本記事は、X(旧Twitter)の「コミュニティ」機能について解説します。
他のSNSでは、同じ趣味・考え方のユーザー同士でつながる「コミュニティ」や「グループ」という機能がありましたが、Xではそれがありませんでした。
今回は、Xが新しくリリースする「コミュニティ」について、その機能や使い方・始め方・運営方法について解説します。
もくじ
X(旧Twitter)の「コミュニティ」とは?
テーマに沿った会話を行う場所
Xの「コミュニティ」はX内では初めて「特定のテーマで会話を行う場所」となります。今までのXでは全てのアカウントが自由につぶやき、アカウント単位でフォローを行うものでとてもオープンなものでした。それゆえに、ユーザー同士のまとまりはなく、「どこかに所属する」という概念はあまりありませんでした。
同じSNSでもFacebookの場合は、趣味・お店・チームなどで様々なコミュニティが存在し、自分が興味を持つコミュニティに所属することによって、ニッチな分野の情報収集を可能にしています。
ただし、コミュニティ内は全オープン。誰でも閲覧可能
Xの当初の仕様では、コミュニティ内で交わされる会話は、コミュニティに所属していないユーザーでも閲覧可能ないわゆる「全オープン」な環境になります。
ただし、コミュニティ所属者がツイートを行う際に、自分のタイムライン宛にツイートを行うか、コミュニティのみにツイートを公開するかを選択することができるようです。
今後の仕様追加として、「参加者のみ閲覧可能」など、様々なステータスが作成されることが予測されます。この際に、Xの非公開アカウントがコミュニティ内でどのような立ち居振る舞いができるのかが注目ですね。
今すぐにコミュニティを利用できる?
今現在は英語圏の一部ユーザーのみその機能が開放されています。
▼ただし、こちらのフォームからアカウントとして応募をすることでテストユーザーになるための申請を行うことも可能です。
ここで申請を行っても必ずしもテストユーザーに選ばれるという保証はありませんが、初回テストに参加したいユーザーは申請を送ってみても良いでしょう。
X「コミュニティ」の使い方
X「コミュニティ」へのアクセス方法
Xのコミュニティはアプリの場合、
▼このように画面下に配置されているタブに新しいアイコンが設置され、そこからコミュニティ機能全般にアクセスできるようになるようです。
▼またPC版Xは、こちらのサイドバーに「コミュニティ」の機能が設置されるようになるとのこと。
X「コミュニティ」の開始方法
Xで「コミュニティ」を始めるにはまず自分が「モデレーター」という「主催者」になる必要があります。
そしてそれらのモデレーターは作成するコミュニティのテーマを選択することになりますが、テストとなる現段階では、「犬」、「天気」、「スニーカー」、「スキンケア」、「占い」といったXで人気の高いテーマのみが選択可能となります。
そしてその後、モデレーターがコミュニティ上のルールを策定し、そのコミュニティメンバーとなる他のユーザーを招待することで、コミュティが拡大していきます。
X「コミュニティ」の運営方法
モデレーターとなったユーザーは、最初に決定したテーマから逸脱しないようにコミュティの運営を行う必要があります。コミュニティないの話題が多く出来上がってきたり、参加ユーザーが多くなってきたりすると、どうしても話が別の方向にそれがちですが、モデレーターはそのあたりを考慮してうまく話題をガイドする必要があります。
また、モデレーターとなる人物はコミュニティを立ち上げた自分のみが行う義務を負うのではなく、他のユーザーにモデレーターを任せることもできるようになります。
X「コミュニティ」への参加方法
すでに立ち上がっているコミュニティに対して、
- それを見つけ出す方法
- 参加する方法
については、今現在開発中で、おそらく検索機能やツイートを解析しての「おすすめ表示」などに出現することが予想されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はXの「コミュニティ」について解説いたしました。
今現在はまだ、一部のユーザーのみ閲覧できる状況ですが、今後この機能がオープンになり誰でもコミュニティを作成できるようになれば、より「同じ趣味・考え方の人」と繋がりやすくなり、交流が生まれることが予想されます。楽しみですね!