LINE に新しいバージョンが配信され、今回新たに「自動バックアップ」の機能が実装されました。
今まで LINEのバックアップは「手動」が基本となっており、バックアップ出来ていない期間が長ければ長いほど、データを失った時のボリュームが大きくなっていました。
「毎日バックアップ」もできるようになった今回の機能をどのように便利に使用するか・「自動バックアップ」ができない場合の対処法も併せてご紹介いたします!
もくじ
LINEで『自動バックアップ』を行う前の準備
まずはLINEのバージョン確認
LINEの自動バックアップの起動を確認する前に、今使っている LINE のバージョンを確認しておきましょう。
「自動バックアップ」が可能なバージョンは「10.3.0」以降のバージョンとなります。
また、最新バージョンにアップデートされたのが3月26日となりますので、アプリのアップデートを手動設定している人で3月26日以降、最新版へのアップデートが完了していない方は、まずはApp Storeにて LINE のバージョンを確認し、アップデートがまだ完了していない人はこのタイミングで行っておきましょう。
iCloudとの連携確認
LINE でアップデートを行うのに、iCloudにてそのデータを保存します。
ICloud との連携が完了しているかどうかの確認は、以下の方法で行います。
▼iPhoneの設定アプリからApple ID表示部をタップ→iCloudの画面を開くと、このようにアプリ一覧が表示される中でLINEが含まれています。
上記のようにスイッチがオンになっている状態であれば LINEとiCloudが連携完了していることとなります。
LINEで『自動バックアップ』を行う方法
ではいざ自動バックアップを設定する方法をご紹介します。
▼ 通常通り LINE を起動し、画面左上にあるネジのアイコンをタップします。
▼次にトークをタップ。
▼次にトークのバックアップをタップ。
▼そうするとバックアップ頻度という項目があり、初期ではオフに設定されています。こちらをタップし、
▼次の画面で表示される自動バックアップオンにすると
その画面に下にバックアップ頻度が表示されますのでこちらをタップすると、
▼どのくらいの頻度でバックアップを行うかを設定することができます。
自動バックアップをオンにした当初は毎日に設定されています。
それぞれ3日/1週間/2週間/1ヶ月という選択肢がありますが、頻度が高いことのメリットはいつデータを失ってしまっても翌日分までの内容を復旧でき、あまりデメリットなるものはありませんので、iCloudの容量が逼迫している、もしくは、月々の通信制限がよほどギリギリ、という方でない限りは毎日に設定しておくと良いでしょう。
LINEで『自動バックアップ』ができない!そんな時の対処法
LINEで新しく追加された自動バックアップ機能はデータの保存先としてiCloudを利用します。
自動バックアップがうまく行かない原因とされるのは、そのiCloudとの連携が正常通り行われないことが原因として疑われます。
iCloudとの連携確認
LINE が iCloud との連携をしっかりと行なっているか確認してみましょう。
LINE側で iCloud との連携が問題なく行えているか確認する方法は、
▼設定→トーク→トークのバックアップを確認し、「iCloudに接続されていません」と表示される場合、
正しくiCloudとの連携が出来ていない、もしくは初期設定としてICloud との設定が完了していない可能性があります。
設定アプリから LINE と iCloud との連携を確認する方法は、
▼設定アプリ→Apple ID→iCloudでアプリ一覧で表示されないLINEがこのようにオンの状態になっていれば、問題なく接続されているはずです。
iCloudの残存容量の確認
LINEとiCloudが問題なく接続されていて、それでも自動バックアップがうまく行かない場合は、iCloudの残存容量の確認を行いましょう。
iCloudの無料の範囲は5GBと設定されていて、iPhoneで撮影した映像・画像をiCloudに自動保存している設定を行っていると、わりと直ぐに空き容量は無くなってしまいます。
iCloudの残存容量を確認する方法は
▼設定アプリ→Apple IDをタップし、iCloudをタップすると、画面の最上部にこのようにiCloudの容量に関する現状を確認することが出来ます。
この表示を確認し、もし「使用済み」の容量が5GBをフルに埋めている状態でしたら、LINEのバックアップもできませんのでiCloudの容量追加を検討する必要があります。
iCloudの容量追加
iCloud の容量追加を行うには、
▼設定アプリ→Apple ID→iCloudで表示される画面のストレージを管理をタップします。
▼次に表示される画面の中でストレージプランを変更というリンクがありますので、こちらをタップします。
▼次にアップグレードできる選択肢が表示されますので、こちらから任意のプランを選択してください。
頻繁にiPhoneで写真撮影を行う、且つ、iCloudへの同期を行っているというユーザーは上記に記載したプランより検討してみるのも良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はLINEに新しく実装された自動バックアップの方法と、できない場合の対処法をご紹介させていただきました。
今までバックアップ自体はどうしても手動でやらなくてはならず、バックアップしてない期間が長く空いてしまった場合でデータを消失してしまった場合は、その期間は完全に復元できないものとなっていました。
今回の自動バックアップ機能の搭載によって基本的には翌日分までのデータをいつでも復元できるようになりました。
会話履歴を保存する非常に重要な機能なので、忘れないうちに自動バックアップの機能をオンにすることをお勧めします。
iCloudのプランは
となっています。
▽iCloudのアップグレードに関する詳細は以下の記事をご覧ください。