詐欺アプリだ!『AdSweeper-Secure Adblock』を解約(登録キャンセル)して定期購読を終了する方法




広告などで機能を紹介する動画を流しながら実際は高額な定期購読の請求を行うアプリが多数登場しています。

今回解約方法を紹介する「AdSweeper」もその一つで、 App Storeで紹介されている機能が全く動かないにも関わらず週間1,080円という高額な定期購読を登録させるというもの。

今回はその「AdSweeper」の解約方法についてご紹介いたします。

App Storeでの掲載内容

▼まずこちらが App Store で表示されている内容です。

シンプルに英語の情報として

  • 「AD」=「広告」
  • 「Sweeper」=ほうきで掃き取る人。

ということで、実体としては「アドブロッカー」になります。

アドブロッカーとは?

その名の通り、ブラウザで様々なWebサイトを閲覧しているときに表示される広告を画面上に表示させなくするツールのことを指します。

Web サイトを閲覧していて、画面を下方向にスクロールしている時にも追従してくるバナー広告や、画面の切り替わり時に全画面に表示される動画広告などが 広告として削除されて然るべきものですが、ページ内に埋め込まれているものもアドブロッカーを使うことによって非表示にすることができます。

どうやらSafari上で使用できるアドブロッカーのようだが…?

App Store 画面上のスクリーンショットを確認してみると「The best safari AdSweeper」と記載されていますので、 iPhone 上のデフォルトブラウザである Safari を使っている時に動作するアドブロッカーであると掲載されています。

…でも実際は?

Web 画面に表示される広告を快く思っていない人も多くいらっしゃると思います。

そのような方向けにリリースされているアプリかと思いきや、(詳しくは後述しますが)実は週に1,000円以上の課金を請求してくる詐欺&ぼったくりアプリで広告の除去も行ってくれません。

それでは以下にとりいそぎで、解約方法を記載いたしますので、もし登録してしまい急ぎ解約を行いたい人は、迅速にかつ冷静に以下の手順に従って解約作業を進めてください。

『АdSwееpеr』を解約(登録キャンセル)する方法

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▼そして画面を開くと「サブスクリプション」というページが表示されます。

2019年8月29日より「登録」から「サブスクリプション」のページ名に変更になりました。

その一覧の中にAdSweeper – Secure Adblockという今回の定期購読が表示されますのでこちらをタップ。

▼次にこのアプリ上で登録してしまったとされる定期購読の欄にチェックマークが表示されているかと思います。

こちらが今現在登録状態になっている定期購読のプランで、こちらを解約するために画面下にある登録をキャンセルするをタップします。

▼そうすると確認のためのポップアップが表示されますので、こちらは迷わず確認をタップします。

▼そうすると次の画面では先ほどチェックマークが入っていたらにマークが少なくていることがおわかり頂けると思います。

▼さらにそのひとつ前の画面に戻ってこのアプリの表示欄を確認してみると、

このように「◯年◯月◯日終了予定」 と記載されているのが確認できるかと思います。

この表示がなされていれば無事に定期購読の解約(キャンセル)が完了したことを意味しています。

お疲れ様でした!

課金されてしまった場合、返金は可能?

無料トライアル期間に解約作業ができず実際に課金が発生してしまった場合、Appleに対して返金申請を行うことができます。

▼返金申請に関する詳しい方法はこちらの記事に記載しております。

ただし、アプリの性質や状態によって必ずしも返金が可能になるわけではないとのことですので、ひとまずダメ元の申請としてでもAppleに対し送信しましょう。

『Adsweeper』はほんとに広告を取り除けるのか…!?

ここまでのご説明ではこのアプリが詐欺アプリであっていかに早く解約を完了させるかについて言及してきましたが、なぜ当記事がこのアプリを詐欺アプリ扱いするかを以下よりご説明させていただきます。

アプリ内で表示されている設定方法を行ってみる

▼まずアプリを開くとこのような設定方法がイラストで表示されていますのでその指示通りに設定を行ってみます。

▼設定アプリを開きSafariを選択。

コンテンツブロッカーという項目がありますのでそちらをタップ。

▼このアプリのインストールが完了していると以下の画面にいて「Adsweeper」が表示されていますので

▼こちらはこのようにオンの状態にします。

戻ってきても「Disabled」になっている

先ほどアプリ内で指定されている手順を従順な気持ちで行なってみたにも関わらず、

▼アプリに戻ってきてもまだ引き続き「Disabled」の表示がなされています。

この時点でなんだか嫌な予感がしますが、ひとまずこの状態にて有料課金登録を行ってみます。

ちなみにこの段階でSafariを使用してみても広告は表示されていました。

定期購読に登録してみる

▼タブに設置されているPremiumをタップすると、このように定期購読の入力欄のメニューが表示されます。

こちらが一番上に表示されている「Weekly」をタップしてみると、

▼なんと驚愕の1,080円/週の表示が。

これによって明らかになるのが、ウェブサイトから広告が取り除かれる代わりに私たちの財布からも一週間あたり1080円が同時に取り除かれます。

▼その後再度、設定アプリに移動しコンテンツブロッカーのページでスイッチがオンになっていることを確認します。

これは完全に詐欺w堂々と広告が表示

その後サファリを立ち上げ、適当なウェブページを流し見してみると、

▼残念なことにこのように堂々と広告が表示されています。

もしかしたら広告のタイプによって取り除ける/取り除けないなどがあるかと思い、このサイトにとどまらず他のいろんなサイトも閲覧してみることにします。

▼他のサイトを閲覧してみてもこのように広告が堂々と表示され、

▼ Webページ内の特定の場所を占拠し、

▼このコンテンツブロッカー(アドブロッカー)が機能しているようには全く思えませんでした。

さらに悪質なのがアプリのレビュー欄

これは完全な詐欺だと思い App Store のレビュー等も確認し一言物申してやろうと思ったのもつかの間、

▼中国のアプリでよくある手法ですが、レビュー欄に拙い日本語で意味不明ながら星5の感想が大量にかかれています。

▼このように一部、日本のユーザーが書き込んだとされる「詐欺だ!」というメッセージが確認できますが、

それ以外のレビューコメントはこのアプリを激賞するものばかり。

そしていずれも日本語として意味が通っておらず、翻訳アプリか何かを使って書かれたようなコメントで溢れかえっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は広告を取り除いてくれると言う完全な嘘の機能で1,080円のし週間定期購読料をだまし取ろうとするアプリ「AdSweeper」の解約方法を御紹介いたしました。

昨今の状況では占いアプリの体をなしたこの手の詐欺アプリを多数見ることができますが、コンテンツブロッカーに扮したアプリは調べる限りは今回が初登場となります。

何も巧妙な言い回しで定期購読へと強く誘引してきますが、大抵の場合三日間の無料トライアルがありますので、できるだけその期間内に冷静にかつ迅速に解約作業を行うようにしましょう。



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