちらの検索画面の設定を行うことができるページが表示されます。このページ上で現在の場所のコンテンツを表示をオフの状態で、場所を調べるをタップすると、
▼このように各国・地域が一覧で表示されますので、ここからトレンドを知りたい国を選択します。
▼例としてアメリカ合衆国と選択すると、
▼このようにトレンドに表示される内容が先程選択した国の内容に切り替わります。
Xのトレンドを「現在地」もしくは「日本」に戻す方法
トレンドを別の国に設定してから「現在地」に戻す方法は、
▼トレンドの設定画面にて現在の場所のコンテンツを表示をオンの状態にしておくと、今いる場所のトレンドに自動で切り替わります。
▼また、地域情報のみならず、できるだけ「日本全体」のトレンドを把握したい場合、現在の場所のコンテンツを表示をオフにして、場所を調べるをタップ。
▼国・地域一覧の中から、画面最下部の方向に日本がありますので、こちらをタップすると、
▼日本全体のトレンドが確認できる設定に戻すことができます。
「トレンド」が更新されない時の対処法
「トレンド」が更新されない時にはどのように対処すればいいのでしょうか。
別のアカウントでログインしてみる
アカウントを複数持っている場合であれば、別のアカウントでログインし、トレンドを確認してみましょう。見れる場合があります。
パソコン版で確認する
アプリの不具合が起きている場合には、パソコン版のXで確認することでトレンドの確認ができる場合があります。
アプリやスマホを再起動してみる
アプリやスマホの通信状態の不具合による場合には、再起動をすることで見ることができるようになります。ただし、X社の不具合により見ることができない場合には、再起動をしても不具合の解消はできません。
アプリのバージョンを確認する
アプリのバージョンが古いことによっても不具合が誘発され、「トレンドが更新されない」というエラーが起こる可能性があります。
常に新しいバージョンにするためにアプリストア(App Store・Google Play)をチェックするか、アプリを自動でアップデートする設定にしておきましょう。
まとめ
今回は幅広く最新のトレンドを知りたいというときにおすすめなXの「トレンド」の確認方法をご紹介しました。
日々チェックするようにすれば、今世の中でどのようなワードが多くつぶやかれているのか、どういったことに興味を持っている人が多いのかを把握することができます。
ぜひ利用してみてください!