ナビアプリ『LINEカーナビ』の使い方とは?地図・ナビ機能やGoogleマップとの比較を徹底解説!




今は多角的に様々なアプリを配信しているLINE。

そのLINEから先日初のカーナビゲーションのアプリとなる「LINEカーナビ」というアプリが配信開始されました。

今回はそのアプリの独自な機能や使い方、先行しているGoogleマップアプリと比較して有利な点はあるかどうか、など検証してまいります!

LINEカーナビとは?

LINEカーナビとは、メッセージアプリの「LINE」がリリースしたナビゲーション用アプリ。

同種のアプリとしては、GoogleマップアプリのナビゲーションモードやYahoo!マップアプリなどがあります。

LINEカーナビ
LINEカーナビ
開発元 : LINE Corporation

LINEカーナビの特徴

既に「Googleマップ」というナビアプリとしては絶対強者がいる中で、後発となるLINEカーナビがどのような特徴を備えているのか、以下に挙げてみます!

LINE Clovaのインターフェースでナビのコントロールが可能

ここで言う「インターフェース」というのは画面上のUIデザインではなく、「音声で機器をコントロールする」という意味の「インターフェース」です。

▼こちらがアプリを起動した直後のトップ画面ですが、

画面下部中央にマイクのアイコンがあり、siriのようにこのアイコンをタップ後、ボイスコマンドで命令を音声で伝えることにより希望の機能を引き出すことができます。

音声で目的地入力以外にもミュージック・ラジオもコントロール

LINE Clovaなどの音声デバイスで最も使用頻度が高いのが「音楽再生」かと思います。

今回のLINEカーナビでも音楽再生を音声入力でこなす機能が盛り込まれています。

  • 「おすすめの曲を再生して」
  • 「音量上げて」

など音楽再生に関わるコントロールを音声入力で行うことができます。

ただし、LINEカーナビで音楽を再生するにはLINE MUSICの有料会員である必要があり、その他の音楽サービス(Spotify、Apple Musicなど)を利用している場合、LINEカーナビの機能の範疇ではコントロールできませんので、別に音楽アプリを立ち上げてバックグラウンド再生を行う形になり、且つ、音声コントロールもできませんので、LINE Clovaの強みがあまり活かせないかも。

また音楽再生のみならずラジオもコントロールすることができます。

ラジオアプリ「ラジコ」がインストールされている場合は、

  • 「(ラジオ局名)をかけて」
  • 「ラジオを止めて」

などラジオに関するコントロールも可能になっている点は、他のマップアプリでは提供されていない分、唯一の機能になるかと思います。

ただし、もしLINEカーナビを車の運転時に使用する場合、大抵の車にはラジオが聴ける機器が積まれていますので、この利点でいえば、「ラジオの音声コントロール」という点のみになるかもしれません。

運転中のLINE利用も音声で可能

こちらもLINE Clovaの独自性が生きる機能です。

メッセージアプリLINEのコントロールもLINEカーナビで可能になります。

  • 新しいLINEを読んで
  • 到着時間を送って

など、従来的にはスマホを手にとって画面を見る必要があるLINEの操作を音声コントロールによって行うことができます。

こちらはかなり利便性が高く、運転中はLINEを受信したけれども見れない・且つ緊急性がある場合はどこかに駐車して見る必要がある中、LINEカーナビが読み上げてくれることによっていちいち停める必要がなくなります。

(デメリット)横型のナビ画面にできない

これは、LINEとしてなぜ実装しなかったか謎の部分ではありますが、実はLINEカーナビ、横向きの地図表示に対応していません。

▼基本的には縦画面のみの地図表示になっており、

もし車に備え付けているスマホホルダーが横向きの場合、設置ができませんので、縦型でもホールドできるものを新調する必要があります。

また、個人的にはドライブ中の地図表示は横向き表示が見慣れてしまっているため、単純に縦表示が「慣れない」という方も(自分も含めて)沢山いらっしゃる可能性が。

これについては、今後のアップデートで改善される可能性がありますが、特徴として挙げる中で唯一デメリットとして記載すべき内容かと思いました。

LINEカーナビの使い方

さて、大枠の機能を上記にてご紹介いたしましたが、実際に目的地を設定してナビゲーションを指せる、という操作をご紹介いたします。

目的地の入力

▼目的地の入力は画面上部のテキストボックスに直接キーボードで地名を入力して設定することもできますが、

▼こちらのマイクアイコンをタップし、音声入力で入れることも可能です。

▼テキストボックスにタップすると、このように入力専用の画面に切り替わり、

予めマイプレイスに自宅・職場などを設定していると、アイコンをワンタップすることで目的地設定を行うことができます。

▼大まかな地名を入力するとサジェスト表示が行われ、更に詳細な位置を選択することができます。

▼任意の場所名をタップすると、このように地図表示が行われ適用を押すことで目的地設定を行うことができます。

補足
ここで注意が必要なのですが、地図表示が行われている上で、画面を長押などをして、登録されている地名ではなく、地図上の任意の場所を目的地設定することは、現時点でできません。

▼次の画面にて全体のコースが表示され、所要時間と距離・有料道路を使用する場合にはその料金が表示されます。

▼そして案内スタート。ここで音声と地図表示画面に切り替わり案内スタートします。

実際に移動する

実際に移動してみると、曲がるべきところで音声が流れ方向が指し示されるといういわゆる一般的なナビアプリの機能を満たしています。

▼また、こちらの方位磁石アイコンをタップすることで

▼斜め上から前方を俯瞰したビューに切り替えることができたり、

▼画面上方向を北向きに固定することもできます。

案内を終了する

案内を終了するには、

▼こちらのアイコンをタップし

▼次に表示されるこちらの画面で案内終了をタップするとナビを終えることができます。

音声で音楽再生をする

ドライブ中に音楽を再生するには

▼こちらのマイクアイコンをタップし、任意のボイスコマンド([アーティスト名]を流して)と命令し、再生を開始することができます。

▼ナビ中に音楽を再生している場合、この部分に波形アイコンが登場しこちらをタップすると、

▼このようにプレイヤー画面を表示させることができます。

Googleマップと比べてぶっちゃけどう?

ココまで特徴・使い方をご紹介させていただきましたが、ナビアプリといえばやはり「Googleマップ」

後発のLINEカーナビが絶対強者であるGoogleマップにどこまで対抗できているのか、Googleマップの代替となり得るのかについてご紹介して参りたいと思います。

ルート選択精度がイマイチ

まず、Googleマップである地点からある地点までのルートと所要時間を確認、その後、LINEカーナビでも同様の地点のナビを表示した場合、Googleマップが提示するルートの方がLINEカーナビが提示する所要時間の2/3くらいの時間で到達する違いがあります。

また、LINEカーナビが提示する道のりが不必要に遠回りをしていたりするポイントが多々あるなど、ルート選択の精度はまだまだGoogleマップの方が上をいきます。

地図上の任意の地点を指定できない

こちらも遠出などをする際に困るポイント。

前述でご説明したとおり、地図上の任意のポイントを目的地設定できないため、LINEに登録されていない場所(検索時、候補として表示されない場所)は目的地設定することができません。

もちろん最寄りの場所まで設定してそこから目的地にアクセスする、ということも可能ですが、…であればはじめからGoogleマップを使用する、と言わざるを得ません。

また、地方のマニアックな場所を指定したい場合なども実質目的地設定できないため、「ドライブを安心して行うためナビを使用する」という要件にかなわない、という見方もできます。

やはり地図は横型が見やすい…

これは個人の感覚に依存する部分ですが、やはり地図表示は画面を横向きにして確認したい派ですので、縦型のみの場合はやはりナビツールとして選択肢に入らないですね。

ボイスコマンドの内容など「人間が覚えなくちゃいけない」内容が多い

これは横着な人間の小言ですが、ある程度ざっくりした内容のボイスコマンドでも対応してくれるパターンもありますが、具体的な指示をボイスコマンドで行う場合、どのような命令文をしゃべるかは予め操作する側が記憶・認識しておく必要があります。

もうそれがめんどくさい。

確かに、音楽・ラジオの操作、既に車内では担当する機器が存在していますので、あまりメリットが無く、唯一LINEの返信ができると便利ですが、

▼LINEカーナビでLINEの音声コントロールを行うには、まずClovaのアカウント作成が必要だったりします。

この辺も少し壁に感じます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はLINEカーナビの詳細・機能・使い方・Googleマップとの比較についてご紹介してまいりました。

結論から言うと、Googleマップという「超使い慣れた地図アプリ」がある場合、中々日の目を見ないかも、という感想。

GoogleにおけるGoogleマップの力の入れようは相当で、本国含め関わっている開発者・従業員の数は5,000人以上と聞いたことがあります。

後発で、且つGoogleが既にそれだけのリソースを割いている領域に飛び込むのが「チャレンジャーだなぁ」と思ってしまったのですが、今は今後のアップデートに期待ですね!