海外旅行のご予定がある方必見です!
皆様は「パケ死」という言葉をご存知でしょうか?
パケ死
パケ死(パケし)とは、携帯電話・PHSの使用の際にパケット通信料が想像以上の高額になり、支払困難または支払不能に陥る様を表現した俗語である。
Wikipediaより引用
スマホの設定を何もいじらないまま海外で日本国内にいるときと同じように使ってしまうと思わぬ高額請求が来てしまうことがあり、注意が必要です。
もちろんスマホを持っていかなければ高額な請求は来ませんが、家族に連絡くらいするでしょうし、
楽しい海外旅行、せっかくだからSNSに投稿してみんなに見てもらいたい!ということもありますよね。
パケ死を回避しながらスマホを賢く活用して旅行を楽しみましょうヽ(´∀`)/
もくじ
お勧めの使い方は…
それは「外出中はデータローミングで最小限の通信を。電話や大容量の通信はなるべく無料Wi-Fiを使う」です!
です!以下で詳しくその方法をご紹介していきます(`・ω・´)
まずローミング設定を行いましょう!
写真、動画を撮影したり機内モードでも使用できるような機能を使う分には問題ありません。電話やメール、LINEそのほか通信を伴う機能が課金されます。
実はスマホというのは自分では通信をしていないつもりでも、バックグラウンドでアプリが自動で通信をしています。
それを防ぐために荷物にスマホをしまっている状態ではスマホの「データローミング」をオフにしましょう。
設定>モバイルデータ通信>ローミングから設定できます
これを行わないと自分ではスマホを使ったつもりがないのに、後で請求書を見てビックリ…なんてことになりかねません。通話もしないし、いちいち設定するのが面倒な場合は「機内モード」でも構いません。
写真や動画の撮影は行えますので、後で家族や友達に送りたいもの、SNSにアップしたいものをバンバン撮り溜めしちゃいましょう!
※データローミングオフと機内モードの違いは、機内モードでは通話はできませんがデータローミングオフでは通話は可能です。
データローミングって?
海外でスマホを使う際多くの場合は現地の提携している通信業者の回線を利用して通信を行います。その回線を利用して通信を行うのがデータローミングと呼ばれています。
国内の3大キャリア(docomo、softbank、au)では特に申し込みを必要とせず、
携帯の設定だけでデータローミングの定額サービスを利用することができます。
簡単に言うと従量課金制(使った分だけ請求)ですが最大額が決まっており、各社どれだけ使っても一日最大¥2,980です。※2015年10月現在
上記のデータローミング設定をオンにした状態=この各社の定額サービスが利用できる状態です。
もちろんこれらの定額サービスを旅行の間フル活用するのも手なのですが…
例えば7泊8日の旅行だとすると毎日バリバリ使ったら¥23,840。
もちろん、「海外でバリバリ使えてこの値段なら安いよ!」という方もいらっしゃるかも知れませんが、\23,000分を現地でのアクティビティに回せたら結構リッチな旅になると思いませんか?
大容量の通信、急ぎでないものはWi-Fiを利用する
大きい駅や、空港、ホテルやカフェなどに設置されている公共Wi-Fiを利用します。(国内でもマクドナルドとスターバックスが有名ですね)
データローミングはオフのまま、Wi-Fiをオンにしましょう。
この時に急ぎではない連絡、SNSへの投稿、パケット量が大きくなりがちな写真や動画のやり取りを行いましょう!
通常スマホを単独で使う場合には3GやLTEなど、自身が契約した回線で通信を行います。公共Wi-Fiではホテルやカフェが設置したインターネット回線にいわば便乗させてもらうようなものなので3GやLTEでの通信にカウントされず、その分が請求されないわけです。
接続パスワードがわからない場合は店員さんや従業員さんに聞いてみましょう。
※公共Wi-Fiですのでネットバンキング、またはクレジットカードの情報入力を伴うような通信などはしないようにしましょう。また、暗号化が行われていないスポットへの接続も控えましょう。
通話はLINEやSkypeを活用する!
上記のWi-Fi環境にある状態でLINEやSkypeなどの無料通話アプリを使用して通話をすれば、かなり節約ができます。
通常の電話では電話回線を利用しますが無料通話アプリの電話はパケット通信によって行われています。公共Wi-Fiに接続した状態であれば、ホテルやカフェの設置したWi-Fiに乗って通話をするので、国内と同じように実質無料で通話が可能なのです!
渡航前に家族や友人に「Wi-Fiスポット見つけてLINEで電話するね!」などと伝えておくとスムーズですよヽ(´∀`)/
外出先でWi-Fiが拾えないけど通話したい!
通話は通常通り行います。
「0」を長押しで「+」が出ます。それに日本の国番号「81」相手先の電話番号の頭の「0」を抜いた番号を付けます。例えば080-△△△△-××××ならば+8180△△△△××××とダイヤルします。
日本にかければ1分数百円とかなり高額な通話量が発生します。国内の通話と違い着信を受ける場合でも料金が発生します。長電話には注意しましょう。
※通話料は各キャリア、国ごとに違いますので、ご確認ください。
外出先でWi-Fiが拾えないけどデータ通信がしたい!
Wi-Fiが入っていない状態でどうしてもデータ通信(メール、インターネット、LINEやSkype)をしたい場合はデータローミングをオンに。
※機内モードを設定した場合は機内モードを解除してください
これが正しく設定できれば最悪、どんなに通信しても一日\2,980の定額が適用されます!
ただし、定額サービスとは言っても\2,980までは従量課金なので、短い文章だけのメールでいきなり一日¥2、980かかるわけではありません。
用が済んだらデータローミングをオフにするか、機内モードに切り替えます。
※但し、データローミング定額サービスには対象エリア・通信事業者がありそれ以外の場所や業者に接続すると最大額のない従量課金が適用され、
高額な請求がくる恐れがありますので渡航前によく確認することをおすすめします
まとめ
必要に応じてこまめに通信方式を切り替えることで、かなりの節約になりますヽ(´∀`)/
私の母が7泊で海外に出かけてきましたが、この方法を駆使していつもとほとんど変わらない請求で済みましたよ~!!スマホの盗難対策、充電器が使用可能かの確認も渡航前に行うようにしましょう!