YouTubeの変換アプリやソフトは違法?安全?使う前に知っておきたいこと

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今回はYouTube動画の「変換」ができるとされるサイト・ソフトについて解説します。

YouTubeの動画をダウンロードすることでいつでも広告・通信量なしで閲覧することができます。

とはいえ、果たしてその行為が合法なのか?違法ではないのか?ウィルス・マルウェア・スパイウェアなどのリスクがないのか?などについて解説します。

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注意
本記事にて法律に関する記載がありますが、当方、法律の専門家では無いため確定的な法解釈ではありません。詳細な見解が気になる方は、弁護士への直接のご相談をおすすめします。

YouTube変換とは?変換サイト・ソフトとは?

YouTube変換サイトとは、YouTubeの動画を別のファイルに変換しダウンロード可能な状態にするサイトやソフトのことを指します。

Google検索を行うと山のように出てくる「変換サイト」

▼Google検索で「YouTube 変換」と検索すると、それらを紹介するサイトやページ、実際にYouTubeの動画を変換する機能を有するサイトやソフトがいくつも表示されます。

変換を行うことのメリット

基本的には無料で閲覧することができるYouTubeですが、なぜ変換サイトが存在するかというと、やはりスマホの通信量の問題があります。

昨今ではスマホの月々の通信容量はだいぶ緩和(増大)したとはいえ、一定期間に大量のデータ通信を利用すると一定期間、低速に陥ったりします。

もし、それらの要因がYouTubeなどの動画サイトでの動画閲覧の場合、再生の度に動画にアクセスするのではなく、動画ファイルを端末内で再生することにより、

  • 通信量の削減ができる。
  • 通信環境による遅延が発生しない。
  • バックグラウンド再生ができる。

というメリットが発生するため、積極的に動画を変換し、ダウンロードしているユーザーも大勢います。

音楽プレイヤーとして使用しているユーザーも

これらの変換サイトの中には、動画ファイルをmp3という音声のフォーマットに変換するサイトも数多くあります。ユーザーにおけるそれらのサイトの使用方法としては、アーティストのミュージック・ビデオをmp3に変換し、無料音楽として利用してしまう、という使い方です。

通常、スマホで音楽を楽しむとなると、Apple MusicやSpotifyなどの音楽サブスクサービスに登録して利用するか、iTunesなどでの個別購入、CDの取り込みなどがありますが、YouTubeの音楽をmp3などの音声ファイルに変換することで無料で手に入れることができてしまいます。

このことから、特に中高生はYouTubeで公開されている楽曲のMVを変換し、端末に保存している、というケースが目立ちます。

YouTube変換することは違法?

さて、ここで、YouTube動画を変換することで無料で音楽を持ち歩けてしまうことをご紹介しましたが、現在の著作権の法律的にこれは違法なことなのか、確認してみました。

現在の著作権法における「YouTubeの変換」とは?

まず、現行の著作権法において、「変換サイト」を利用する場合と、PCで動く「変換ソフト」を利用する場合では、少しだけ解釈が異なってきます。

変換サイトを利用した場合

▼変換サイトはこのように用意されたウェブページ上で、YouTubeのURLリンクを入力するフォームが設けられており、

このフォームに変換したいYouTube動画のURLを入力し、変換というボタンを押すことで、

▼このように変換後のファイルのダウンロードボタンを表示する、というもの。

この場合、ユーザーがダウンロードする先のサーバーは「変換を行ったサーバー」になるため、取得場所はYouTubeサーバーではありません。そして、「変換を行ったサーバー」はYouTubeから動画を取得後、変換作業をしていますが、「YouTubeからの動画取得」が「違法アップロード」という扱いになった場合、それをダウンロードしたユーザーは「違法アップロードをダウンロードした違法行為」に該当する可能性があります。

なぜなら「変換サーバー」にコンテンツが存在すること自体が、著作者の意図ではなく、『著作者の意図しないところで、コンテンツがアップされている』ということを否定できないためです。

もちろん変換サーバーが動画を取得するのは、ユーザーからURLで指定された動画になりますので、必ずしも「違法アップロード」にならない可能性がありますが、

変換サーバーにコンテンツがある

著作者が意図していない違法アップロードである

それをダウンロードしたユーザーは違法ダウンロードが確定

となります。

このあたりは判例もなく、このような解釈になる根拠はまだ存在していませんが、現行の法律の解釈によってこのような事例になるケースも考えられます。

変換ソフトを利用した場合

変換ソフトでYouTube動画の変換を行う場合、まずその変換ソフト独自の仕様でYouTubeから動画を取得します。

この際は、おそらくYouTube本体からの取得になるため、YouTubeの規約には反することになりますが、現行法では違法になりません。(ただし、YouTubeに違法でアップロードされたものは除く)

その取得したYouTubeの動画を手元のPCで変換することも法的には規定がありませんので、特に個人のみで利用する場合は違法にとなる可能性は低いと考えられます。

YouTube側の規約には完全に反している

変換サイト・ソフトのどちらの利用においても、YouTubeの利用規約には違反していますので、常習的にダウンロードしたことがYouTube側に検知されれば、アカウントのBAN・強制退会、もしくは訴訟リスクもゼロではありません。

YouTube変換サイト・ソフトの利用による危険性

ウィルスやマルウェアなどへの危険

▼実際に、変換サイトで自分がアップロードした動画の変換を行って見ると、

▼変換中にこのように画面が「VPNアップデート」「VPN更新」と表示され

▼それらの広告をクリックしてみると、このようなVPNアプリのインストールをさせようとします。

これらのVPNアプリは、かなり危険度の高いアプリが含まれています。

VPNアプリとは、ネットワーク回線を特定の領域に制限することで、ネット環境を快適にする、という類の製品・アプリですが、場合によってはパスワード入力も含めた通信全体が読まれてしまい、重要な個人情報を抜き取られる可能性があります。

違法なVPNアプリだったとしても、App Storeの申請時にはそのような「ログを違法に取得する」仕組みを隠し、App Storeに申請している可能性がありますので、VPNアプリの安全性は誰も保証することができません。

そして、これらの「怪しいVPNアプリ」への誘導広告は、この手の変換サイト上に尋常ではない量で表示されます。ここから、VPNアプリと称した、ほぼウィルス・マルウェアと同義なものをスマホにインストールしてしまう可能性があります。

「お使いのiPhoneがハッキング」等のフェイクアラートの表示

「フェイクアラート」とは、

▼このように「ハッキングされています!今すぐ対処を!」というように利用者・閲覧者の不安を煽り、特定のアプリやソフトをインストールさせようとするもの。

そして、この画面の場合、インストールを押そうが、キャンセルを押そうが、

▼こちらのセキュリティ・アドブロッカーのアプリに飛ばされます。

そしてこれらのセキュリティアプリも、実際は動作しないようなものが殆どです。(上記のアプリは未検証です)

また、アドブロッカーアプリは広告を非表示にする代わりに、どのサイトにアクセスしたかなどの情報を収集・送信している可能性もあります。(大手のセキュリティ企業がリリースしているアドブロックアプリ以外は利用を控えたほうが良いでしょう。)

この「フェイクアラート」、YouTubeの変換系サイトの変換待ち時間にかなりの確立で表示があります。この表示で不安に陥ることがありますので、これらの表示も変換サイトの危険性のうちに含まれるでしょう。

著作権者からの訴訟

上述させていただいたように「変換系サイト」の場合、「変換サーバー」に著作物が存在している時点で「違法アップロード」になる可能性があります。

そして、それが「違法アップロード」になった場合、そのサイトを利用していたことが明るみに出ると、「違法ダウンロード」としての罪が確定します。

また、本来有料の著作物をダウンロードしていることになりますので、著作者からの訴訟という流れにもなりえます。

YouTube利用規約への違反・訴訟

変換サーバーやソフトを利用して、YouTube側の予期しない「コンテンツの取得」が合った場合、それらはすべからくYouTubeの規約に違反している形になります。

常習性がありあまりにも行為が広範囲に及んでいる場合は、YouTube側からの訴訟の可能性もゼロではありません。

YouTubeの利用には、利用規約への同意が行われている前提になっていますので、訴訟がなされた場合、勝てる見込みは無いでしょう。

このあたりは現行の「著作権」以外の部分で、YouTubeとの利用契約に当たる部分です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、YouTubeの変換サイト・ソフトについて解説いたしました。

やはり、通常は有料で提供されているサービスを無料で利用するには、リスクが付きまといます。

また、もし好きなアーティストがいた場合で動画変換を行った場合、変換後のYouTube動画には全く広告が付きませんので、アーティストの収益にはつながりません。

基本的には、好きなアーティストでもそうでない場合でも、サブスクなどでちゃんとアーティスト側に印税が入る仕組みで楽しむことをおすすめします。