サントリーの自販機専用アプリ「ジハンピ」が全国展開を開始し、キャッシュレス決済で手軽に飲み物を購入できるサービスとして注目を集めています。
2024年12月に北海道で先行導入されたこのアプリは、初回登録で3本無料という太っ腹な特典や、タッチ決済による待ち時間ゼロの操作性が魅力です。
本記事では「ジハンピ」の詳細な使い方から、競合アプリとの比較、対応自販機の探し方まで徹底解説します。
もくじ
ジハンピとは?基本情報と特徴
ジハンピは、サントリーが自社の自販機ネットワークを活用して開発した専用アプリです。
ジハンピ、全国展開開始!
その名前の由来は「自販機にピッ」という操作をイメージしたもので、まさにその名のとおりシンプルな操作で飲み物が購入できるのが特徴です。2024年12月に北海道でサービスが先行スタートし、2025年現在は全国展開へと拡大しています。
サントリー自販機でクレカ決済できる
ジハンピの最大の魅力は、現金を使わずにアプリに登録した決済方法(クレジットカードや電子マネーなど)で飲み物を購入できる点です。さらに、楽天ポイントやdポイントなど各種共通ポイントと連携することで、購入ごとにポイントも貯められます。
太っ腹!初回特典でドリンク3本無料!
特筆すべきは初回特典の豪華さで、アプリを初めて登録すると300円以下の商品が3本無料になるという特典が付与されます。この特典の有効期間も約6ヶ月間と長く設定されているため、急いで使い切る必要がないのも嬉しいポイントです。
ジハンピの初期設定と登録方法
ジハンピを利用するには、まずスマートフォンにアプリをインストールし、初期設定を行う必要があります。設定は非常に簡単で、住所やメールアドレスといった詳細な個人情報の入力は不要です。
具体的な設定手順は以下のとおりです:
- アプリをダウンロードして起動し、利用規約に同意します
- SMS認証のために携帯電話番号を入力し、送られてくる認証コードを入力します
- 支払い方法を選択して連携します(PayPay、クレジットカードなど7種類の中から選べます)
- 任意でポイントサービスを連携します(dポイント、楽天ポイントなど)
これだけで初期設定は完了し、すぐに利用開始できます。登録に要する時間は約1分程度と非常にスピーディーです。設定が完了すると、ホーム画面に3本無料クーポンが表示されるようになります。
ジハンピの具体的な使い方
実際にジハンピで飲み物を購入する手順はとても簡単です。対応する自販機(右上に「ピ」マークがある自販機)で以下の流れで操作します:
- 自販機で購入したい商品のボタンを押します
- ジハンピアプリを起動し、「支払いにすすむ」をタップします
- 自販機の決済端末にスマホをかざします
- 「ピッ」という音が鳴り、商品が出てきます
初回登録特典の無料クーポンがある場合は、特に設定することなく自動的に適用されます。また、無料で取得した商品でもポイントが貯まるという嬉しい仕組みになっています。
ジハンピ対応自動販売機の見つけ方
ジハンピを利用するには対応する自販機を見つける必要がありますが、現時点では対応自販機はまだ少ないのが実情です。しかし、確実に見分ける方法があります。
対応自販機の特徴と確認方法
ジハンピに対応しているサントリーの自販機は、右上に「ピ」のマークがついているため、このマークが目印になります。現在のところアプリ内での設置場所検索機能はありませんが、サントリーは今後マップを公開する予定とのことです。
全国展開が始まったばかりのサービスのため、対応自販機は徐々に増えていく見込みです。オフィスや商業施設などサントリーの自販機が設置されている場所で「ピ」マークを探してみましょう。
3本無料!ジハンピの特典とキャンペーン
ジハンピの最大の魅力は初回登録特典です。アプリをダウンロードして初めて支払い方法を連携すると、300円以下の商品と引き換え可能な3本無料クーポンが付与されます。
この特典の有効期間は登録日から約6ヶ月間と長めに設定されています。例えば2025年3月15日に登録した場合、無料提供期間は2025年9月11日までとなります。
特典を利用するための条件として、支払い方法の連携は必須ですが、ポイントサービスの連携は任意です。ただし、ポイントも貯まるのでポイントサービスも連携しておくのがお得です。
競合アプリとの比較:ジハンピvs Coke ON vs DyDo Smile Stand
飲料メーカーの自販機アプリとしては、コカ・コーラの「Coke ON」やダイドーの「DyDo Smile Stand」などがありますが、ジハンピにはいくつかの優位点があります。
決済方法と操作性の違い
ジハンピの最大の優位点は、タッチ決済による待ち時間のなさです。競合である「Coke ON」はBluetoothで自販機に接続する方式を採用しており、接続が完了するまでしばらく待たなければならないことがあります。一方、ジハンピはタッチ決済のため待ち時間がなく、さっと買いたいときには大きなメリットとなります。
特典の違い
初回特典の内容も大きな違いです。ジハンピは初回登録で3本無料という太っ腹な特典がありますが、Coke ONはウォーキングでスタンプを貯めるなど、異なる仕組みでドリンクを獲得できます。ジハンピの場合は初期設定だけで特典が得られるため、手軽さという点では優れています。
利用のしやすさ
ジハンピは登録時に必要な情報が少なく、SMS認証と支払い方法の連携だけで利用開始できます。住所やメールアドレスの入力が不要なため、プライバシー面でも安心感があります。
対応自販機の数
現時点では、Coke ONの方が対応自販機の数で優位に立っています。ジハンピは全国展開が始まったばかりで対応自販機はまだ少ないため、利便性という観点ではこれからの拡大に期待したいところです。
ジハンピのメリットとデメリット
メリット
- タッチ決済で待ち時間なし – さっと買いたいときに便利
- 初回登録で300円以下の商品が3本無料
- 無料提供期間が約6ヶ月間と長い
- SMS認証と支払い方法の連携だけで簡単に登録できる
- 住所やメールアドレスなどの詳細な個人情報入力が不要
- 購入ごとにポイントが貯まる仕組み
デメリット
- 現時点では対応自販機がまだ少ない
- アプリ内での対応自販機の検索機能がまだ実装されていない
- サントリー製品のみが対象となるため、他メーカーの飲料は購入できない
まとめ:最適な自販機アプリの選び方
ジハンピは、特にサントリー製品をよく飲む方や、待ち時間なくスムーズに購入したい方におすすめのアプリです。初回特典の3本無料クーポンも魅力的で、手軽に始められるのが大きな利点です。
一方、対応自販機の数や自販機検索機能については今後の展開に期待したいところです。頻繁に利用する場所の近くにジハンピ対応自販機があるかどうかをまず確認してみるとよいでしょう。
最終的には、自分がよく飲むメーカーの飲料や、よく利用する場所にある自販機の種類によって、最適なアプリを選ぶことをおすすめします。複数のアプリを併用するのも一つの手段です。今後、ジハンピの対応自販機が増えることで、利便性がさらに向上することに期待しましょう。