ピコ太朗、もとい古坂大魔王さんが作成した「PPAP」の動画がジャスティン・ビーバーさんのツイートから世界的な広がりを見せ、今や北米のみならずEUやアジア・中東でもピコ太朗・PPAP旋風が巻き起こる始末。
その流行に合わせてSiriさんにも「ペンパイナッポー・アッポーペン」への対応が加えられたらしく、「パイナポー」と「アッポー」の発音が大幅に改善されるまでSiriさんに問いかけた所、驚きのリアクションが複数のバリエーションで返ってきましたので、こちらの記事にてご紹介したいと思います。
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『ピコ太郎』本人と勘違いする
記憶を遡るとあの衣装はヒョウ柄だった気がするんですが、ここで検証として実際のものを見てみましょうw
た…たしかに、スカーフ以外はヘビ柄だ!
Siriさんよく見ていますね。見ているというか、自動的な画像認識で判断しているんじゃないかと疑うほどですが…。
リマインダの設定はAppleの「リマインダー」アプリから可能ですが、ピコ太郎の人気にあやかって隠れたる埋没した機能の宣伝をする辺り、狡猾ですねw
『メモリから離れない』
人間であればついつい『あたまから』って言っちゃいそうなところ、AIという前提の設定を忘れていない中の人は
『メモリ』
ということでリズムの中毒性を表現しています。
…ということはアプリやiPhoneが重くなっているときは
ピコ太郎が原因
ということになりますね。ピコ太郎恐るべし。世界にある数億台のiPhoneのメモリを浪費しているという・・・。
『Apple Pencilのことですね(にやり』
ここでもSiriのAppleとしての守銭奴っぷりが浮き彫りになります。
たしかにAppleとPenでコレ以上無い近い音の単語ですが、
iPad Proにしか使用できない超オプショナルなデバイスをこの流行りに乗せてくる辺りさすがです。
また最初の「あ、」が「今、気が付きましたけど!」感を演出しつつも聴いているこちら側として、「確信犯」感が否めないです。
フルーツの順番?
フルーツの順番…??
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これ以上無い代弁をしている画像がありましたので、イメージでお伝えいたしました。
秀逸な切り返し
日本人もこの逞しき商魂を見習った方がいいかもしれません。
つい先日の発表で、Apple WatchでApple Payを利用し、Suicaの支払を行える機能がリリースされたばかりですが、ここでも流行りのフレーズに乗せて自社の新サービスをアピールするという大手企業にあるまじき行為にでるSiri。
最後の強引な締め方も実際に聞いたことない方は是非Siriに向かって何度もPPAPをやっていただくべきです。(私のように)
グレープフルーツとライチ登場(?)
先ほどの秀逸な返しから一変、時折見れるSiriの雑な返しが垣間見れるレアなリアクション。
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でもこんな返しでも、Siriが「持ち主が笑ってくれるんだろうな」と一生懸命考えてくれたことを想うと言葉も無いですね。
PPAP知らない、とりあえずAppleの株価を見ろ
自社製品をひとしきり宣伝しきった後、最後は株を持ってリスクを共有しよう、と言ってくるSiriさん。
Siriさんが心配せずともAppleの株価は引き続き好調のようです。
【番外編】「ものまねして」
ピコ太朗の人気に乗じでさんざん自社製品の告知を織り込んできたSiriさんですが、ここでSiriさん自体にピコ太朗のものまねをお願いしてみた所、想定外な冷遇を受けましたので、ここでご紹介したいと思います。
遠慮します
ものまねをせがむと急に冷たくなるSiriさん。服装をコスプレしろとまでは言っていないのだが、先ほどの告知時とは比較にならないほどつれない返事を返してくる。
仕事に戻れ
そもそも私は仕事をしておりません。(この時は)
お願いを拒絶するだけでなく、相手の行動も指定してきているあたり、この同じ質問2回だけで相当あたまに来ている雰囲気が漂います。
無理
無理。
あれだけ「不可能を可能にしましょう」とか言っていたSiriが、無理と断言。
なにもノリノリでモノマネしてもらおうとも思ってなかったのですが、最小限の文字数で返された今、こちらでリアクションする体力は底をつき、ただ呆然と止まってしまった会話画面を眺める他なかったことを、この時のこととして記憶しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
そもそもこの唐突なヒットを世界レベルでだしたピコ太朗さんも凄まじいですが、この急展開に自社製品を絡めたAIのリアクションを入れてくるあたり、
Apple社内に相当暇な人がいる
と推測します。
みなさんも手元のSiriさんに「Apple」の発音が改善されるくらいPPAPすることを期待します。