MusicBox(旧MusicFM)がアップデートで「楽曲のリクエスト機能」が実装-これは完全にアウト?利用者のリスク等徹底検証!




2019年8月の夏頃から配信が開始され、今現在も AppStore で現役の配信を続けている「オレンジのMusicBox」(かつてのMusic FM)ですが、最近頻繁にアップデートがなされ、直近では「楽曲のリクエスト機能」が実装されたようです。

今回はその機能の内容・リスク・その他追加内容について徹底検証します。

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MusicBox(旧Music FM)がアップデートされる

長らく Apple の App Store にて続けているMusicBox(旧Music FM)定期的にアップデートされていますが、つい最近のアップデートが 10月の初旬に行われたようです。

▼ アップデート内容としてはこちらで記載されている通り「bug fix」(微修正)となっていますが、

アプリの中身を確認してみるといくつかの更新がなされているようです。

MusicBoxに「楽曲のリクエスト機能」が実装

追加された新しい機能としては、「楽曲のリクエスト機能」があります。

検索画面からのリクエスト

どの場所から楽曲のリクエストが行えるかと言うと、

▼検索画面にアクセスし、検索ワードを入力するフォームをタップすると

▼このようにリクエスト楽曲を入力するというリンクが表示されますのでそちらをタップすると、

「楽曲要望」という画面に移動し、「曲名」「歌手名」「備考」を入力する欄が表示されます。

備考の欄にはおそらくこの情報を受け取った運営者側が手動で作業をするためなのかアルバム名や年代・バージョンなどを入力するように求めています。

▼それぞれのフォームに入力し、右上の送信ボタンを押すことで楽曲のリクエストが完了するようです。

アーティスト個別ページの画面からもリクエストページに移動可能

▼このようにアーティストの個別ページからもリクエストを可能なページに移動できるリンクが設置されています。

ゲームタブが追加される

その他で追加されてるところとしては、 フッタータブに新しくゲームのタブが設置されています。

MusicBox内で遊べる音ゲーが配信されている

▼ゲームの部分をタップしてみると現在ストアで配信されている最新のゲームや、人気のゲームが掲載されている他、

「編集部のイチオシ」としてこの Music Box内でプレイすることのできるリズムゲームが追加されています。

▼リズムゲームの名前は「リズムの魂」として配信されており、「レモン」と記載されている楽曲をタップしてみると、

▼何と「米津玄師」の「レモン」の原曲が使用されたリズムゲームが開始されます。

ゲーム自体はともかく、おそらく許諾面については一切了承を得ていないものと思われ、いかにこのアプリが日本国内のルールを無視しているのかがよくわかります。

その他はゲーム動画や攻略記事の紹介など

このゲームタブ内の他のコンテンツは、

▼トップ無料ゲームとして成果報酬型の広告が貼られていたり、

▼ゲーム系の動画の紹介や、人気ゲームの攻略記事が掲載されています。

最近はニセの「Music FM」にランキングが抜かされ焦ってる?

昨今のMusicBoxのApp Storeでの位置は

▼あろうことか偽物のMusic FMに抜かれていることも多くなりました。

相当数のユーザーがいるこのMusicBox(Music FM)は月々のサーバー料金だけでもかなりの費用がかかっていることが想像できますが、 これらの順位変動によって起動直後に表示される全画面広告などの売上だけでは足りなくなったのか、ゲームのインストール広告も収益源の一つとして増やしてきたように思います。

収益化に手段を選ばなくなった?「MusicBox(FM)」

このMusic FMにおける楽曲のリクエストは、以前は PC でも閲覧することができる Web サイトで行われていました。

▼「Music FM」のWeb版についての詳細記事はこちら。

Music FMのWebサイト版が死亡!トップページも「サーバーが見つかりません」漫画村逮捕を見て逃亡か

2018.10.30

そのサイト上ではユーザー自身が音源のアップロードできる画面が表示されており、同時にアプリの利用規約では、(完全な明言はされていませんでしたが) Music FM にアップロードされているそれぞれの楽曲はユーザーがアップロードしたものとして、もし権利の侵害があれば特定のメールアドレス宛に申し立てをしてください、というスタンスを取っていました。

プロバイダー責任制限法の逃げ道も捨てた?

どうあがいても法律的にはほぼ真っ黒の状態なのですが、「ユーザーがアップロードできる」という機能を持たせておくと「SNS的なプラットフォーム」として扱われ、そうなると「プロバイダー責任制限法」の範疇であることが言える可能性も出てきます。

「プロバイダー責任制限法」の範疇であるとされた場合、一時的に著作権を侵害するコンテンツが公開されていても「ユーザーがアップしたもの」として運営者側の責任は権利者からの指摘があるまで賠償責任を負う必要が無い、とするものですので、

要するに

「ユーザーがアップしたものだからうちら運営者は無罪」

ということが(極端な話)言えるものでした。

もちろん、権利者からの指摘が有った場合、速やかな対応が必要になり、放置すれば罰せられますが、裏を返せば、「怒られるまで著作物配信し放題」という法律です。

しかしながら、現在はWebサイトも閉鎖状態の中、楽曲リクエストを受け付ける、ということは「MusicBox(FM)運営側が主体的に楽曲を追加していく」ということになり、「プラットフォームだから責任制限あるよ」という逃げ道を自分で塞いでいるようにも思えます。

ゲームタブも追加・リクエストも受付。なりふり構わなくなった?

以上のことから、

  • リクエストも受け付けてユーザーの要望に応える
  • ゲームタブも追加して、収益性を高める

という、昨今のアップデートを見る限り、明らかに以前より収益化しやすいように構造を修正しており、リスクを負ってでも「できるだけ稼いでおこう」という意図があるのかもしれません。

そんな中、ユーザー側の使用リスクは?

上記でご紹介したとおり、それまでは「プラットフォーム」とギリギリ言えたところから、今現在は「主体的な楽曲配信者」になっています。

そんな中、ユーザーがこのアプリを使い続けることのリスクは一体どうなのか?という点。

ダウンロードがなくなって「キャッシュ」になったから合法になったね!←これ。

今でも利用しているユーザーの中に「キャッシュになったからMusicBox(FM)は合法」という論理をたまに見かけますが、もし逮捕された時にそれを言ったとしても

大人「はぁ~、屁理屈はやめなさい」

となるでしょう。

「ダウンロード」「キャッシュ」などの法律上の言葉の定義が時代に追いついていないだけで、端末に保存しオフラインでも聴ける状態を「ダウンロードではない」と言い張るのは難しいでしょう。

当サイトは司法でも法律の専門家でもありませんので、常に明言はしませんが、「なぜCDショップで販売されているものがそのまま聴けるのか?」を考えれば違法/合法の答えは自ずと見えてくるかもですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はMusicBoxのアップデートになって新しく追加されたリクエストの機能についてご紹介をさせていただきました。

8月の中旬から配信が始まった今回のオレンジのMusicBoxですが、定期的なアップデートが何度か行われ違法音楽アプリとして周囲がザワついているのもものともせず積極的な情報更新を続けています。

とはいえ、もし利用されているとした場合、Twitterやその他SNSアカウントの連携などでメールアドレスが抜かれている可能性を考えると、簡単に利用者も割り出せてしまう状況にあり、あいも変わらず「自己責任アプリ」として気をつけなければならないでしょう。