Twitterがリプライ制限の機能をテスト開始。嫌がらせ防止策としてリプライ可能なユーザーを選べる機能




Twitterでまた新しい機能の実証実験が始まるそうです。

その名も「リプライ制限」

Twitterは現況もはや「匿名という最強の人が言いたいことを言うサイト」という側面を持ち、プラットフォームとして運営に苦心している様子。

今回はその「リプライ制限」機能に関する予定されているテスト内容などについて解説します!

「リプライできる人」を制限・選択出来る機能のテスト予定

Twitter上における「会話」に関してデザイン変更・改修を続けているTwitterですが、また新しいコントロール機能の実装を検討しているようです。

▼その発端となっているツイートがこちら。


内容を簡単に要約すると、

  • Twitter上での会話をもっと快適にしたい
  • 誰がリプライできるかの機能を2020年の前半にテストする

というもの。

クソリプ・鍵リプ対策

そもそも「クソリプ」や「鍵リプ」という言葉があり、度々Twitter上の発信者を苦しめてきた背景があります。

いずれも「嫌がらせ」に類するものですが、クソリプは、赤の他人が(Twitter上の)自分の領域に入り込んで面倒な批判をしてくるもの。

鍵リプは鍵垢であることを忘れてリプを送ることで、もともとの発信者はリプライがあること自体は確認できるが、その内容が確認できないため、見えない場所から陰口を言われているような状態になります。

もし鍵垢であることを忘れていてリプライをしているのであれば、うっかりで片付けられますが、相手方からわざと見えない場所で批判を展開する、という形での嫌がらせに発展するケースもあります。

そのようなケースを事前に防止するために「リプライできる人を制限・選択する」という機能の実装が検討されているようです。

ツイートに4つのステータスが付与される予定

では、どのような形で制限をかけるのか、発信者側がリプライ可能なユーザーを個別に指定するのか、ですが、導入時は4つのステータスを付与することによって、ある程度大別してリプライ可能なユーザーを決定できる、というもの。

それら予定されているステータスが以下の4つ。

グローバル

従来どおり誰でもリプライ可能なツイート。ブロック・隠されたリプライの使用も現行通りのステータス。

グループ

ツイート主がフォローしているアカウント、もしくはそのツイート内でメンションしたアカウントのみリプライ可能なツイート。

パネル

ツイート内でメンションしたアカウントのみリプライ可能。実質的に発信者の任意のユーザーのみリプライ可能で、発信者はツイート内で相手を指定する意味で字数内でメンションを含める必要がありますね。

ステートメント

リプライ不可能なツイート。

『リプライ制限』はデマが修正されないリスクも存在する

 

たしかにこの機能が実装された暁には、

  • クソリプを大幅に減らす。
  • 鍵リプによる陰口をさせない。

ということに対して絶大な効果を呼びそうですが、一方で「事実と大きく異る内容を発信した際に他ユーザーからの自然発生的な是正がなくなる」という危惧もあります。

そもそもネット上では「誰が正しいことを伝えているか」を測るものがなく、受け取り側が精査して受容する他ないのが前提ですが、一つのSNS上でデマが一方通行になる危険性も孕んでいます。

でも結局「引用ツイート」ができればほぼ意味ないかも?

今回の実装検討で合わせて検討されている機能が「引用ツイート検索」で、自分のツイートを誰が引用ツイートしているかを簡単に検索できる、というもの。

そうすれば、リプライユーザーを制限することに加えて、引用ツイートをした人も(発信者側から見て)確認することができるため、より一層自分の発言の流れ方をつぶさに確認することができます。

…とは言うものの、そもそも「引用ツイート」が出来てしまう点で、リプライでなくてもその意見に対して否定的な意見を頒布することは可能で、「引用ツイート検索」ができたとしても「引用ツイート自体を止めることはできない」ため、本記事でご紹介している「リプライ制限」がTwitterの目的としている「快適な会話」にどの程度まで寄与するかは不明ですね。

最近は「クソリプ隠し」機能を実装。今後は心地よさ重視に。

▼最近のツイッターは今回ご紹介する「リプライ制限」と同じような趣旨の「リプライ隠し」という機能もリリースしました。

『Twitter』の新機能「返信の非表示」が正式公開!いわゆる「クソリプ隠し」機能となるその使い方・メリット・注意について徹底解説!

2019年11月26日

この機能を簡単に言うと、いわゆる「クソリプを非表示にする機能」で、問題提起系のツイートに対し建設的ではない意見が寄せられたときに、会話の流れを統制するために非表示にできる、というものですが、実装の趣旨としては今回の「リプライ制限」と同じように、「発信者が心置きなく発信できるように」、ひいては「健康で建設的な会話が楽しめるように」という意図で実装されています。

なぜここまでTwitter社が「快適性」に対して意識を向けているかと言うと、昨今のTwitterにおける「匿名という無敵の人」が行う嫌がらせが訴訟沙汰や場合によっては自殺にまで発展しているため。

もともと「オープンに語り合うプラットフォーム」のハズが「正義の名のもとに好き放題他人を攻撃できる場所」となっている危惧があるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はTwitterで新しい機能として実装がテストされている「リプライ制限」について近況をご紹介させていただきました。

  • ツイート時に4つの設定の中からリプライ可能なユーザーの範囲を決めることが出来る
  • 設定によってはリプライ禁止にも出来る
  • リプライ隠し(クソリプ隠し)など昨今のTwitterは快適性を追求

ということが言えそうです。

もしテストユーザーに偶然選ばれ普段からクソリプや誹謗中傷・批評に苦心されている方はぜひ試してみてくださいませ!