超高音質『Amazon Music HD』とは?無料アップグレードや音質変更の方法・対応機器も徹底解説

MusicFM/Boxの代わりは ▶こちら




本記事は、Amazonの高音質音楽サービス「Amazon Music HD」の解説を行います。

しのぎを削る音楽サブスク業界もついに「音質戦国時代」に突入しました。各社が音質で差別化を図っています。

今回は、Amazonが提供する高音質音楽サービス「Amazon Music HD」の登録方法・使い方・ほかサービスとの音質比較や対応機器について徹底解説します。

Amazon Music HDとは?

Amazonが提供する「超高音質」音楽サービス

もともとAmazon Music Unlimitedの上位版サービスで、月額1,980円という高額ながら、超高音質で音楽を楽しむことができるサービス。

音質のシンプルな比較としては、音質の度合いを表す「Kbps」という単位では、

それまでのAmazon Music Unlimitedの最高音質である320kbpsと比較すると、

  • HD:最大850kbps
  • Ultra HD:最大3730kbps

という、2倍~10倍以上の音質で楽曲を提供していることになります。

ちなみに

Spotifyの最大音質は320kbpsです。HDやUltra HDがいかに高い数値であるかがわかります。

Amazon Music HDがUnlimited利用者であれば無料アップグレード可能に

サービス開始当初はいわゆる「音質マニア」向けのサービスかと思えたものでしたが、2021年6月より「Amazon Music Unlimited利用者であれば、無料でのアップグレードが可能」となり、月額有料プラン利用者であれば、誰でも利用できるようになりました。

注意点としては、Amazon Music Unlimitedに登録すれば、自動的にHD/Ultra HD音質を利用できる形ではなく、手続きとして存在するアップグレード作業を行わないと、画面上に「HD/Ultra HD」は表示されない、という点です。

Amazon MusicでUltra HDの音楽を聴く・確認する方法

まず、Amazon Music Unlimitedに登録し、その後、Amazon Music HDへの無料アップグレードを行う必要があります。登録作業から確認していきましょう。

まず、Amazon Music Unlimitedに登録してからHDにアップグレードする

▼まず、こちらのリンクからAmazon Music Unlimitedに登録するところから始まります。画面上の無料で試すボタンをタップし、

▼支払い方法等を確認し今すぐ始めるをタップすることで始めることができます。

この画面の表示はもともとAmazonに登録しているユーザーを対象にしています。Amazonへのアカウントがまだないユーザーの場合、アカウントを作成・支払い方法の登録を行うところから開始します。

▼画面が切り替わり「Amazon Music Unlimitedをお楽しみください」と表示されれば、登録は完了です。

ただし、これだけではHD/Ultra HDの音質で聴くことはできません。形式的な作業になりますが、Amazon Music HDへのアップグレードも行う必要があります。

こちらのリンクにクリックすると、Amazon Music HDの画面を開くことができますので、今すぐアップグレードのボタンをタップします。

▼アップグレードへの画面と料金の再確認(追加費用無し)の画面が表示されますので、アップグレードするのボタンをタップします。

▼このように「アップグレードは完了です」と表示されれば、その瞬間からHD/Ultra HDの音質を聴くことができるようになります。

▼Amazon Musicのアプリを開くと、楽曲名・アーティスト名の下にHDULTRAの表示を確認することができます。

これで自動的に高音質の楽曲が聴けるかというと、また、設定内で行うべき作業があります。

ストリーミング設定で「HD/Ultra HD」設定にする

設定でストリーミング設定を行い、音質を「HD/Ultra HD」に指定する必要があります。

🏠ホーム画面の右上アイコンをタップすると、

▼設定の選択肢が表示されますので、設定をタップ。

▼設定項目が表示されますので、ストリーミング設定をタップ。

▼Wi-Fi接続時とモバイルデータ通信時にどの音質の音楽データを再生するかを選択できる画面が表示されますので、Wi-Fi接続時のみには上部の、常にHD/Ultra HDで再生する場合は、両方にがつくようにしましょう。

再生後、再生画面から曲ごとの再生音質を確認する

ココまでの設定が完了したら、実際にHD/Ultra HDの楽曲を再生して音質を確認してみましょう。

▼楽曲一覧リスト表示時にこの部分を確認するとHDULTRA HDと記載されており、その楽曲がどの最高音質で提供されているかを確認することができます。

▼楽曲を再生し、再生画面を表示。その後にULTRA HDのロゴ部分をタップしてみると、

▼その楽曲の最大音質・再生している端末の最高音質・再生中の音質の3点を確認することができます。

上記の楽曲の場合、最大音質と再生中の音質の数値が同一になっていますので、その時点で再生されている楽曲の音質が「ULTRA HD」となります。

ただし、ULTRA HDと記載されている楽曲すべてが最高音質で聴くことができるのかというと、そのとおりではなく、

▼下記のように端末の性能は条件を満たしながらも「Codec」と記載されている部分が「Opus」などは再生中の音質が「標準」となっていたりします。

この状態は最高音質で再生されている状態ではなく、「標準」音質で再生されています。この「Codec」というのはファイルの「形式」となるもので、iPhoneの場合、再生が可能なCodec(コーデック)(例:FLACなど)のみが最高音質での再生が可能になり、それ以外のCodec(例:Opusなど)は、端末が最高音質に対応している状態でも再生は「標準」となってしまったりします。

とはいえ、それでもHD音質(最大850kbps)での再生となりますので、その他の音楽サービスと比較して段違いに高音質であることに変わりません。

Amazon Music HDの「Ultra HD」の通信量

高音質というメリットがある代わりに気になるのはモバイルデータ通信時の「通信量」となるでしょう。

HDが850kbps、ULTRA HDが3730kbpsとして、5分の曲を聴いた場合、もしくはダウンロードした場合の通信容量は、

  • HD(850kbps):約31MB
  • ULTRA HD(3730kbps):約140MB

となります。

Spotifyの最高音質(320kbps)の場合、同じ条件で12MBとなります。

ULTRA HDの場合、10曲もあれば1GBに到達してしまう可能性がある点、もし通信キャリアとの契約で通信量を制限している場合、注意が必要になりますね。

Amazon Music HDのの対応機器

Amazon Music HDはHDやUltra HDだけでなく、「3D」音楽にも対応しています。ただし、それらはAmazonのEcho端末等のみで提供されています。

iPhoneでHD/Ultra HD対応の機種

iOS11、またはそれ以降のバージョンのiOSがインストールされていれば追加の機器接続無しでHD/Ultra HDの再生を行うことができます。これはiPhone・iPadにおいても同様です。

AndroidでHD/Ultra HD対応の機種

2014年にリリースされたAndroid Lollipopを搭載した殆どの端末、またはそれ以降に販売された端末であればHD/Ultra HDで聴くことが可能です。

MacでHD/Ultra HD対応の機種

2013年以降のすべてのMac。ただし、最高音質で聴くにはオーディオ設定を調整する必要があります。

アプリケーション/ユーティリティフォルダ→Audio MIDI設定→スピーカーまたはヘッドフォンの「フォーマット」設定を24ビット(96kHzまたは192kHz)の最大サンプルレートに更新。

WindowsでのHD/Ultra HD対応の機種

Windowsは機器の仕様がメーカーに依存しており、内蔵オーディオプレーヤーとDAC(Digital Analog Conveter)で再生の可否が変わります。PCメーカーのサイト・仕様を確認してみましょう。

AmazonのデバイスでHD/Ultra HD対応の機種

HD再生が可能な端末は、Alexa対応のEcho端末(第2世代以降)、Fire TV、Fireタブレット。Alexa対応のAmazonデバイスにはこちらが一覧となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、Amazonが提供する超高音質音楽サービス「Amazon Music HD」について解説しました。

今なら、通常のAmazon Music Unlimitedプランで利用できますので、すでに利用している方はぜひアップグレードしてみてください。また、まだ音楽サブスクへの登録がなく、今後、高音質の音楽サブスクを検討される方は、今回のAmazon Music HDか、Apple Music(3ヶ月無料)を試してみてください!