この記事はX(旧Twitter)で使えるクリエイター向けお題管理ツール「お題箱」について解説します。
イラストレーターや絵師の場合、自分がイラストなどをリクエストから制作できる、もしくは無理難題をもらって武者修行したい場合、リクエストを管理するツールである「お題箱」が便利です。
今回は、Xに設置できるクリエイター向けお題管理ツール「お題箱」の基本的な使い方・Xプロフィールへの設置方法・他のお題箱設置ユーザーへのお題投稿の方法を解説します。
X(旧Twitter)お題管理ツール「お題箱」とは
「お題箱」はクリエイターが作品の「お題」を募集できるツール
絵を書いて公開したいとなったときでもよほど自分で一貫したテーマを持っていない限り、コンスタントにお題を考えるのもなかなか大変な作業です。
そんな時、自分のフォロワーさんやFF外からの人でも自分の作品を気に入ってくれて、新しいテーマで絵や作品を制作してほしいという要望を受け取ることができれば、制作するモチベーションにもなりますし、毎度のお題を考えなくて済みます。
そんな時「お題箱」を設置していれば、Xフォロワーさんなどからスムーズにお題を受け取ることができます。
お題のリクエストは匿名でバレる心配なし
お題箱からリクエストしたお題は、プロフィールに掲載しているユーザーに対し、匿名で内容が伝えられます。
リクエストを受け付けたユーザーは誰から来たリクエストなのか、特定できませんのでリクエストを送信する方は気軽に・且つ安全に利用することができます。
リクエストを受け付ける側にも防御機能
また、リクエスト受け付ける側ももし誹謗中傷などがあった場合、お題箱運営側に問い合わせることができる他、ブロック機能や受付範囲の制限機能など「防御機能」があり、効果的に利用することで迷惑行為を極力遠ざけることが可能です。
Xに置ける「お題箱」の基本的な使い方
お題箱のアカウントを作成する
お題箱の機能を利用するにはまずはアカウント作成を行う必要があります。
▼こちらのリンクをクリックして、まずはお題箱のトップページを開きます。
画面上のアカウント作成/ログインをタップすると、
▼Xでログインのリンク表示されますので、こちらをタップします。
▼そうすると X のアプリ連携確認画面が表示されますので連携アプリを認証をタップ。
▼認証が完了するとこのように自分のアカウントのお題箱トップページが表示されます。
これにてお題箱のアカウント作成が完了いいたしました!次よりこのお題箱を使ってお題を集めてみたりしましょう!
お題箱のURLを確認しXに設置する方法
お題箱のアカウント作成が完了したら、お題箱の自分のページへのURLをXに掲載しましょう。
▼トップページの自分のお題箱をクリックすると、
▼自分のお題箱に対する投稿画面が表示されます。
▼投稿フォームの下に表示されているそのページの URL を全選択し、コピーをします。
▼その後X アプリを開きお題箱を設定したいアカウントのプロフィール→編集をタップし、
▼自己紹介の欄、もしくはWebと記載されている部分に、先ほどコピーした URL を貼り付けます。
この状態にて自分のプロフィール欄にお題箱の URL が設置された状態になりますので、ツイートなどで自分のプロフィールに誘導するなどして多くの人にお題箱 URL に気づいてもらい、できるだけ多くのお題をもらえるようにしましょう。
お題のリクエストを希望するユーザーは、この「odaibako.net」から始まるURLをタップし、投稿画面に移動することで、お題のリクエストを行うことができます。
受け取ったお題箱へのメッセージを確認する方法
誰か他のユーザーが自分のお題箱に対してお題を投稿したら、
▼こちらの受けとったお題 をタップすると、
▼このように投稿されたお題を確認することができます。
受け取ったお題にマークを付ける
お題を受け取った後は、自分の優先順位において対応していく形になりますが、
▼こちらのアイコンをタップすることで、
作業完了済みを意味する、消化済みに振り分けることができます。
▼ こちらのアイコンをタップすると、星付き(目印)としてのマークをつけることができます。
▼こちらの X のアイコンをタップすると、
▼このようにX アプリ側に移動し、お題箱でもらったお題を画像で掲載することができ、どのようなお題をもらったかをツイートすすることができます。
ほかのお題箱ユーザーにお題を送る方法
お題箱からのメッセージ送信方法
自分以外のユーザーにお題箱を使ってお台箱を送る方法は、
▼まずその他ユーザーが設置しているお題箱のURLをクリックしこちらの送信画面を表示させます。
お題となる内容を入力したら送信ボタンを押します。 すると、
▼このように確認画面が表示されますので、送信をタップしましょう。
これで相手側の受け取ったお題ページに送信したメッセージが表示されます。受け取った側はこの内容を見て、次の制作物を決めることができます。
自分が送信したお題を再度確認する
自分がお題箱のアカウントを持っている場合には、自分が送信したお題は管理画面から簡単に確認することができます。
▼お題箱のトップページにある送ったお題をタップすると、
▼このようにどのような内容を誰に送信したかを簡単に確認することができます。
その他の「お題箱」の便利機能
ランダムガチャを作成する
お題をフォロワーさんや閲覧者が考えやすくするために、アイディアガチャをお題箱サイトを使って自作することができます。
▼お題箱トップページにあるお題ガチャをタップ。その後、ガチャを作るをタップします。
▼最初にそのガチャのタイトルと説明文を記載します。どのようなお題が出現するかのテーマをタイトルや説明文に記載しておきましょう。
▼次に[input x]と[slot x]をテンプレートに入力します。
inputは閲覧ユーザー入力する箇所で、slotがランダムで表示させる内容になります。必ずしもinputが必要ではなく、ランダム表示だけであればslotに改行区切りで多数のワードを入れておくだけでガチャになります。
▼最後に設定項目と投稿規約に同意し作成ボタンをタップすると、自分だけのガチャページを作成することができます。
お題箱ユーザーを管理画面から検索する
▼トップ画面のお題箱をみつけるをタップすると、自分がフォローしているユーザーの中からお題箱を設置しているユーザーのみ一覧で確認することができます。
CSVで今までのお題を一括で出力する
▼トップページの便利ツールからCSV出力をタップすると、CSV出力の画面を確認することができます。
ファイルはスマートフォンでも確認・保存することができますが、ファイル内の編集/操作はPCになりますので、こちらのページはPCからアクセスしましょう。
複数アカウントからのお題箱ログインを可能にする
▼同様にトップページの便利ツール→複数アカウント支援をタップすると、お題箱を複数のXアカウントからメンテナンスできるようになります。
2つ以上のアカウントを相互に確認・編集していく際には、こちらの機能を利用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はX上で、匿名でリクエストを受け付けることができる「お題箱」という無料のサービスのご紹介をさせていただきました。
自分が X 上で絵師として活動している場合は、やはりリクエストを受け取って対応して感謝される、というサイクルは嬉しいものですよね。
質問を受け付けるツールとしてはこの他にもPeingなどがありますが、
傾向的にこのお題箱を利用しているユーザーは「お題」という言葉のニュアンスから絵師やイラストレーターの方が使用しているケースが多いように思います。
ユーザーからの無理難題をX上で受けてみたい方はぜひ設置してみてください!