この記事は、Googleマップアプリの新機能「スクショで検索」(正式名称不明)について解説します。
米国のユーザー限定でGoogleマップアプリに新機能が追加されたようです。
今回はその機能と詳細・使い方・日本での提供開始タイミングについて詳しく解説します。
もくじ
Googleマップアプリで新機能!スクショで場所の検索ができる
Googleは、GeminiのAIを活用した新機能をGoogleマップに追加しました。
この機能は、ユーザーのスマートフォンに保存されたスクリーンショットを解析し、画像に含まれる地名やスポットを自動的に検出してくれるというものです。対象となるのは、YouTubeショート、SNSの投稿、ニュース記事、旅行ブログなど、地名を含むさまざまな種類のスクショ画像です。
スクリーンショットに含まれる場所は自動的に特定され、「保存」するかどうかの確認が表示されます。さらに、1枚のスクリーンショットに複数の場所が写っている場合でも、それぞれを識別し、地図情報や詳細を表示してくれるとのことです。
Googleマップアプリでスクショ画像検索を使う方法
スクリーンショット検索機能を使うには、以下の手順を踏む必要があります:
SNSアプリや動画アプリからスクリーンショットを撮影
まず、SNSなどで表示された風景の画像やシーン、場所について解説しているテキストのページをスクリーンショットで撮影します。
Googleマップアプリからスクリーンショット開く
Googleマップアプリを開いて、プロンプトに従って写真へのアクセス許可を付与します。(この機能はオフが初期設定)
▼アプリ内に新たに登場する「スクリーンショットリスト」セクションへ移動
▼自動で認識された画像を確認し、保存したい場所を選ぶ
この後に、Geminiによって場所が特定されたスクリーンショットが表示され、ユーザーはそれぞれの情報を確認・保存することが可能です。
まずは米国のiOSユーザーから提供開始
このスクリーンショット検索機能は、まず米国のiOSユーザー向けに英語で提供が始まりました。現在はiOS限定ですが、Android版にも今後順次対応予定とアナウンスされています。
また、機能は初期状態でオフになっているため、利用にはユーザーの操作による明示的な許可が必要です。
日本のユーザーはいつから利用できる?
現時点では日本での提供開始時期は明示されていませんが、Googleの過去の動向から推測すると、以下の流れが予想されます:
- まず米国で英語版を提供
- 数週間から数ヶ月後、Android対応および多言語展開へ
- その後、日本語環境や日本のユーザー向けに段階的に提供
実際、GeminiによるGoogle Lensの機能拡張も近く日本語対応が予定されているため、このスクリーンショット機能も数ヶ月以内に日本に上陸する可能性は高いと見られます。
まとめ
Googleマップの新機能「スクリーンショットから場所検索」は、旅行やお出かけ先をメモ代わりに保存しているユーザーにとって非常に便利なツールとなりそうです。
まずは米国のiOSからスタートしていますが、今後の展開次第では日本のユーザーにも間もなく使えるようになるでしょう。旅行計画がもっとスマートになる未来が、すぐそこまで来ています。