紅白歌合戦に出る出ないという時点から若者から絶大な人気を誇る米津玄師ですが、今回は紅白にも登場して話題をさらった米津玄師が、音楽聴き放題サービス大手「Spotify」で果たして楽曲を提供しているのか、徹底検証してみました。
もくじ
Spotifyで米津玄師が配信しているか調べた結果
結果として今現在米津玄師が配信しているLemonやフラミンゴなどの楽曲はSpotifyでは配信しておりませんでした。
その他の音楽配信サービスではどのようになってるかと言うと、まず聴き放題サービスに関して米津玄師を配信しているサービスがありませんでした。
楽曲名で検索してみると…
アーティスト名での米津玄師は表示はされませんでしたがでは楽曲名で検索してみると一体どうなのか確認してみました。
▼こちらが大ヒット曲『Lemon』で検索した時の画面です。
該当する楽曲が表示されますがすべてカバー楽曲ばかり。
▼そしてこちら名曲アイネクライネで検索した時の画面。
曲名が表示されますがすべてカバー楽曲。
その他にも米津玄師の色々な楽曲名で検索を行ってみたものの原曲を発見することはできませんでした。
米津玄師のコラボ作品は?
米津玄師名義でなくてもコラボの楽曲は相当数存在するのでそれらの楽曲が今現在配信中なのかも調べてみました。
そうしたところ以下の2曲だけは米津玄師の肉声が含まれた楽曲として唯一配信がされてる曲でした。
打上花火(DAOKOx米津玄師)
https://open.spotify.com/track/7pcTLUekZJQnzDOUDuExVJ?si=GjuaKD84QdyE9-d1YCWhJg
NANIMONO(feat. 米津玄師)
https://open.spotify.com/track/21YjXHKo8hc5fOK7sYtixB?si=508YHhC6TR26pXbbusMMbA
今後、配信される可能性は?
Spotifyのような聴き放題サービスに楽曲が提供されるかどうかはそのアーティストが所属する音楽レーベルの意向が強く反映されますが、今現在彼の所属しているソニーミュージックレコーズはもともと楽曲の原盤に対しては自社流通もしくは自分たちがコントロールできる販売先に限定する傾向があります。
ただしそんなソニーミュージックレコーズの中でも聴き放題に楽曲を提供しているアーティストはたくさんおり、今現在聴き放題に提供するしないの考え方はアーティスト単位によって分かれているものと想像しています。
先日、ユニバーサルミュージックに所属する「back number」の楽曲が、Spotifyや Apple ミュージック、 LINE ミュージックなどに楽曲が提供されました。これにより事実上 back number の楽曲は聴き放題サービスに公開された状態です。
このように徐々に聴き放題サービスに楽曲を提供されていく流れ続いていくと思いますが、未だに1曲買いの利益面などを考慮すると少し先の話になるのかもしれません。
ただ残念なことに日本の App Store では違法な音楽アプリが溢れかえるように配信されており、その中で例に漏れず米津玄師の楽曲もストリーミング/ダウンロードの形で違法で提供されています。
現段階では音楽レーベル様独自での収支に関する考え方があるかと思いますが、違法アプリで聴き放題になっている現在の状況を鑑みると、早い段階でこういった聴き放題サービスに楽曲を提供され方が収益的にもユーザーサービス的にも良い方向に行くのではないかなと思ってしまいますね。。。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はSpotifyにおける米津玄師の配信状況をご紹介させていただきました。
日本での聴き放題サービスは海外の状況と比較してまだ楽曲を提供してないアーティストの割合が高い状況が続いています。
とはいえ盗人猛々しい違法音楽アプリでの状況を考えると、それらを駆逐してほしいという意味合いも込めて早い段階で楽曲が提供されることを期待しています。