未(ひつじ)年の場合
最近だと2015年がちょうどひつじ年でした。
そしてその12年前である2003年も当然のごとくひつじ年ですが、実は年賀状の切手デザイン部分にある繋がりがあったのです。
なんと2003年は何かを編んでおり、
12年後の2015年、それがマフラーだった!
と分かる流れに!
今、こうして並べてみると2003年の行動が2015年に繋がっているとわかりますが、2003年時点では、
なぜこの羊が何かを編んでいるのか…?
はわかりませんね。
制作者も、このことに気付く国民がどれほどいるかなどを想像しながら制作されたのではないでしょうか。ロマンですね。
申(さる)年の場合
2004年はひとりで入浴していたおサルさんも12年後には、さぞ大人にでもなったのでしょうか、小猿を連れて入浴している切手に変わっています。
12年間という歳月の中、2004時点の猿もひとりの親になった。そう感じさせる雰囲気を持っていますね。
実際に人間界でもこの12年間に子供を授かり同じような光景に変わっていた人も多いのでは。
酉(とり)年の場合
酉年の場合は、概念が逆行しているような気もしないでもないですねw
2005年では笑顔で「NIPPON」とつぶやいていたニワトリが2017年には
なんと卵に戻っている!?
これはもしかしたら申年と同じ概念で2005年時点では子供だったニワトリも2017年には卵を産めるくらいに成長している、というシナリオかもしれないですね。
おまけ
ここまでの流れをみて
「じゃあ2002年は2014年とつながっていないのか?」
という疑問が湧いてくると思います。僕も湧いてます。
なので調べてみました。
まずこちらが2002年の年賀状
まず午年であることが絵的に理解できます。
▼拡大してみましょう。
なんとなく凛々しそうな馬が描かれていますね。
そして2014年は…
これは馬の蹄鉄のイラストでしょうか。
ということで、どうやら12年越しの連動をしているのは2003年の未年からのようですね。
制作を行っていらっしゃる担当者は12年後+アルファで下記ツイートが流れることを切に願って本企画を実行したのかもしれません。
2017年用年賀はがき(寄附金付)のデザインは「おめでたい卵」で、卵の影はマイクロ文字で「あけましておめでとうございます」と書かれているので、ルーペで見てください。通信面には、卵の黄身をヒヨコに見立てて明るいタッチで描いています。 pic.twitter.com/viuVrBRqzK
— 公益財団法人 日本郵趣協会 (@kitteclub) 2016年8月31日
↑さらにこんな仕込みもあるようなので、購入された後はこちらもチェックしてみると面白いかもですね!