本記事は、Twitterにアップされている動画を保存する方法を解説します。
リアルタイムの情報をいち早く掴むのに便利なTwitterですが、ツイートに動画を添付することもできるだめ、数多くの動画もアップされています。
今回は、そのTwitterにアップされた動画をスマホで簡単にダウンロードする方法をいくつかご紹介します。
もくじ
Twitterの動画をダウンロード保存できるアプリと使い方
「Kingbox.」を使ってTwitter動画のダウンロードする方法
まず、当サイトでも度々「便利アプリ」として取り上げる「Kingbox.」を使ってのTwitter動画のダウンロード方法です。
まずダウンロードを始める前にKingbox.の入手がまだの方は、▼こちらからダウンロードを行いましょう。
初めに行う作業は、 Twitter からダウンロードしたい動画のURLを取得します。
ツイッターにアップロードされている動画の URL を確認する方法は、
▼Twitter の公式アプリ上で動画再生中右下に表示されるこちらのアイコンをタップし、
▼左下に表示されているリンクをコピーをタップします。
これで、その動画の URL をコピーすることができました。
次に、Kingbox.のアプリを起動し、
▼最初に表示されるこちらの画面でブラウズ→ブラウザを選択します。
▼そうするとKingbox.アプリ上にウェブブラウザが起動しますので画面上部に表示されている検索窓に先ほど Twitter からコピーした URLをペーストして開きます。
▼ペーストしたURLへのアクセスが完了するとこのように Twitter の動画ページが表示されますので、動画を一度再生し、画面下に表示されている+ボタンをタップします。
この画面で、動画の再生をせずに+ボタンを押してもAre you ok?から進ませることができないため、必ず一度再生させるようにしましょう。
▼次に、Are you ok?とOKをタップし、次の工程に進みます。
▼Kingbox.内のどのフォルダーに保存するかを選択することができますので、任意のフォルダ(初期は「コレクション」に設定)にOKをタップし保存を行います。
▼保存が完了したらKingbox.アプリのトップページに戻り、 コレクションをタップします。
▼そうすると先ほど保存した動画がリスト内に表示されていますのでこちらをタップすると、
▼このようにKingbox.内で Twitterから保存した動画を再生することができます。
Kingbox.保存時の注意点
Kingbox.を使って Twitter から動画を保存したときの注意点は、 保存した動画をKingbox.アプリ外に取り出すことができない、という点です。Kingbox.は保存アプリとして最新のアプリではありますが、iPhoneの「写真」や「ファイル」のアプリ動画素材を移行することができません。
その点、以下で追加でご紹介する「mixdata」というアプリは、 Twitter から保存した動画を自身の端末の写真アプリに移動させることができます。
「Mixdata」を使ってTwitter動画をダウンロードする方法
次に「Mixdata」というアプリを使って Twitter の動画を保存する方法です。
「mixdata」を使ってダウンロードする方法も基本的にはKingbox.と変わりません。
最初にTwitterから動画のURLを取得し、Mixdataアプリを起動します。
▼アプリが起動したらデータクリップ→ブラウザを選択し、
▼同じようにアプリ内で起動するブラウザの検索ボックスの中に、 Twitter からコピーしてきた動画のダウンロード URL をペーストします。
▼アクセスが完了したら画面下に表示されている+ボタンをタップし、
▼データクリップ→クリップ開始の順番にタップします。
▼次に、保存先を選択し、
▼マイデータからデータ一覧を確認すると、このように先ほど保存した動画を確認することができます。
▼またMixdataの場合、Actions→動画ファイルを選択からカメラロールをタップすることで、選択した動画を写真アプリ移行、閲覧できるようにすることができます。
Twitterの動画をダウンロード保存するウェブツールと使い方
Twitterの動画をダウンロード保存できるのはアプリだけでなく、ウェブページからでも検索・保存を行うことができます。
Webツール『Syncer』を使ってTwitter動画をダウンロードする方法
次にご紹介するのが「Syncer」という様々なツールを提供しているサイトを利用して Twitter の動画をダウンロードする方法です。
▼こちらのサイト上の当該ツール上のページにアクセスすると、こちらの画面が表示されますので、
▼「@twiter」と記載されている部分に「@」を含めたユーザー名か、目的の動画が添付されているツイートの URL をこちらにペーストしましょう。
▼URLを入力するとそのURL先のTwitter動画を確認することができ、なおかつ「統合ファイル」を確認してみると、1つの動画に対して、3つのサイズ(解像度)の動画ファイルリンクを確認することができます。
▼ダウンロード保存したサイズのURLリンクを長押しすると、このようにブラウザメニューを表示されますのでリンク先のファイルをダウンロードをタップします。
これでダウンロードを完了させることができました。
ただし、このままでは、動画ファイルは「ファイルアプリ」に保存されている状態になりますので、これを「写真アプリ」から閲覧できるようにするためには、こちらの方法でファイルアプリから写真アプリに移動させましょう。
ウェブツール『Twit douga』を使ってTwitterの動画をダウンロードする方法
Twitterの動画をダウンロードする手段として「Twit douga」というツールを使う方法もあります。
▼ページにアクセスするとこちらの表示がなされ、画面をした方向にスクロールしていくと、
▼このように URL を入力するフォームが表示されますので、 Twitter 上でコピーした URL をこちらにペーストします。
URL のペーストが完了したら抜き出しをタップしてみると、
▼このように動画のプレビュー画面が表示されます。
こちらでも画面上部に表示されている URL を長押しすると、
▼このようにファイルに対する選択肢が表示されますのでリンク先のファイルをダウンロードを選ぶと、
iPhone 純正アプリ「ファイル」に保存することができます。
それから、写真アプリに移動するなどして自由に閲覧することができます。
ウェブツール『TWDownloader』を使ってTwitterの動画をダウンロードする方法
海外のサイトですが、「TWDownloader」というツールを使用してTwitterの動画をダウンロードすることもできます。
▼こちらのサイトにアクセスするとすぐさまツイートの URL をペーストするフォームが表示されます。
▼ペーストが完了してDownloadをタップすると、このようにこちらでも3サイズに別れた解像度でダウンロードリンクが表示されます。
▼このサイトでも同じようにDownloadのボタンを長押しすることによって、以下のオプションが表示されますのでリンク先のファイルをダウンロードをタップし、「ファイル」アプリに保存します。
各ツールで保存した動画を他のアプリへ移動させる方法
ひとまずここまでの手順で「ファイル」アプリへの保存が完了しましたが、通常よく使っている写真のアプリや、動画編集のアプリなどにそのまま移行したい場合、アプリ間で動画を移行させることができます。
▼「ファイル」アプリを立ち上げると先ほどダウンロードした動画のサムネイルが表示されますのでこちらをタップします。
▼動画の再生画面が表示されますので画面左下に表示されているこちらのアイコンをタップすると、
▼その動画の転送先アプリの一覧、またDropboxやVivavideoに転送できるオプションも表示させることができます。
このようにしてダウンロードした動画ファイルは、 LINE などのメッセージアプリで共有する事ができたり、 Dropbox などの保存サービスに転送する事もできます。
ちなみにiPhone純正の写真アプリに保存するには
▼このビデオを保存を選択することで保存することができます。
Twitterの動画をダウンロードすることは法律的にNG?

ここまで Twitter 動画ファイルをダウンロードすることをご紹介してきましたが、ダウンロードすることに関してつきものなのが「その行為は違法なのか?」という点です。
YouTubeの場合は利用規約でダウンロードの保存が原則的には禁止されていますが、 Twitterの場合にはどういう規則が適用されるのか、また法律的には何の問題もないのか、解説していきます。
明らかに違法にアップロードされた動画をダウンロードすると違法

こちらは Twitter に限った話ではありませんが、テレビの映像や映画の一部や全部、アーティストのミュージックビデオや、その他通常は有料で配信されているもの、且つそれが明らかに権利者ではないアカウントからアップロードされたものに関しては、違法にアップロードされたコンテンツである可能性が高いです。
そのようなコンテンツを違法にアップされたと知りながらダウンロードすることについては、著作権法上の違法行為になります。
ただし違法にアップロードされたかどうかの線引についてはテレビやネットなどメディアが多様化した現在では判別が難しいところもありますので、「違法かもしれない」と思うものはダウンロードしないほうが無難でしょう。
自分がアップした動画などは問題なし
著作物とは別に自分がアップロードしたもの、他のユーザーがスマホで撮影してアップロードしたものについては現状の Twitter の利用規約を鑑みると違法ではないことになっています。
Twitterの「利用規約」ではNGとなっているか?
2020年1月1日から新しい利用規約が適用されますが、その新しい利用契約では、「動画のダウンロードを行ってはならない」という記述はありません。
ただし、利用規約に以下の内容があります。
本サービスへのアクセスまたはその使用中に、次のいずれも行ってはなりません。
(中略)
(iii)Twitterから提供される(かつ該当する利用条件に従う場合にのみ提供される)、当社の現在利用可能な公開インターフェース以外の方法(自動プログラムか否かを問わない)で、本サービスへのアクセスもしくはその探索またはアクセスもしくは探索の試み
とありますので、厳密には今回ご紹介する方法が利用規約に抵触する可能性があります。
とはいえ、これがもし抵触したとしても今回ご紹介する方法は、Twitter上の自分のアカウントを入力する必要がありませんので、今回ご紹介したツールを使用したことによるリスク(アカウント凍結など)は起こりえません。よって、現状は黙認されていると言っても良い状態でしょう。
Twitterの動画が保存できない時の対処法
通信環境の問題
保存前・中の通信状態に問題がある場合、上記でご紹介したような保存ができないケースが考えられます。
屋外の場合、一度公共のWi-Fiを解除してみて4Gのデータ通信に切り替える、自宅Wi-Fiなどであれば接続し直すなどの確認をしてみると良いでしょう。
屋外で安定して強い電波状況を得るには『タウンWiFi』アプリを使用すると便利です。接続先を自分が設定したお店に限定することができますので、セキュリティ的にも安心のWiFiアプリ。
▼ダウンロードはこちら。 ▼「タウンWiFi」の詳しい使い方はこちら。保存用アプリのバージョン
上記でご紹介した「Kingbox.」や「mixdata」などのTwitter外のツールを使用する場合、それらアプリのバージョンが古くなってしまっていることによってダウンロード保存が正常にできない問題が考えられます。
アプリに問題がある場合は、アプリストアのそれぞれの配信ページで最新版がリリースされていないか、確認してみましょう。
Twitter側のアップデート
動画を配信・表示するTwitter側の仕組みに変更があった場合、今回ご紹介したアプリを使った方法で保存ができない可能性があります。このケースは、Twitter側が外部からのダウンロード保存をさせないように特定のアクセスを遮断している、などの理由が考えられます。
この場合は、保存アプリ側がアップデートを行いTwitter側の新しい表示形式に対応するなどを待つ必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は最新の方法による Twitter 動画の保存方法をご紹介いたしました。
現時点は、Twitterは動画ファイルの直接リンクに対して、システム的に拒絶をしていない状況になります。それゆえに今回ご紹介した第三者のサイトによって簡単に動画ファイルを抽出することができます。
ただしツイッターにおける動画ファイルのアクセス方法は、利用規約を見る限り何の前触れも無く仕様変更される可能性がありますので、その時は今回ご紹介したツールがその時のシステムに調整されることを待つほかないでしょう。