この記事は、Threads(スレッズ)の足跡機能について解説します。
インスタグラムのMetaがX(旧Twitter)対抗のSNS、「Threads(スレッズ)」は機能としては ほぼXと変わらない状況ですが、 写真共有アプリのインスタから派生したこともあり、コミュニティとしての治安・ 質がXよりも高い印象を受けます。
今回は、Threads(スレッズ)のプロフィールや投稿を閲覧した際に足跡は残るのか?そのような機能はあるのか?相手方に見たことがバレる機能はあるのか?などについて解説します。
もくじ
Threads(スレッズ)に足跡機能はありません
先に結論からお伝えすると、Threads(スレッズ)に足跡機能は存在しません。
いわゆる足跡機能というのは自分のプロフィール画面を閲覧したユーザーとその時間が確認できる機能を指しますが、今のところ、アプリを利用して閲覧した時・ウェブから閲覧した時、 その両方ともでプロフィールを閲覧した時の記録は、見られたユーザーに伝わることはありません。
ただし、閲覧しているユーザーが投稿した内容に対して、下記でご紹介する いずれかのアクションを行うことによって、相手方に自分の行動が通知されてしまいますので、注意が必要です。
Threads(スレッズ)で閲覧がバレてしまう行動
閲覧しているユーザーに対して 以下の行動を行うと 相手方に通知が行われます。
通知は相手ユーザーの「アクティビティ」タブで確認することができ、 ユーザー名・アイコン・ 何分前にそのアクションが行われたかが通知されます。
フォローをすること
相手をフォローすることでそのアクションが通知されます。
▼アクティビティ 画面において自分のことをフォローしたユーザーのアイコンとユーザー名が表示されます。
投稿に「いいね」すること
相手 ユーザーの投稿にいいねを押すことでも 相手方に通知が飛びます。
▼「いいね」は それぞれの投稿のハートボタンが その役割を担っており、
▼通知を受け取ると、アクティビティ画面にハートのアイコンといいねを押したユーザーの情報が合わせて表示されます。
投稿を「再投稿」すること
▼投稿を再投稿することでも相手に通知が飛びます。
▼再投稿のアイコンは紫のアイコンでこちらもユーザー名・アイコンとともに表示されます。
相手に「メンション」すること
▼自分が投稿しようとしている文章の中に「@」から相手のユーザー名を入れることで、相手に呼びかける「メンション」を行うことができますが、
▼このメンションを行うことでも相手先に通知が飛びます。こちらもアクティビティ画面でメンション内容とともに表示されます。
相手の投稿を「引用」すること
▼自分の投稿の中に相手の投稿を含み持つことができる「引用」も相手に通知が飛びます。
▼引用の場合もそれを行ったユーザー名・アイコンがこのように表示されます。
引用といいねはインスタ側のDMにも影響するので注意
ここで紹介した相手に通知が飛ぶ アクションにおいて「引用」と「いいね」については、 もしインスタグラム 側でアカウントが存在する場合 インスタ アカウント側のダイレクトメッセージにも通知がいく点に注意が必要です。
▼「引用」と「いいね」 を行ったアカウントとのDM画面を開いてみると、このようにThreads(スレッズ)側でのアクションがDMにも影響・通知されていることが分かります。
このようにThreads(スレッズ)のアクションはインスタ側にも影響が及ぶ点を考慮して利用することをおすすめします。
Threads(スレッズ)を見るだけの方法はある?
様々なアクションを行うことによって相手に通知が飛んでしまうThreads(スレッズ)のアプリ利用ですが、現在の段階では、簡単な方法でアカウントを作らず「見るだけ」の閲覧を行うことができます。
ブラウザでThreads(スレッズ)を閲覧する
いくつかの制限が存在しますが 今現在Threads(スレッズ)はブラウザから簡単に閲覧することができます。
▼まず「threads.net」にアクセスし、アドレスバーに「@」に加えて、閲覧したいユーザーのユーザー名を入力します。
▼そうすると、@に続くユーザー名のプロフィールページを簡単に閲覧することができます。
ただし、この画面上で閲覧できる内容は、 一部の投稿のみとなっていますので、そのユーザーのすべての投稿を閲覧したい場合はやはりアプリへのログインが必要になります。
インスタで「見るだけ」アカウントがあれば簡単に移行できて便利
Instagram で見るだけのアカウント(捨て垢)を作成している場合は、簡単にThreads(スレッズ)用の見るだけアカウントとしても利用することができます。
▼Instagram 上のプロフィール画面にある≡からメニューを開くとThreadsというリンクがありますので、こちらをタップすると、
Instagram アカウントから派生したThreads(スレッズ)アカウント が自動的に作成できている状態になります。
つまり Instagram のアカウントがあれば同時にThreads(スレッズ)のアカウントも出来上がっていることになりますので、 最初から Instagramの見るだけアカウント(捨て垢)がある場合には、 この手段で見るだけアカウントを作成してみるのも一つの手段です。
見るだけのアカウントを新規で作成する
Threads(スレッズ)用の見るだけアカウントを作成するためには、インスタグラムでアカウントを作成する必要があります。
というのも、Threads(スレッズ)は、Threads単体用の独立したアカウントを作成することができず、基本的にはインスタグラムのアカウントが必要になります。つまりインスタのアカウントがなければThreadsのアカウントが作れない、ということになります。
▽Instagram で見るだけ アカウントを作成する簡単な方法はこちらの記事を参照してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はThreads(スレッズ)の足あと機能について詳しく解説しました。
現時点をすると機能が実装されていませんが、 閲覧をしている最中、 簡単なアクションやボタンの 押し間違いによって相手方に通知が行ってしまいますので、どうしても自分が見ていることを知られたくない場合は注意が必要ですね。
ただし現時点では、 Web ブラウザで簡単にプロフィール画面を閲覧することができますので、安全な環境で相手方の近況を閲覧したい場合は Web ブラウザを利用するのがおすすめです。