保存アプリ「トルミル」を使ってダウンロード保存は違法!?使用時の注意点など徹底解説!

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この記事はトルミルの利用・YouTubeからの保存が違法かどうかについて解説します。

YouTube動画の保存ができ、動画から音楽ファイルへの変換も可能な保存アプリ「トルミル」ですが、このアプリで可能な「ダウンロード保存」が違法なのかどうかについてきになるところ。

今回は、その「トルミル」を使ってYouTubeからダウンロードする行為が違法なのかどうか、その他の点においてリスクなどはあるのか?について解説します。

注意

本記事の見解は法律の専門家に基づいたものではありません。より専門的な見解を確認したい方は法律事務所への相談をおすすめします。

▽「トルミル」の基本的な使い方はこちら。

保存アプリ「トルミル」の使い方ーYouTube保存・mixdata、Kingboxからのデータ移行を解説

2022年4月15日

【結論】トルミルでダウンロードするだけではほとんど違法にならない

まずはじめに、保存アプリ「トルミル」を使って、違法・摘発される、という可能性は限りなく低いと考えられています。

現在の「違法」は「違法にアップされたものをダウンロードすること」

現在の著作権法で「違法」とされるのは、

  • インターネット上に違法にアップロードされたものをダウンロードすること

となり、

▼ポイントとしては「違法にアップロードされているかどうか」になります。(以下は文化庁のリーフレット)

参照

この点、YouTubeにアップロードされている大半のコンテンツは著作者が自ら「公式」としてアップロードしているもので、それをダウンロードから端末に保存、という行動は現在のところ違法という扱いにはなりません。

また「親告罪」のため、著作者が動かない限り法的責任を問われない

また、著作権法で実際に摘発されるのは、著作者がダウンロードしたユーザーを突き止め、名指しで摘発を行わない限り成立しない「親告罪」となっています。

そのため、

  • そもそも公式アップロードは違法ではない
  • 違法であったとしても著作者が直接アクションしない限り、違法とはならない

ということが言えます。

違法アップロードのダウンロードは違法になる可能性

▼ただし、YouTubeの中にはこのように、個人で音源をまとめて動画にし、自らのアカウントで配信しているアカウントがありますが、

この場合、この動画は著作者の許可を取らずにアップロードされたものとなり「違法アップロード」ということができ、この動画をダウンロードする場合は、「違法ダウンロード」に該当する可能性があります。

保存後の再生はアーティストに報酬が入らない点を認識すべき

このように現時点の法律では「公式が投稿したものであれば違法とならない」という構図になります。そして、ダウンロードという行動自体が違法にならなければ、その後保存された音源を繰り返し聞くことについても「違法とはならない」と言える可能性があります。

ただし、ここで音楽の収益を考えた際に、YouTube画面上で見るケースでは、事前に広告が再生されるなど音楽・動画再生に収益が発生する構造がありますが、スマホ端末で保存後に再生するケースではそのような広告は表示されないため、ダウンロード保存後の再生は「本来発生するべきアーティストへの収益が発生しない」ということを認識すべきでしょう。

Apple MusicAmazon Musicなど音楽サブスクで再生された場合でも、月額ユーザーであれば、聴き放題で聴くことができますが、支払っている月額金額は再生回数に応じてアーティストに支払われることになっています。

その点、トルミルなどのツールでダウンロードするパターンは「違法性は無いがアーティストへの報酬もなし」ということを理解しておく必要があります。

YouTubeの利用規約には抵触している点に要注意

ここまでで「現行法ではほぼ違法にならない」ということは解説しましたが、それはあくまで「日本の法律」に関してですが、YouTubeの法律である「利用規約」では、以下のように記載されています。

YouTubeの利用規約では明確にツールを使ったダウンロードを禁止

▼YouTubeの利用規約を確認してみると、このように「ダウンロード」すること自体が禁止されています。

▼この文章の一部で、YouTube側でOKとしている場合、権利者が許可している場合を除き、とありますが、

これは、いわゆる「YouTube Premium」などYouTubeの有料サービスにおいてのダウンロード機能を指し、一般のユーザーが外部ツールを使用して動画を保存する行為は規約に抵触している、ということが言えるでしょう。

YouTubeで収益化しているユーザーには注意が必要

このことから、YouTubeでチャンネルを開設して収益を得ているユーザーにとっては、アカウントBANなどのリスクが発生することになります。

チャンネル登録者数が1000人を越え、収益化が始まったとしてもどのような経路からか規約に抵触していることがバレ、収益化、もしくはアカウント停止になるリスクが存在します。

ただし、そのようなユーザーは現在のところ現れておらず、YouTube側も積極的にそのような「トルミルユーザー」を除外している動きも見受けられません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、トルミルで動画サイト・YouTubeからダウンロードする行為が違法なのかどうかを解説しました。

  • 現行法では、公式投稿の場合、違法性なし
  • 親告罪のため、著作者が直接摘発しない限り逮捕もなし
  • ただし、アーティストには失礼なことをしている
  • YouTubeの利用規約にも抵触

ということがまとめとして言える内容です。

もし、日常的に音楽を聴くユーザーでトルミルを使う特別な理由もない、というユーザーの場合、

▼1曲再生あたりのアーティストへの支払いが最も高いとされる「Apple Music」がおすすめです。

Apple Music
Apple Music
開発元 : Apple

iPhoneを作ったAppleが提供する音楽サブスクとしての使いやすさもありますし、もともとCDやiTunesから取り込んだ・購入した楽曲も合わせて聞けるので、トルミルなどで後ろめたい気持ちがあるユーザーには最もおすすめの音楽サービスです。